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心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

今日がお誕生日のあなた

2010年02月01日 | 思いのまま
2月1日。
今日がお誕生日だったね。
コーンフラワーブルーがあなたの色。矢車菊の花の強い青紫色。

なんでもうこんな年?と半ばあきらめたような顔で「誕生日なの」と言ったあなた。
そんなことないよ。
今日まで生きてこれたんじゃない。良かったんだよ。

誕生日はね、自分をこの世に生み出してくれた両親へ感謝する日でもあるんだ。ほんとにありがたいね。ありがたいね。こうしてあなたとお話することも、一緒に歌うことも、笑うこともできる。どこかですれ違ってしまっていたかもしれないあなたという人とこうして語らうことができる縁を感じるよ。
今日がお誕生日のあなた。きっとこれからの日々は 去年よりもっと素敵になるよ。
あなたを囲むたくさんの人が あなたの魅力に引き寄せられている。
ほんとにおめでとう。知り合えてうれしいよ。

あなたをこの世に生み出してくれたご両親に感謝します。

「ほほえみ便」で紹介されています

2010年01月25日 | 思いのまま
昨日 ワンディシェフの店で開催されている「一子さんのうたごえ喫茶」に1時間遅れで参加してきました。すでに10名が歌っていました。珍しく若い男性が入口付近に座っていました。
入っていくと 一子さんが
「あー おしいところに来た~」というので、なんだろうと思ったら、その若い男性は読売新聞の記者さんだそうで、ついさっきみんなで歌っているところを写したんだそうです。もう一度写さない?と一子さんが聞くと、その方が さっき会社に画像を送ってしまいましたとのこと。
いやいや いいんです。わたしは映らなくても。(内心 ホッとしていたんです、ほんとです/笑)
うたごえ喫茶のことを25日の朝刊の記事にしたいとのことでした。
結局 最後までみなさんの歌うのに付き合い、記事を作成していたようです。

残念ながら読売新聞購読していなかったので、今朝早くコンビニまで歩いていって 買ってきました。「ほほえみ便」というコーナーで取り上げられていました。みんながとても楽しそうに歌っている様子が映っていました。こんな感じでいつも歌っていたんだなぁ・・・
なんだか嬉しくなります。
うたごえ喫茶で知り合った方たち。人生には色々な出会いがあります。どこでだれと知り合えるのかは わたしにはわかりません。でも わたしのこの時代(この年齢)で知り合える方というのは 外に出て行かない限り こういう方がこの町にいたんだとは知る由もありません。またただ食事をしたりするだけでは こうして語り合えることもありません。
うたごえ喫茶には ただ歌うだけではない 人とのつながりを感じあえる喜びが待っているなと思います。

昨日のうたごえでは とても印象に残っていることがありました。
いつも来てくださっているHさんが 孫が書いてくれたんですよと言って 遠くにいるお孫さんの作文をコピーして持ってきてくれました。「あなたに読んでもらいたくて・・・」というので わたしがその場で読むことに。その内容は 一人暮らしをしている遠くにいるバーバとの電話のことを書いていました。「いのちの電話」というタイトルの通り、バーバからかかってくる電話が自分と祖母を結ぶ架け橋になっていると感じている様子が手に取るようにわかりました。電話をするときには『のはらうた』という詩集から一つの詩を選び バーバに読んであげるのだそうです。
Hさんが「孫の読み方がまた上手なんですよ」と嬉しそうに語る様子を見ているだけで、心の交流を感じ取ったわたしたちです。なんと心根の優しいお孫さんたちなのでしょうか。きっとHさん自身が優しい方だからお孫さんたちも心配してくれるのだろうなと思います。

