自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ビデオ三昧 中国のスコア戦略 

2019-03-26 10:27:04 | 生き方


先日、味噌玉を捏ねながら眺めたビデオ。
放映のNHKクローズアップ現代2/12放映分です。
この番組は、普通のニュースでは想像できない色々な事象を掘り下げていて、
とても面白いと思います。
以下、NHKのHPからのコピペを混ぜた感想です。

   学歴や職業、購買履歴に交友関係…こうした個人情報をAIが解析、
   点数化し一人ひとりを「格付け」するシステムが世界に広まっている。

   中国では格付けスコアを基準に結婚相手を探す人や、
   家賃が当面無料になる恩恵を受ける人が現れるなど社会の隅々に浸透。
   日本でも、睡眠時間や食生活、読書や散歩の習慣といった多様な個人情報から
   AIが割り出したスコアによって、低金利で融資を受けられる
   新たなサービスが始まり若い利用者が増えている。

  「個人情報格付け社会」の到来で、世界や私たちの暮らしはどう変わるのか迫る。

中国では「ゴマ信用」と呼ばれるシステムにより、今や7億人がこの点数で
格付けされているそうです。進めているのは中国最大のネット通販会社・アリババ
グループ。ジャック・マー会長は、ゴマ信用が社会を根底から変えると断言します。

   アリババ CEO ジャック・マー
   「私たちはシステムを利用する全ての人を、点数で格付けをします。
   将来、女性の母親はこう言うでしょう。
   『うちの娘と付き合いたいなら、君のゴマ信用の点数を見せてごらん』。」

   点数しだいで、利用者はアリババが提携する企業や団体から、
   さまざまなサービスを受けられます。例えば550点以上の人は、
   街なかで携帯の充電が無料。さらに点数が高いと、病院の予約が優先され、
   低い金利でローンが組めるなどの優遇が受けられます。

   一方、アリババは金払いのよい消費者を絞り込み、
   効率的なセールスや取り引きが行えるといいます。

   なぜ中国で、これほど急速にゴマ信用が広まったのか。
   これまで中国では、政府の有力者とのコネが重視され、裏金も横行。
   個人を評価する、より客観的で公平な基準が求められていたと専門家はいいます。

   杭州師範大学 曹明富教授
   「近年、経済が飛躍的に発展した一方で、中国全体で道徳の問題が
   顕著になりました。(AIなどの)技術を使って信用を管理すれば、
   公平になります。新しい技術が私たちに利便性を与えてくれたのです。」

確かに、「中国人は、、」という決めつけはできませんが、
観光地やホテル内(特に食堂)で傍若無人に振る舞う中国人(特に子ども)に
眉をひそめた経験は多々、あります。
「ちょっと前まで、日本人も同じだったのよね」と、自嘲的に言葉を交わしながら
世界中の人々が、お互いを思いやりながら良いコミュニケーションがとれるよう、
マナーの改革が進めば素晴らしいと思います。

私は、この番組はビデオ録画しておいて、興味がある話題の時のみ、見ます。
しっかりしたHPがあるので、見ないでもOKかもしれませんが、
やっぱり映像で見る方が衝撃的です。


コメント
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