再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(4613)

2021-04-23 20:10:11 | Weblog
 今日(2021年4月23日)は2つのことを記しておきたい。

 1)書店で、矢口敦子著の『赦し』を手にとって、元医者の日雇い労働者が主人公で、また著者が幼少の時病気で学校に行けなかったとあり、興味が出て読んでみた。

 本はミステリーで、登場人物、粗筋などもおもしろく、ぐいぐいと読まされていった。物語りの構想、流れなど、うーむとうなった。読んでいて、どんどん先を読みたくなった。人物の心理描写もなるほど、と思った。

 今、著者の代表作といわれる『償い』を読み始めた。今後もしばらく彼女の本を読んでみよう。

 2)米国で銃による悲劇が多い。家の本を探していたら、米国社会の銃についての記述がある本を見つけた。

 『誰も書かなかったアメリカ』著デビット・クン。(購入1976年1月)

 その本には「国民が自己防衛のために武器を持つことを憲法で認めている」とある。ピストル所持は個人の権利の一つだ。そして銃はスーパーマーケットでも販売されている。(現在は不明だが)

 銃の所有が認められ、正当防衛として銃を実際使う。正当防衛を自分なりに解釈する者が出てもおかしくない。ただ、最近の米国で起きている乱射で多数の人たちが亡くなるのは異常である。やはり、銃規制が必要ではないか。そうなると憲法をかえなくてはならない。銃のない社会が理想だが、どうであろうか。これ以上、銃による殺害が増えないことを祈りたい。