そして もうひとつ 一子さんが話してくれたことも印象に残っています。職場で見聞きした障害のある子どもたちのお話でした。とてもいいハッとする言葉をときどき言ってくれるのだそうです。あるとき ドアの前に立ち、ドアに手をかけながら「しあわせだな しあわせだな」と早口で話したたそうです。そのとき 気がついたというのです。「この子は 今 このたった今生きていることがしあわせだと感じているんだ。今 生きていれたってことがしあわせってことなんだ」と。
わたしたちは わかっているはずなのに、気がつかないままでいることがあります。
たった今 ここで こうして生きている、それがなんとありがたいことなのか!
なんだか涙が出そうなほど 嬉しい言葉です。一子さんは 手術をして前の職場を去らなくてはならなかったのですが、今思うと、こうした子供たちの言葉に出会うために もしかしたら用意されたことだったのかなと つい思ってしまうほどでした。

辛いことや悲しいこと 苦しいこと 人生にはたくさんあります。それが生きる姿でもあります。でも それだけではない。きっとそこから出ていける。自分が変われば 変わろうと思えば 周りが変わります。それに気づくのが早いか遅いかだけだとわたしは思います。うたごえに足を運んでくださっている方たちの人生も 山あり谷ありだったろうと思います。歌う姿には その痛みを微塵も感じさせないものがあります。そこには 誰かと温かい時間を共有できたという喜びが前面に溢れているからです。
「うたごえ喫茶で会いましょう。」
あなたを優しく包んでくれるものが そこにはきっとあるはずです。
今日は 記事を書いてくださった記者さんに 大きな感謝の気持ちを込めて。
ありがとう、本当にありがとう 紹介してくださってありがとう♪

純粋な思い

2010年01月22日 | 思いのまま
ここにひとりの青年がいる。仮にMさんとしよう。
彼とは今年ある企画を始めた。まだ海の物とも山の物ともわからないことだが、まずは第一回目が今月終了。仲間が数名集まった。
そこで会場使用料が発生。参加した人数で割ったら 300円余った。次回開催分に寄せておくことにした。

さて。彼の連絡先としてメールアドレスを伺っていなかった。友人が教えてくれたので 早速こちらから疑問に思っていることをメールした。しかし、返事が返ってこない・・・はてな?と思っていた。何日間かたったので 今度は携帯にメールした。また返事が返ってこない・・・はてな?

昨晩 家電らしき番号から電話が。
「もしもし Mですけど、メールの最後が切れていて わからなかったんだけど。なんて書いてあったんですか?」と。
「実は 給料日前でお金が足りなくて携帯も使えなくなっているんで・・・」
「えーっ!パソコンも?」
「えっパソコンは大丈夫です。」
というやり取りをしながら、次回の開催日時について疑問に思っていたことを話した。あるイベントとぶつかる日だからだ。大丈夫なのか?と問うと
「基本的に 毎回「この日」と決めておいたほうがいいと思うんですよ。別に日中行事があってもかまわないんじゃないかと俺は思うだけど。それより・・・」
「ん?なに?」
「この間 お金が余ったけど、今度から300円会費にしませんか。300円にして 余った分を貯めてユニセフとか24時間テレビとかそういうところに最後に募金したらどうかと思ってるんですよ。」
「あら~ それいいね!いいよ!」
ということで この次 みんなに聞いてみることに。

電話を置いて はたと思った。
Mさん、携帯の支払いも大変なんだよね・・・
なのに 余った分は募金に回すつもりなんだ・・・
わたしなんて全然そこに気がつかなかったなぁ。そういえば いつだって 損得なしのやり方をしてきた彼。彼の行動の底にあるのは 人とのつながりを大事にしていきたいという思いだけ。儲けようとか 自分に利益をもたらそうという気持ちはこれっぽっちもない。みんなのために自分が何ができるのかを考えている。
彼が言った。

「俺 みんなが喜んでくれると嬉しいんです。だから儲けなくてもいいんです。」

Mさん、たとえ 携帯の支払いが滞っても きっと君の未来はたくさんの人とつながっているよ♪

だれかの話を聞くということ

2010年01月18日 | 思いのまま
だれかの話を聞くということは 自分のためでもあると思うのです。言葉のなかにある真実をピンポン玉のようにすぽんとわたしの心に入れて うんうんとうなづきながら 返して。素敵な話なら わたしの中に言葉がポンポンと跳ね返って。
だれかが相手にむかい 発した言葉には 思いが強ければ強いほど 残るものが多いのだと思います。

