こうじ神父今週の説教

日曜日の福音メッセージをお届けします。

復活節第4主日(ヨハネ10:11-18)羊飼いイエスはすべての羊のために命を置く方

2024-04-20 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
2024/4/21(No.1293)
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復活節第4主日(ヨハネ10:11-18)
羊飼いイエスはすべての羊のために命を置く方
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新しく迎えた助祭様、よくやってくれています。ミサの中で、「お互いに平和のあいさつを交わしましょう」それと「感謝の祭儀を終わります。行きましょう、主の平和のうちに」を聞くと、私にもこんな時代があったのだなぁと身が引き締まります。頑張りすぎて、疲れてしまわないか心配です。

金曜日でしたが、小学校の遠足と思われる長い行列を見ました。先生方が一定の間隔で導いていました。先頭の列は上級生なのか、ほとんど先生の手を借りずに颯爽と歩いています。後ろの方になるにつれて、小さなお友だちが、先生の手厚いサポートで遅れないように歩いていました。

しかし、一団についていけない子供たちもいました。ある子供は上級生が手を握ってくれていました。ある子供は、先生が一人つきっきりで歩き、その子を励まし続けていました。どの子供たちも、目的地まで無事に着いてくれよと、願わずにはいられませんでした。

福音朗読を読み返しましょう。イエスはご自分を「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」(10・11)また、「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている」(10・14)と仰っています。

この羊は黙っていてもついてくる。この羊は時々迷うので時々声を掛ける。この羊はつきっきりでお世話をしなければ、見失い、命を落とす。どの羊のこともよく知っています。羊も、羊飼いに全面的に信頼しています。イエスと、御父からイエスに託された人々との間には、深い信頼関係があります。

羊飼いであるイエスは、羊の囲いに入っていない羊も含めて、すべての羊を導こうとします。手のかからない相手も、つきっきりでいなければならない者も、命を捨てる必要がある者も、どんな相手もかけがえがないのです。

どんな人間も、イエスにとってはかけがえがない。それは、自分の力では正しく生きることのできない人間に対する神の愛が、常に無償だからです。どんなに手のかかる人も、反対に手のかからない人も、あふれるほどの愛で愛されています。その証拠が、「良い羊飼いは羊のために命を捨てる」ということです。

日本語訳の「命を捨てる」という部分は、ギリシャ語聖書にそって訳せば「命を置く」となるそうです。すると10章18節「わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる」は、「わたしは命を置くこともでき、それを再び受けることもできる」となります。命を置くことができる方は、神であるイエス・キリストお一人だけです。

良い羊飼いであるイエスは、時に、見守るだけでよい私のために命を置いてくださいます。時に、九十九匹を野原に残してでも、私のために命を置いてくださいます。ご自分の羊のためなら、どんなことでもする。それが羊飼いイエスであり、信徒・奉献生活者・聖職者の模範なのです。信頼をもって、ついていくことにしましょう。

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‥次の説教は‥‥
復活節第5主日(ヨハネ15:1-8)
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ちょっとひとやすみ
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▼昨年度は朝一番でウォーキングに出ていたが、考えるところがあり、夕食後に小一時間ウォーキングをすることにした。助任も助祭も了承してくれた。何かあったらすぐに戻って対処する。
▼ウォーキング前にお湯をためて出発。県道・国道だけでなく、「この先はどうなっているのだ?」という細道を歩くことにしている。「あー、こうなっているのか。」そういう発見を楽しみにして。

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今週の1枚
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第900回目。結婚式が行われた。もし可能なら、結婚式の様子を。

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† 神に感謝 †
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