昨日の本の続きです。
この筋肉には特別な思い入れがあるので、別項にします。
P.69 内転筋群は、普段意識しないとまったく使われない筋肉です。
特に姿勢が悪く背中を丸めている方、
ひざの間がだらしなく広がった姿勢でいる方はほとんど
使われていません。
また、高齢になるほど使われない傾向が高まります。
この筋肉が正常に使えているかどうかのチェックは「片足立ち」
P.70 この内転筋こそが、姿勢を保ったり若い脚を保つのに大切な筋肉。
(中略)この内転筋群を上手にゆるめられると、
骨盤周りの血行やリンパの流れが良くなり、
腰痛が劇的に軽くなります。
P.90 足首が固いのは体がうっ血しているから
足首はリンパの反射区(つながりをもった末梢神経)です。
そう、楽健法では、準備運動として、足の裏を2方向から踏み、
次に受け手の両足首に施術者が乗っかって、左右に重心移動。
同じ体格の人なら十分耐えられる重さで、気持ちよくほぐされます。
あれは「体液循環の澱み」を流していたのだ……と、今更ながら
感心しています。
朝のラジオ体操仲間にも、「足首が固くて困ってるんだよ~」
という人が居ます。社交ダンスをやっていても、
足首を柔らかくする準備運動や普段の生活をしていないと
固くなっていくようです。
因みに自力整体では、毎回、足指廻しから始まり、
足首・手首をしっかり広げて循環を図っています。