弟はガーデニングに凝っている。大先輩である母に聞いては せっせと庭の手入れに余念がない。
わたしが興味を示さない代わりに 弟がしているといったところか。母にとっては力強い助っ人でもある。
前々から思っていたが、彼の寄せ植えを見ると、なかなかセンスがいい。咲いた花をときどき持ってきてガラスの容器に指したりしているが 葉っぱの使い方といい とても上手いなぁと思う。まぁ家族びいきという点もあるだろうけどね。
先日作った石畳のかご スムースピンクとマロングラッセの組み合わせ。母に何かに使ってみて と置いてきた。
昨日 ふと玄関を見たら、カランコエの黄色と赤とピンクがとてもうまい具合にかごに納まっていた。母に
「これ すごくいいじゃない?」と言ったら
「いいべ。○○がやったんだ。」と答えた。
「ちょっと ○○、アレンジメントを習ったら?なかなかいいセンスしていると思うよ。」と花瓶に挿しているバラや緑の葉っぱを見て 話した。
「受講料 払ってくれるんだったら なんでもやるよ。」と弟が笑っていった。
なんでも ハローワークに行っても 30代ぐらいの人が最近多くなって弟みたいな中年には 仕事もないらしい。病院通いもしているし、難しい。
これから先のことを考えると、お先真っ暗といった気持ちになるだろうが、それでも以前に比べて 物事をマイナスに考えまいとしている態度が見えて 少しほっとする。母とふたりでときどき弟のことを話すが、退院した当時に比べると、前向きだよね?と確認しあっている。あの頃は「もしかして、自殺するんじゃないか・・・」という思いが頭の隅にあって、朝 母のところに食事に来ないと心配になったものだった。絶望という言葉が 彼のなかを渦巻いていた時期でもあった。もちろん 今だって 大変だ。前より大変かもしれない。それでも 彼の意識が後ろへ後ろへと向いていたあの頃に比べたら、生きる力がある今のほうがずっといい。
人は自分の意識で変わるものがある。決して人生をあきらめない。その気持ちがあれば、自分の人生は自分で作っていける。これからも母とふたり 弟を励ましながら 彼が自分の良さを生かしていけるよう見守っていきたいと思う。
わたしが興味を示さない代わりに 弟がしているといったところか。母にとっては力強い助っ人でもある。
前々から思っていたが、彼の寄せ植えを見ると、なかなかセンスがいい。咲いた花をときどき持ってきてガラスの容器に指したりしているが 葉っぱの使い方といい とても上手いなぁと思う。まぁ家族びいきという点もあるだろうけどね。
先日作った石畳のかご スムースピンクとマロングラッセの組み合わせ。母に何かに使ってみて と置いてきた。
昨日 ふと玄関を見たら、カランコエの黄色と赤とピンクがとてもうまい具合にかごに納まっていた。母に
「これ すごくいいじゃない?」と言ったら
「いいべ。○○がやったんだ。」と答えた。
「ちょっと ○○、アレンジメントを習ったら?なかなかいいセンスしていると思うよ。」と花瓶に挿しているバラや緑の葉っぱを見て 話した。
「受講料 払ってくれるんだったら なんでもやるよ。」と弟が笑っていった。
なんでも ハローワークに行っても 30代ぐらいの人が最近多くなって弟みたいな中年には 仕事もないらしい。病院通いもしているし、難しい。
これから先のことを考えると、お先真っ暗といった気持ちになるだろうが、それでも以前に比べて 物事をマイナスに考えまいとしている態度が見えて 少しほっとする。母とふたりでときどき弟のことを話すが、退院した当時に比べると、前向きだよね?と確認しあっている。あの頃は「もしかして、自殺するんじゃないか・・・」という思いが頭の隅にあって、朝 母のところに食事に来ないと心配になったものだった。絶望という言葉が 彼のなかを渦巻いていた時期でもあった。もちろん 今だって 大変だ。前より大変かもしれない。それでも 彼の意識が後ろへ後ろへと向いていたあの頃に比べたら、生きる力がある今のほうがずっといい。
人は自分の意識で変わるものがある。決して人生をあきらめない。その気持ちがあれば、自分の人生は自分で作っていける。これからも母とふたり 弟を励ましながら 彼が自分の良さを生かしていけるよう見守っていきたいと思う。