自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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いけないウォーキング  4  運動のタイミング

2021-01-20 05:50:14 | 図書メモ


著者のお勧めは、
p.82 「運動は夕方5時から始めなさい」
   理想的な体温管理は、

p.83 ①平均体温を上げること
   ②起床時よりも就寝時の体温を高めること
   ③1日の体温差をできるだけ大きくすること

p.86 「起床後1時間以内」は人体はカラカラに乾燥状態。
   =血液がドロドロ状態なので、心疾患や脳卒中のリスクが大。
だから「早朝のウォーキングは絶対に止めた方が良い」というのが
著者の主張です。

p.84 夕方の4~6時は人間の体温が一番上がる時間帯。
   夕方の速歩きは筋肉に刺激を与え、血液の巡りを良くし、
   ピークの体温がさらに上がる。
   そのため、最高体温と最低体温の差が広がる。

中之条町での疫学調査の分析の結果、
p.85 就寝時の体温が起床時より0.5℃以上高くなった人は、
   8割以上が不眠を解消でき、よく眠れるようになりました。

この本は全体として、
「群馬県中之条町の65歳以上の全住民、5000人の調査」結果から
引き出された<究極の生活習慣>を紹介しています。
15年間以上にわたるその調査項目は、日ごろの運動の頻度や時間、
生活の自立度、睡眠時間、食生活など、多岐にわたっています。

私のような、運動フリークには当てはまらないこともありますが、
このような「科学的エビデンス」と「分かり易い説明」がある本が
多くの自治体の介護保険関係者や保健師さんたちに読まれ、
住民に広がることを願ってやみません。


コメント
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