自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「腸の力」であなたは変わる  3  じゃあ、どうすれば?

2019-03-22 05:50:30 | 図書メモ




私達にできることが幾つか示唆されています。
P.170 運動によって、腸内細菌叢の適切なバランスがとれる

P.172 抗生物質を多用しない

P.216 砂糖・異性化糖・果糖をとらない

P.224 グルテンを避ける
   P.227 グルテンの「ベトベト」は、栄養素の分解と吸収を阻害する。
   それが食べモノの消化不良に繋がり、免疫系に警鐘を鳴らし、
   やがて小腸の壁を攻撃する結果となる

P.240 肉を食べるか否か?

   P.242 牛でも人間でも、抗生物質を摂取すると、
   マイクロバイオームの多様性と構成がまたたくまに変化する。
   抗生物質が特定の細菌をただちに絶滅させ、他の種類が増殖するからだ。

   そして残念ながら、腸内はバランスを大きく崩し、
   肥満を誘発される細菌で満たされる。

このページにある「ピロリ菌」に関する記述も気になるところです。
何故なら最近、「消化性潰瘍と胃がんのリスクを高める存在」として槍玉に上がっているが、

   そもそも人間の体内に常在する細菌である

しかし、日本の医療機関のHPには下記のような記述が。
   「乳幼児期に何らかのきっかけで口の中から入り、胃炎を起こし、
     潰瘍や胃がんの原因になります。」
こんなことを言われたら、フツーの人は、「じゃあ駆除しなくちゃ!」と思ってしまいます。   

アメリカのブレイザー博士の調査(2011年。対象は退役軍人92人)によると、
   ピロリ菌が発見された人のうち23人に抗生物質を与えたところ、(中略)
   体重が増えた。彼らのBMI値は約5%上昇した。

   P.243 彼らは食欲を刺激するホルモンであるグレリンが、食後に6倍も増加し、
   食べても満腹感が得られず、もっと食べられると感じていたことが判明した。
   グレリンの値が高いと、腹部の脂肪が増えることが分かっている。

   これらすべてを合わせて考えると、
   抗生物質が家畜の成長を促進している(太らせている)

   人間を太らせているのも、
   服用したり、食品として摂取したりした抗生物質なのだ。


P.244 国民の健康維持に使われるべき薬品が、  
   安い食肉を生産するために使われている実態を
   政治家たちは国民に知らせる義務がある

という発言は、アメリカ食品医療薬品局の元長官で、ベストセラー「過食にさようなら」の
著者・デイビッド・ケスラー博士のものだそうです。

はてさて、日本の現状は????
コメント
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