10.湯布院温泉を散策する
やわらかい朝の陽ざしに浮かび上がる由布岳を望みながら湯布院を散策する。
辻馬車が2台連なって、ポッコポッコと大きな音を鳴らして歩いてくる。
人力車もお客さんを乗せて観光中のようだ。
まずは湯布院のシンボル金鱗湖で記念撮影をする。
湖底から温泉が湧き、冬でも水温が高く魚たちも寒さ知らずらしい。
魚のウロコが光に反射して水面が金色に輝いて見えたことから、金鱗湖と名付けられたそうだ。
5年ほど前に来たときにはなかったが、さまざまなショップが連なる
「湯の坪街道」を歩いてみる。
ガイドさんが推奨していたドラプリン(どら焼きの中身がプリン)を購入する。
皮膚の老皮を食べてくれるドクターフィッシュの店、かりんとうや豆腐プリンなどを
商う店などが軒を並べていた。
レトロな温泉街というよりは、都会のハイセンスなショップが多いですね。
ショップの脇を流れる小川には魚が群れ、梅花藻が茂り小さな蕾を付けているようでもあった。
湯布院は、全国第3位の湧出量を誇るとともに、和風の面影を残しながら先をゆく
先進温泉地の地位を確保しているようだ。