昨日は うたごえ喫茶に行ってきました。途中からの参加でしたが。
一昨日まであんなに荒れていた空が、昨日はとても穏やかで 気持ちのいい日でした。その気分がそのままうたごえ喫茶の場所「ワンディシェフの店」をすっぽり包んでいたように思える時間でした。

常連さんもいましたし 新しい方もいました。
不思議です。うたごえに行くと、まるで旧知の友人に出迎えられたような印象を受けるのです。ドアを開けたとたんにみなさんの顔がこちらを向くのですが、どの方も笑顔がきれいなんですね。その笑顔を見て ほっとしながら席につきます。

いつもは奥の席に着くのですが、遅れていったので 昨日は入り口側の席に。隣のテーブルに座っていたHさんは 初参加のときから 毎回かかさず来てくれています。歌の合間にお話を伺いました。離れているお孫さんが電話で 詩集の読み聞かせをしてくださるのだそうです。「それがまた上手でねぇ。この間 孫がわたしに電話で読み聞かせをしていることを文章に書いたら 選ばれましてね。・・・」と嬉しそうに教えてくださいました。今度ぜひ読ませてくださいとお願いしておきました。わたしの朗読を聞いて いいなと思ってくれているようでした。また聞きたいと言ってくれましたので、夜にワンディシェフの店を開くときにお誘いしてみようかと思っています。

わたしの向かいに後からやってきたAさんが座りました。この方とも合間に色々とお話できました。彼女は自分の思いをずっと書き連ねてきたのだそうです。友人が いい内容だと言ってくれるので いつか本の形にしたいと話してくれました。そしてアカペラで吹き込んだオリジナルの歌をCDにしたいとも。今年はぜひ 今の思いを具体化できるように頑張ってみたいと話すAさん。輝いていました。

話す前までは ほとんど彼女のことに関しては知りませんでした。もちろん 何をしている方だとか家族のこととか わかりません。それは彼女がそのことについて話したいときに伺えばいいこと。今は 夢のことを話したいと思ったそのことを大事に受け止めたいと思いながら聞きました。だれかに夢を語ることは 大事なことです。語ることで 自分の中の想いを強く感じることができ、前に進もうとする意欲につながると思うからです。Aさんが昨日 わたしに語ったことで 少しでも前に動き出せたらなぁと思います。
この町で 色々な方が 思ってもみなかったことを考え、行動に移したいと思っているんだなと感じました。わたしももっとやれることをやっていこう。今年は「行動する」、これをモットーにしてみようと思います。

人とのつながりをさらに広く 深く。そのつながりは 温かく。

でも 無理はしないこと。無理を押せば いつか切れてしまいます。自然にやれる範囲で 長く続けることができるように・・・
最近思うことに 母も年老いたんだなということがあります。いつも元気なころの母だと思ってしまいますが、やはり体のあちこちに不具合が出てきているんだなと。恐る恐る歩いている様子を見ると 大事にして生きてほしいと願わずにはいられません。わたしが外で色々な方を知り 母に教えると、母も喜んで聞いてくれます。わたしはきっと母と外をつなぐコンセントの役割をしているのでしょうね。それもまた頑張りがいのある役目なのだと思うのですよ♪

朝から晩まで

2010年01月11日 | 思いのまま
昨日は 朝から晩まで あれこれと。
朝9時半。友人を迎えに某スーパーに。向かった先は 市民文化会館。
10時から始まる「チャリティーコンサート」を見に。秋田と津軽のカラオケ有志20名ずつの対抗戦があった。それに友人が要請されて 出演することになったのだ。
乗せていった友人が応援グッズを作って持ってきてくれた。わたしたちは最前列と二番目を陣取り 総勢12名ほどで彼女の出番を待った。
途中 10番ぐらいで休憩をとるだろうと思っていたが、結局最後までやった。
さすが カラオケで慣れている方ばかり。プロ顔負けの歌だった。
残念なことに演歌が多く わたしには三時間半は少々きつかった。それにしても 芸達者な方がいるものだと驚いた。

