自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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耳石の謎

2016-11-17 12:51:20 | 健康法


昨夜のNHK「ガッテン」で面白いことを言っていました。
タイトルは

  「ついに発見!老化スイッチ」

宇宙に半年間滞在していると、地上の10倍老化が進むそうです。
骨密度の低下、認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、
循環機能の低下などなど有るそうです。

その理由(最大の原因)は、<無重力>のせいで、
耳の中の<耳石>が、地上のように動かなくなるから、だそうです。

耳石はいわば「重力を感知する装置」で、
耳石からの信号が脳に送られると、体の傾きを知ることが出来ます。
その<耳石が動かない状態>(=宇宙の無重力状態)と同じなのが

  <長時間、座りっぱなし>、

以下、「ガッテン」のホームページの転載です。

   なんと、1時間座ると22分寿命が縮むという研究結果もあります。
   ほかにも、がんのリスクが上がったり、骨密度の低下、代謝異常、
   認知機能の低下、循環機能の低下・・・などなど、様々な悪影響が
   あることが明らかになってきました。まさに無重力と一緒です。
   いったいなぜこのようなことが起こるのでしょうか。

   実はこれも耳石に大きな原因があると考えられています。
   無重力状態では、耳石は浮かんだような状態で動きません。
   一方、座り続けているときも耳石はあまり動きません。
   実はこの「耳石が活発に動かないこと」が大問題なのです!

   耳石は全身の筋肉や自律神経(内臓や血管をコントロール)と
   つながっています。そのため、耳石が活発に働くと、筋肉の活動が
   よくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化。
   コレステロールや糖の代謝もよくなります。

   一方、耳石があまり動かないと・・・全身の筋肉や自律神経の
   働きもおとえろえ、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など
   様々な悪影響が起こると考えられています。


運動嫌いでもOK!若返りの秘策

   NASAの研究によってわかった、若返りの秘策。
   それは“30分に1度立ち上がる”だけ。
   実は「立ちあがる」という動作は、頭が前後左右上下に動くため、
   耳石を効率的に動かすことができるのです。

   番組では座り続ける時間が長い方に「30分に1度立ち上がることを
   2週間」続けていただきました。
   すると、中性脂肪が15%減少・悪玉コレステロールが5%減少、
   逆に善玉コレステロールが11%も増加していたことが分かりました。

   座っている時間が長い方は、
   ぜひ30分に1度は中断して立ちあがってみてください!


私は今年、トム・ラスという人の「座らない!」という本を読んで
<座らない> = <立っている>と考えてしまいました。

そして今の今!も実行していることは、
立ったままPC入力をしていて、「耳石が動いていない!」
あれまぁ! これって間抜けだったのかしらん?

ま、座っているより、動くのが頻繁になって、歩数は増えたし、
別に疲れもしないので、
「今年最大の早とちり・失敗」とは思いたくないです。

コメント
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