再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(1160)

2011-11-24 23:53:50 | Weblog
 11月27日の大阪府知事と大阪市長選のダブル選挙で、有権者の反応はまずまずだが、市長には橋下徹前大阪府知事が一歩リード、知事には松井一郎氏がやや優先という。

 今回は、大阪府と大阪市の将来を担う選挙であり、有権者は投票することが重要だ。大阪都構想をはじめ、いろいろな諸問題があるが、一番重要なことは、府民、市民が安心して生活できる社会を構築することである。しかし、現実は厳しく、大阪市では生活保護受給者が全国一である。府民・市民の幸福度は低い。

 知事・市長となる人は、大きな権力を持ち、統治するわけだが、原点である、府民・市民のために「働く」ことだ。自分の欲望は抑え、人々のために働く気持ちを強く持ち、実践することだ。それがないならば、当選してもすぐに辞めるべき。

 権力を持つ快感に埋もれてしまっては困る。今の政治屋は大半そうだが、少なくとも、大阪知事・市長は、庶民のために働いてもらいたい。

 

再開 私の色(1159)

2011-11-24 10:06:52 | Weblog
 11月22日、大王製紙の前会長が会社法違反(特別背任)容疑で、東京地検特捜部に逮捕された。井川意高(もとたか)前会長(47)は、連結子会社7社から約106億円余を借り入れ、海外のカジノなどのギャンブルに使ったというものだ。

 創業者の孫として、社長や会長としても就いたが、いずれも退任している。連結子会社は、前会長からの金の要求を拒むことができなかった。創業者の会社を私物化していたということだ。

 会社はだれのものか。株主、従業員、そして社会のものであろう。それらを無視し、個人の欲望のまま会社を動かした罪は重い。

 大王製紙は、過去にもトラブルがあった。工場ばい煙の測定値のデータ改ざん、コピー用紙などの古紙配合率を偽装など。

 そういう体質の会社は日本には多く、あきれるが、創業者一族が会社を支配していくのは時代遅れであり、実力のある人が代表となるべきだ。今回の事件で、大王製紙の従業員はどのような気持ちであろうか。