自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

どんぶり金魚  2

2020-10-02 06:00:09 | 図書メモ


この本、ただの飼育ハウツーではなく、
生物としての金魚の不思議や健康法が紹介されている点がGood!
たとえば、

P.81 ぶくぶく不要の秘密を探る

   金魚は、食物として取り入れた栄養素を分解し、命を維持する
   ためのエネルギーに変えて、見たり、泳いだり、身体を成長
   させたりするのに使っています。

   酸素は、栄養素からエネルギーを連続的に取り出すために
   使った酵素(還元型チトクロームオキシターゼ)をもう一度
   使えるように元の状態(酸化型)に戻すために使われます。

   酸素不足が起こるとこの働きが停止してしまうため、金魚は
   命を維持するためのエネルギーをつくることができず死んで
   しまいます。

ふむ。人間も食べ物から運動エネルギーをつくるのは同じだし、
酸素(呼吸)が必要なのも同じ。なのに、酵素のことは忘れっぱなし。
金魚にとって必要最小限のものは、人間のモノと同じではないけれど、
生物として生きる営みの類似点や特殊性を学ぶことは楽しいです。

餌の量は必要最低限にしないと、水が腐るし、金魚の内臓も弱る!
現代人の多くは、必要以上に食べ、環境を汚し、健康を害してる!


コメント
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