こうじ神父今週の説教

日曜日の福音メッセージをお届けします。

待降節第1主日(マルコ13:33-37)救い主を待ち望む心を呼び覚ます

2014-11-30 | Weblog
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(参考)実際の声を確かめながら読みたい方はこちらをクリック
↓↓説教者の意図が、より自然に伝わます。↓↓
http://hanashi-no-mori.news-site.net/voice/141130.mp3

(音声ファイルは、MP3形式です。)
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こうじ神父
「今週の説教」
14/11/30(No.739)
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待降節第1主日
(マルコ13:33-37)
救い主を待ち望む心を呼び覚ます
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待降節、新しい典礼暦年が始まりました。「救い主を待ち望む心」を呼び覚ましましょう。「目を覚ましていなさい」という主の呼びかけに答えて、去年の待降節と何か違う心構えを準備できるようにしましょう。

この前調子に乗っていっぱい根魚を釣り上げましたという話を入れようと思っていたら、福見教会出身の岩本繁幸神父さまから24日のクリスマスイブから25日クリスマス当日にお休みを取って帰省しますと電話がかかってきました。

ミサの時間は何時ですかと言われたので、思い切って24日福見の夜7時のミサと、25日朝9時の高井旅のミサをしてくれとお願いしましたら、いいですよとすぐ承諾してくれました。そういうわけで、福見と高井旅のミサは岩本神父さまがささげてくださいます。

今、岩本神父さまは教区会計という重い務めを果たしながら、カトリックセンターで日々人間関係に苦労しているだろうなぁと思っています。ですから、今回は巡回教会の皆さんとミサをささげて大いに慰められるに違いないと思っています。

わたしたちはどうかすると、クリスマスも毎年のこととしてその年その年のクリスマスの違いを意識しないで迎えることがあり得ます。けれども各自よく考えると、毎年何かしらの違う環境の中で待降節を過ごし、クリスマスを迎えるのではないでしょうか。

たとえば、子供たちがいる家庭であれば、子供たちの成長に応じて、去年と今年では違った待降節、違った降誕節を迎えているはずです。上の学校に行くことになり、県内県外に子供が出ることになれば、家族みんなで迎えられるのは今年までかもしれません。就職していよいよ離れた場所で住み始めるとなればなおさらです。家から離れる子供たちも、今までとは違った環境で待降節・降誕節を迎えることになります。

ある人は結婚し、新しい家庭の中で今までと違った待降節を過ごし、クリスマスを迎えます。子供に恵まれれば、今まで存在しなかった全く新しい命と、この季節を迎えるわけです。赤ちゃんの声がする環境で迎えるクリスマスは、聖家族の雰囲気を味わえる特別な時期です。

ある人は家族を見取る時期が来ています。今年の待降節とクリスマスは、来年は見取っている家族がこの世を旅立ち、一緒に祝うことはできないかもしれません。すると今年の待降節とクリスマスは特別なものになります。一日一日、大切に過ごしたいと思える日々になるでしょう。

中田神父は「浜串小教区の皆さんと過ごす5回目の待降節だなぁ」と思っています。やはり5回目ともなると、この先そう長くは皆さんとこの季節を過ごせないだろうなぁと思うわけです。司祭は常に異動が付きまといますから、今年も浜串小教区の皆さんとこの時期を迎え、クリスマスを迎えられたなぁと感謝するのです。本当にありがたいことです。

何らかの、目の付けどころを持って、これからの待降節を過ごしてほしいと思います。準備したり待ったりという営みは、ついつい単調なものになりがちです。環境の違いがあるかもしれないし、心境の違いがあるかもしれません。立場の違いもあるだろうし、楽しみの度合いも、緊張の度合いも毎年違う人がいるはずです。

そうした違いを見つけて心に留め、待降節を実りあるものとしていきましょう。今週選ばれた福音朗読には、「目を覚ましていなさい」という呼びかけが繰り返されています。朗読では主人の帰りを、目を覚まして待っているようにということですが、わたしたちは救い主の到来を、目を覚まして待ちます。

神の御子イエス・キリストの到来が、待降節を心して過ごす唯一の理由です。イエスはわたしたちを救いへと引き上げてくださる唯一の希望です。イエス・キリストが与えられるという喜びには何物も代えられない。かたい希望のうちに、これからの待降節を過ごすことにいたしましょう。

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‥次の説教は‥‥
待降節第2主日
(マルコ1:1-8)
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ちょっとひとやすみ
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▼嫌な予感が的中した。毎年年賀状を用意する(手書きではなく、印刷)ころになると、プリンターが働きたくないと言って駄々をこねる。今使っているプリンターは2009年9月に購入したものだが、5年経ちましたと言わんばかりに「エラーが発生しました。操作説明書をご確認ください」とメッセージが出たっきり言うことを聞かなくなった。
▼使用しているのはキャノンのプリンター。6c10というエラーメッセージだったのだが、ネットで調べると有名なエラーメッセージのようで、ていねいに「これを試してみてください」という書き込みがいくつも見つかった。だがうまくいかない。修理に出したいのだが、年賀状の印刷ができなくなる。
▼仕方なく、年賀状の印刷のためにはキャノンのプリンターを新調し、故障のプリンターは修理に出して再就職先を考えることにしようと思っている。再就職は、たとえば巡回教会の司祭館に置いて簡易コピー機として使用するとか、その程度だろうか。
▼浜串教会には事務用のコピー機がある。しかしこれは年賀状印刷には向かない。これまで何回もだましだまし使用してみたが、インクが乗らない。インクが乗らない印刷をしてしまうと、今度はコピー機内部にインクのカスが残る。これがまた面倒を起こす。リース料も半端ないのだが、コピー用紙以外にはきれいにインクが乗らないのは困りものだ。
▼カラーコピー機の利用方法はさまざまあるのだが、今回こちらでお世話になっているコピー機のメーカーは、内心失敗だったと思っている。年賀状印刷のことを前もって話して、それが無理なら断ると、それくらいの態度で臨むべきだった。次に転勤した時は、今回のことを教訓にしたいと思う。
▼年賀状の印刷レイアウトは1種類は用意できた。だいたいいつも2種類用意する。1種類は大人に送るレイアウト、1種類は子供が単独で送ってきたときのレイアウトである。まれに親から言われた子供なのか、年賀状を書いてくるときがあり、大人用のレイアウトではつまらない時があるので、使い分けているわけだ。
▼今年は、ひょっとしたら早めに年賀状を投函できるかもしれない。何が幸いしてこういうことになったのか分からないが、いつもだったら忙しくて正月三日間で急いで返事を書いているところだが、去年までと生活のパターンが変わったのかもしれない。そう思って考えてみれば、今年はいろんなことに手を出さず、本当に必要なことしかしなくなっているような気もする。いや、それすらしていないから時間があるのかもしれないが。

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今週の1枚
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第346回目。初めて福見教会の人たちにお魚を配った。ハタ系の魚が多かった。

ホームページもご覧ください。
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