赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

上海雑技団を見る 5

2006年06月03日 15時36分17秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 5
上海雑技団に驚きと感動!

上海に来たら1度は見るべし、いや100回見ても飽きないといわれる上海雑技団が公演されている
【雲峰劇院】には19:30の開演時間ぎりぎりに到着した。
案内された席は前から2列目のど真ん中だ!ここの入場料はA280元、B200元、C150元、だが
我々は日本円で4000円支払った。
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席に着くや否や、スポットライトを浴びて純白のドレスをまとった美女が、
中国語と英語で挨拶と雑技団の紹介をしたようだ。????
団員が煙幕や照明に照らされながら機敏に、会場へアッピールする。
そして、いよいよ開始です。

万里の長城の写真をバックに、男性よる『竹登り』が繰り広げられた。
まるで猿人のようだ。昔の兵士の衣装だろうが厳しさより可愛さを感じる。
次は、女性団員による『柔軟術』 
火の付いたロウソク台を手や足、口にくわえながらの柔軟術で満場の拍手を得ながら
続いて『皿回し』これは、びっくりです!皿を回しながら、回している女性の頭の上を
歩くんですから・・・
4つ目が男性による陶器の瓶によるハンドリング、女性の椅子を高く積み上げる技
そして男性による帽子の早業・・・・順番が分らなくなってきたが男性のリングくぐり、
女性のフラフープ?
親子に見せかけた小学生ぐらいの男の子の絶妙の演技と軽業などが続き、女性団員ばかりの
自転車ショーが始まった。
最後は1台の自転車に14人が鈴なりに乗って舞台を周回した。
全部で19演目らしいがここのオオトリは「バイクの曲芸』だ、
昔木下サーカスでも見たことがある あの鉄籠のなかでオートバイが回転する技だ。確かサーカスの
オートバイは2台だったと思うが・・・・
ここは違う!
最初1台で周回し始めて、2台目が中に入って回りだす、そして3台も登場して
縦横に形を変えながらこまのように廻る。ピピ-ピピ-と言う長い警笛で連絡を取っているのだろう
が、会場はもうハラハラ・・・ 拍手の嵐だ!
そして考えられないような4台目・5台目が入場して・・・・
オートバイの爆音の中に、ピピ-ピピ-ピピ-ピピ-と指令を出すように隊形をとる。
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圧巻は上下に交差する隊形には驚きと緊張、会場は拍手の大嵐。

鉄籠から出てきた5人は20歳近辺の少し小柄の若者ばかり、一人ひとり自慢そうに
会場に拳を掲げて・・・雑技団公演はフィナーレを迎えた。

神業的なことばかりだが、輪くぐり、帽子わざなどで3回ほど失敗があったが、これがまた
この技の難しさを感じさせて感嘆した。
1時間30分の間 「息つく暇もない」という言葉がピッタリの演出公演に堪能して上海の
夜を閉じる。

【場所】北京西路1700号  【TEL】021-62565288
【チケット】280、200、150元  【開演時間】19:30~