赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

蘇州刺繍に感嘆! 9

2006年06月07日 09時48分27秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 9
刺繍研究所でその見事さに驚嘆!

蘇州と言えば水郷と刺繍だが、水郷を見た後蘇州刺繍のことなら
ここを見るべきだという 蘇州研究所を尋ねた。
世界遺産に登録されている庭園の1画に設けられていた。
入場無料だが黒いスーツに身を包んだ男性職員が丁寧に説明してくれる。

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刺し子さんをこの先生は・・・と先生先生と呼んでいたが作品を見て
これは確かに先生にふさわしい呼び名だと納得した。
ダイアナ妃の作品を見せられたとき・・・なんだ立派な額縁に入っている写真か?
今のカメラならこれぐらい僕でも撮れるじゃないかな!と思っていたら・・・
刺繍だと言う。 驚いてよく見る 凄い 凄い 刺繍なんだ!

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白い猫の刺繍作品を見る。
猫が今にも私に擦り寄ってくるような躍動感が感じられる。
人物刺繍・風景刺繍・動物刺繍・草花刺繍どれもこれも写真か絵画を
画廊で見ているような気分になった。



30センチ四方を仕上げるのに数ヶ月も要するとのこと。
大作には数年をかけることもあるそうです。

半田市などの山車に使われている水引、横幕などの刺繍が昨今中国で造られて
いたと聞いていたが、この技なら山車の刺繍などお茶の子さいさいだよね。
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*中国四大刺繍に数えられる蘇州刺繍は、三国時代に端を発し、
明代にはすでに刺繍研究所が設けられ
1949年の新中国(中華人民共和国)成立後
新たな技法の研究に取り組み現在ではその技法は以前の10種類程度から
40種以上にもなっているそうです。