お引越し先でテレビが映らないとのご連絡を頂き、修理にお伺いしてきました。
ホームページからのご依頼有り難うございます。
築浅の物件とお聞きしていたので、アンテナ本体には問題ないだろうと予想していました。
受信障害の可能性もありますが・・・お聞きしたご住所の近くに先日お伺いしましたので、おそらく受信障害ではないだろうと。
ご挨拶のあとテレビ端子で現状を確認したところ、原因はすぐに分かりました。
屋根上に上がってアンテナ直下での受信状態を確認してから、直し方を決めてみたいと思います。
アンテナ本体の傷みは少ないです。
支線の金属疲労までは判別できませんが、腐食などはまだ心配ないレベルのようです。
アンテナ直下でのレベルを確認すると、こちらの端子数から判断するとブースターは要らないでしょう。
支線は少しだけ緩い印象でしたが、リングを使っていないので張り足しはできないですね。
ひどく緩んでいる訳ではないので、アンテナ本体には手を入れないことにします。
同軸はグレーのはずですが、劣化によってだいぶ白っぽくなっています。。。
ちょっと怪しいところを発見。
ビニテを丁寧に剥がしてみると・・・
やはりジョイントしていました。
ジョイントと防水処理をやり直しておかないと、いずれここが原因での受信不調に陥りそうです。
単純に映るようにすればいいのなら、ブースター電源を取り付ければOKでしたが、その他に直したいところもあるので
ブースターを外すほうが良さそうです。
修理の内容と金額をお伝えして、ご納得いただけましたので作業を始めます。
まずはジョイントをしなおしします。
タイプの違う自己融着テープを2種類使って、完璧に近い防水を目指します。。。
同軸は交換するほどの劣化では無かったので、交換せずにビニテを巻いて劣化の進行を遅らせました。
屋根上の作業を終えてテレビ端子で確認。
これだけ入力していれば問題ありませんね。
これでご新居でのテレビライフをお楽しみいただけるようになりました。
ご依頼有り難うございました。