中には94歳だという男性もいて、それが堂々たる謡いぶりで 背筋のピンと伸びた立ち姿に朗々たる声で 聞いているうちに涙がこぼれてしまった。わたしの両隣の方たちも泣いていた。歌っているだけで胸がつまるような感動を与えてくれるというのはすごい。庄司清吉さんという方だった。これからも歌ってくださいね。
そしてわれらが友人一子さん。14番目の登場だった。選曲は「千の風になって」。最初は「サン・トワ・マミー」だったらしいが、最終的にはこちらに変更したらしい。それで正解だなと思った。
いつもよりも軟らかい歌い方がとても良かった。声が沁みとおった。さすが 一子さん!堂々として 歌う喜びがあふれていた。そしてわたしたちもそんな彼女の姿を見れた喜びでいっぱいだった。がんばれ 一っちゃん。友人が作ってくれたうちわには「 一 子 が ん ば れ」の6枚。裏返すと「一 子 だ い す き」になる。一斉に高く上げ、右左に歌に合わせて振った。一子さんと一体化した気分♪応援してくれたみんなが「良かったね 良かったね」と話していた。

で・・・一部の最後に結果発表。津軽に優勝旗を持っていかれていたので、ぜひともリベンジしたいと話していた主催者だったが、今年は「秋田優勝!」。接戦だったとわたしも思った。どっちも上手すぎる。

一部終了したのが午後1時半過ぎ。二部はゲストショーだったが、おなかがすいてたまらなくなったので わたしと友人は一部だけで帰ることにした。一子さんが応援してくれるみんなの分だといって おにぎりを握ってきてくれた。それを母のところで味わった。美味しかった・・・一子さんの気配りが嬉しかった。わたしにはこういう痒いところに気を配るということがないから すごいなと思った。周りにいる人たちから 良いところを見せていただくと本当に自分のためになるなぁ。

夜は7時ころから ワンディシェフの店を開けることに。
Mさんが夜にお店を開けることに挑戦。そこでまず最初は 旦那様がコレクションしていたというジャズのCDをTさんが持ってきて それを聞くことにした。わたしも手持ちのCDを持っていった。MさんがわたしとTさんを迎えに来てくれた。冬道を歩いていくのはしんどいから助かった。
夜。あのシャッターの閉まった坂の街に ぽつりと灯がともった。なんとも温かい。

照明を落とし わたしが持っていった大きなキャンドルに火をつけた。次々に聞きたい曲を流した。ルイ・アームストロングの太い声や、キャノンボール・アダレィの「枯葉」が流れると 若いMさんが「知ってる知ってるこの曲。」と言う。そのうちKIMIKOさんもやってきて Sさんもやってきて、あれこれ聞きながら、まったりとした時間が過ぎていった。
そのうち わたしに本を読んでというので、ふだんは長くて子供相手に読めなかった新実南吉の「手ぶくろを買いに」を読んだ。「でんでんむしのかなしみ」も。
Sさんが自分の読んでみたいといって 再度「手ぶくろを買いに」を読んだ。
読み手が変わるとどうなるのか?と思って聞いていたが、初めてでここまで読めるSさんに感嘆した。わたしももっと精進しなくては・・・。

ジャズを聞くという名目ではあったが、Tさんが大好きだというアルバム「グラシェラ・スサーナ/アドロ・サバの女王」にみんながうっとりして聞きいった。あの頃は・・・という昔話に花が咲いた。
こういう時間 持てることがたまらなく嬉しかった。企画したMさん、月に一回だけでも開いていこうと決心を固めたらしい。今年はなんだか動き出したという感じだ。何かはわからないけど だれかと一緒に動き出す。何かを始める。そんな不思議な力が湧いている。

