自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

パッとしない私が、「これじゃ終われない」と・・・・・  その5 癒すことと癒されること

2024-04-03 11:38:51 | 生き方
写真は砧緑地野草園のイカリソウ


著者上田紀行教授は1990年の著書「スリランカの悪魔祓い」で
「癒し」という言葉を使い、注目を浴びたそうです。

p.115 「私を癒し、世界を癒す」とは、
   絆を取り戻して世界をもっと生きやすい場所にし、

p.116 傷ついている自分自身も癒してあげようという意味で
   この二つはセットだったのです。


   しかし、それが世の中で独り歩きを始め、
   「世界を癒す」の部分が外され、さらに
   「和足を癒し」の「私」という主体的な部分が切り捨てられ
   単に「癒されたい」という受動的な言葉に変わってしまった

なるほど。
確かに現代は「お手軽な癒し」を求める人が溢れて
いるようです。私自身は肉体的にも精神的にも強靭(?)な
方だと思うので、「癒して欲しい」と思ったことはありません。
気づかなかっただけかもしれませんが (-_-;)

むしろ、手塚治虫的発想で世の中の悪や不条理に対して
怒りや涙を飛び散らしてきた人生でした。
今も、その内容をミュージカルの脚本にして上演しています。

一緒に演じてくれる仲間と、観に来てくれる体操仲間など、
判り合える人たちはごく僅かですから、世界を変える力もなく、
上田教授の講演会では泣き言を言ってしまいました。

言ったお陰で教授の本を何冊か読むことになり、癒されました。
p.119 自分の中から流出するエネルギーによって
   世界も自分自身も変えていこうという発想に意識を
   振り向ければ、エネルギーの流れも変えていけます。

コメント
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