福也(鰻/伊東)
伊豆・伊東の奥野ダムにある鰻屋に訪問。冷川峠へと向かう街道沿いにあるものの、そのシャビーな外観からは通常は全く入店の意欲は湧かない(これまで同店前は何度も車で通過するも、不見識にも全くその存在に気がつかなかった)ものの、ここが鰻の名店と聞けば外観のシャビーさ等関係ないが、その噂たるや真実。今は亡き(クイズダービーで御馴染みの)”はらたいら”ご推奨の店とのこと。メニューはシンプルで数品しかなく、お値段もそこそこなるも、鰻屋にしてはそれほど待たずに供されたそれは非常なる美味。基本的には添付されている伊豆産と思しき山葵をつけて食するが、山葵の常として、脂モノに対してはかなりその効果が減殺されるものの、その具合がまたよろしく、白焼き+山葵という組み合わせはこれまであったものの、蒲焼+山葵もかなりイケることが判明。山椒であれば、中華で使用される花椒でなくともかなり口内にシビれ感が残るが、山葵ではそれがなく、口がシビれることによる味覚不通なるものがなく、充分に味を堪能できるか(ちなみに、同店には山椒は置いておらず、どうしてもというお客には"持参せよ"という徹底振り)。タレはかなり濃く、色も黒に近いが、それほどクドくなく、微妙なる按配であることに加え、何といってもその鰻の身がかなり分厚く、しかもフカフカな状態であり、サイズ"小"であっても十分なる満足感を覚えるのは、その「最高級品しか使用しない」というコダワリの故か。キモ焼き(黄身と山葵にて食する)もオーダーするが、一人前が2本であり、シェアした方がよろしいくらいの量で、かなり良心的。接客対応もよろしく、味は外見では分からないという稀有の絶好例と思料。なお、クドいようだが、サイズを問われた場合は見栄を張らずに"小"にて充分(同席した他の男性客は小を"大盛りでないやつ"と表現していた→そのくらい大きい)。
伊豆・伊東の奥野ダムにある鰻屋に訪問。冷川峠へと向かう街道沿いにあるものの、そのシャビーな外観からは通常は全く入店の意欲は湧かない(これまで同店前は何度も車で通過するも、不見識にも全くその存在に気がつかなかった)ものの、ここが鰻の名店と聞けば外観のシャビーさ等関係ないが、その噂たるや真実。今は亡き(クイズダービーで御馴染みの)”はらたいら”ご推奨の店とのこと。メニューはシンプルで数品しかなく、お値段もそこそこなるも、鰻屋にしてはそれほど待たずに供されたそれは非常なる美味。基本的には添付されている伊豆産と思しき山葵をつけて食するが、山葵の常として、脂モノに対してはかなりその効果が減殺されるものの、その具合がまたよろしく、白焼き+山葵という組み合わせはこれまであったものの、蒲焼+山葵もかなりイケることが判明。山椒であれば、中華で使用される花椒でなくともかなり口内にシビれ感が残るが、山葵ではそれがなく、口がシビれることによる味覚不通なるものがなく、充分に味を堪能できるか(ちなみに、同店には山椒は置いておらず、どうしてもというお客には"持参せよ"という徹底振り)。タレはかなり濃く、色も黒に近いが、それほどクドくなく、微妙なる按配であることに加え、何といってもその鰻の身がかなり分厚く、しかもフカフカな状態であり、サイズ"小"であっても十分なる満足感を覚えるのは、その「最高級品しか使用しない」というコダワリの故か。キモ焼き(黄身と山葵にて食する)もオーダーするが、一人前が2本であり、シェアした方がよろしいくらいの量で、かなり良心的。接客対応もよろしく、味は外見では分からないという稀有の絶好例と思料。なお、クドいようだが、サイズを問われた場合は見栄を張らずに"小"にて充分(同席した他の男性客は小を"大盛りでないやつ"と表現していた→そのくらい大きい)。