再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(5147)

2022-09-17 20:50:40 | Weblog
 北朝鮮による日本人の拉致問題は、現在閉塞感の状況だ。進展がない。

 日本政府は口だけで、具体的なモノがない。拉致された家族は動きのない政府に対して失望しており、家族の高齢化で亡くなってしまうケースも出ている。

 1977年11月新潟県市内で当時13歳の横田めぐみさんが失踪した。失踪した日本人は10人以上だ。横田さんの両親の記者会見などを私は注意して見てきたが、心が痛む。めぐみさんの父の滋さんは亡くなった。無念であったと思われる。

 問題の北朝鮮側は、拉致問題は解決済み、と勝手なことを言っている。

 2002年当時の首相、小泉純一郎さんが北朝鮮を訪問し、北側は拉致を認め謝罪した。04年5月~7月には拉致された8人が帰国した。(横田めぐみさんは帰国していない)

 めぐみさんの母、早紀江さんは、現在も必死に政府が北朝鮮に積極的に働きかけることを訴えている。

 私の考えでは、日本政府の対応のまずさで、このまま何も進展することなく拉致問題が終結する可能性が高い。例えば、岸田文雄首相自身が、北朝鮮に行き、話しあい、解決させるぞ、という強い意志がなければ拉致問題は解決しないと思う。