【新祖谷温泉(徳島)】
祖谷と書いて"いや"と読むが、徳島県の温泉。温泉マップ等を見ても、四国は基本的に温泉空白地帯であり、松山の道後が有名な程度で、それ以外にあまり聞かないが、道後のそれは塩素殺菌処理されているということで、ほぼ温泉とは名ばかりの"銭湯"に近いものと思われるが、ここは徳島の山中であり、高知にも近く、まさに四国山地にある温泉。"新"があるくらいだから、勿論、祖谷温泉もあるのだが、ここの特徴は湯というより、「温泉までの経路」。祖谷温泉では同旅館(一軒宿)敷地内にケーブルカーがあって、これを使って谷底まで下って温泉に入るのであるが、それも結構本格的なもので、確かに"なんちゃってケーブルカー"ではなく、ケーブルカーでないと下るのも困難だし、まして登りは・・・というもの。これに対抗してか、新祖谷温泉では、温泉が山の上にあって、入りに行く時に登るという、まさに逆になって対向しているが、ケーブルカーでみれば(旧)祖谷温泉に軍配か。泉質は無色透明で無臭ながら、露天は四国山地を目前として特に見晴らしがグー。なお、近くに、日本三大奇橋の"かずら橋"があり、実際に渡ることが出来るが、これは恐怖!かずら橋とは木の太い蔓(つる)で吊った橋ながら、足元は15センチ程度の幅の板と同程度の"空間"で構成されており、その空間からは10メートル程度下の川がモロに見えて、はっきり言って高所恐怖症気味な当方ではかなり渡るのに困難を要し、ここ最近ではもっとも恐怖を感じた出来事だったか。
祖谷と書いて"いや"と読むが、徳島県の温泉。温泉マップ等を見ても、四国は基本的に温泉空白地帯であり、松山の道後が有名な程度で、それ以外にあまり聞かないが、道後のそれは塩素殺菌処理されているということで、ほぼ温泉とは名ばかりの"銭湯"に近いものと思われるが、ここは徳島の山中であり、高知にも近く、まさに四国山地にある温泉。"新"があるくらいだから、勿論、祖谷温泉もあるのだが、ここの特徴は湯というより、「温泉までの経路」。祖谷温泉では同旅館(一軒宿)敷地内にケーブルカーがあって、これを使って谷底まで下って温泉に入るのであるが、それも結構本格的なもので、確かに"なんちゃってケーブルカー"ではなく、ケーブルカーでないと下るのも困難だし、まして登りは・・・というもの。これに対抗してか、新祖谷温泉では、温泉が山の上にあって、入りに行く時に登るという、まさに逆になって対向しているが、ケーブルカーでみれば(旧)祖谷温泉に軍配か。泉質は無色透明で無臭ながら、露天は四国山地を目前として特に見晴らしがグー。なお、近くに、日本三大奇橋の"かずら橋"があり、実際に渡ることが出来るが、これは恐怖!かずら橋とは木の太い蔓(つる)で吊った橋ながら、足元は15センチ程度の幅の板と同程度の"空間"で構成されており、その空間からは10メートル程度下の川がモロに見えて、はっきり言って高所恐怖症気味な当方ではかなり渡るのに困難を要し、ここ最近ではもっとも恐怖を感じた出来事だったか。