昨夜のNHK「ガッテン」で面白いことを言っていました。
タイトルは
「ついに発見!老化スイッチ」
宇宙に半年間滞在していると、地上の10倍老化が進むそうです。
骨密度の低下、認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、
循環機能の低下などなど有るそうです。
その理由(最大の原因)は、<無重力>のせいで、
耳の中の<耳石>が、地上のように動かなくなるから、だそうです。
耳石はいわば「重力を感知する装置」で、
耳石からの信号が脳に送られると、体の傾きを知ることが出来ます。
その<耳石が動かない状態>(=宇宙の無重力状態)と同じなのが
<長時間、座りっぱなし>、
以下、「ガッテン」のホームページの転載です。
なんと、1時間座ると22分寿命が縮むという研究結果もあります。
ほかにも、がんのリスクが上がったり、骨密度の低下、代謝異常、
認知機能の低下、循環機能の低下・・・などなど、様々な悪影響が
あることが明らかになってきました。まさに無重力と一緒です。
いったいなぜこのようなことが起こるのでしょうか。
実はこれも耳石に大きな原因があると考えられています。
無重力状態では、耳石は浮かんだような状態で動きません。
一方、座り続けているときも耳石はあまり動きません。
実はこの「耳石が活発に動かないこと」が大問題なのです!
耳石は全身の筋肉や自律神経(内臓や血管をコントロール)と
つながっています。そのため、耳石が活発に働くと、筋肉の活動が
よくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化。
コレステロールや糖の代謝もよくなります。
一方、耳石があまり動かないと・・・全身の筋肉や自律神経の
働きもおとえろえ、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など
様々な悪影響が起こると考えられています。
運動嫌いでもOK!若返りの秘策
NASAの研究によってわかった、若返りの秘策。
それは“30分に1度立ち上がる”だけ。
実は「立ちあがる」という動作は、頭が前後左右上下に動くため、
耳石を効率的に動かすことができるのです。
番組では座り続ける時間が長い方に「30分に1度立ち上がることを
2週間」続けていただきました。
すると、中性脂肪が15%減少・悪玉コレステロールが5%減少、
逆に善玉コレステロールが11%も増加していたことが分かりました。
座っている時間が長い方は、
ぜひ30分に1度は中断して立ちあがってみてください!
私は今年、トム・ラスという人の「座らない!」という本を読んで
<座らない> = <立っている>と考えてしまいました。
そして今の今!も実行していることは、
立ったままPC入力をしていて、「耳石が動いていない!」
あれまぁ! これって間抜けだったのかしらん?
ま、座っているより、動くのが頻繁になって、歩数は増えたし、
別に疲れもしないので、
「今年最大の早とちり・失敗」とは思いたくないです。