自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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やわらかおしり のつくりかた  1   磯﨑文雄・著  2018/3

2020-07-18 05:52:07 | 推薦図書
今日から5日間は夫が撮影した「ツミ」の写真です。


著者は医師ではなく、「自身の腰痛をきっかけに
筋膜理論に出逢い、治療師」になったそうです。

著者の主張の骨子は、
P.30 日本人は大臀筋が発達していないため、
   中臀筋がその役割を担い、身体を支えている。
   中臀筋とはおしりの中で2番目に多き筋肉で内部にあります。

   日本人の体では、上半身を支えるときの負担が、
   この中臀筋に大きくかかっているのです。

つまり、人種的骨格・筋肉のつき方の問題で、日本人は西洋人と大きく違う。
だから、日本人特有の問題をカバーするケアをしないまま、西洋式の
トレーニングやストレッチを行っていると、痛い目に合う可能性が大。

P.57 おしりがやわらかいとは、表面の皮膚や脂肪組織がやわらかい
   ということではなく、その下にある筋肉がやわらかいことを意味する。

   (中略)どういう状態かというと、
   使う時に(必要なときに)ギュッと力を入れると鋼鉄のようになり、
   休もうと思ったらふっと力が抜けて、マシュマロのように
   やわらかくなるもの。

P.59 おしりが硬い人は、太腿の筋肉を正常に使えていないため、
   太腿が冷えて脂肪がつきやすくなっています。(冷え体質に)
   
ふむ。「運動の後のストレッチが大事」とは、言われてきましたが、
著者が説くような、中臀筋には特に意識が行っていませんでした。
でも、必要なケアが「テニスボールなどで、自分で出来る」というのは
大きな朗報です。明日は実際のケアをご紹介しましょう。
   
コメント
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