ありがとう。わたしにこういうつながりを与えてくださって。ありがとう・・・

少年自然の家で

2009年12月06日 | 思いのまま
昨晩 わたしが読み聞かせサークルに参加して初めて 夜の読み聞かせ会に出ました。いつも日中が多いのです。
しかし場所は 少年自然の家。ぐるぐると勾配のある路を上がっていかなくてはなりません。幸い このところ雪もなく 雨も降らず 普通の道路状態だったの助かりました。初めて夜の路を運転していくので不安がありました。偶然 先の車が同じサークルのメンバーの車だったので 暗い山道も安心感がありました。

会場は全体がクリスマスムードに溢れていて、職員さんが数名温かい歓迎をしてくださいました。
子供と大人合わせて50名ほど。わたしたちの出し物は 大型絵本「ぐりとぐらのおきゃくさま」「まどから★おくりもの」「へんしんトンネル」、エプロンシアター、「サンタ トナカイのいちねん」「だるまさんが」シリーズ「おふとん かけたら」、仕掛け絵本二冊(クリスマスもの)、朗読劇?「ブレーメンの音楽隊」

担当のメンバー それぞれの声の違いがまた 際立っていて とても良い雰囲気でした。わたしが担当したのは「トナカイのいちねん」と「おふとん かけたら」でしたが、小さい絵本だったので 後ろからは全然絵がわからなかったと後でメンバーから言われ、この次の12日は別の絵本がいいだろうということになりました。
それにしても だるまさんシリーズは反応がいいです。お母さんたちも楽しんでいました。大人も子供も楽しめる本です。作者のかがくいひろしさん 秋にお亡くなりになってしまいました。これからもっと面白い絵本が描けるはずだったのに・・・とても残念です。

終了後、所長さんと歓談。美味しいお抹茶までいただきました。本当に久しぶりにお抹茶をいただけて 参加して良かったあといった気持ち♪所作など何も知りませんが、ゆっくりといただけるその時間がとても豊かな気持ちになります。
所長さんからいただいた名刺?みたいなもの二枚には 大好きだという金子みすずさんの詩がふたつ紹介されていました。イベントの挨拶代わりに この詩を朗読したのだそうです。
「星とたんぽぽ」
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
   見えぬけれどもあるんだよ。
   見えぬけれどもあるんだよ。

「見えぬけれどもあるっていうところが好きなんですねぇ。」としみじみとした口調で語っていました。そして イベントに参加した女の子が外でトレパンをドロドロにして戻ってきたときに「楽しかった!」と言ってくれたことが すごく励みになるとも。まだ子供たちは自然と触れる楽しさを忘れてはいない 子供たちの中にあるそういう喜びを引き出せること それが少年自然の家の存在でありたいという気持ちを感じました。
わたしたちも 絵本の楽しさを味わえる子供たちであってほしいと思いながら活動しています。大人が子供に伝えることのできるものはたくさんあります。その中の一つとして絵本があればいいなあと思っています。

外に出て、見つけた市街地の美しさ!携帯で写したのですが、あの明かりの美しさを撮ることはできませんでした・・・目に焼き付いています。
わたしの住んでいる街って あんなに綺麗だったんだ という感激。本当に100万ドルの夜景かも!って感じるぐらい綺麗でした。
だれかあの美しさを撮って街の紹介写真にしたらいいのに・・・

でも暗い山道を登るのは大変。車がうなり声をあげていました(笑)
来週は別の予定があるので、わたしは参加できませんが、メンバーにはまた頑張ってほしいなと思います。今回のイベントは今週来週と2週連続なのです。来てくれる子供たちは違いますが。土日1泊して雪山ファンタジーナイトを味わうという全県の子供たちを対象にしたイベントです。日曜の今日は お菓子工房KIMIKOさんがケーキ作りを子供たちに教える予定です♪

プレゼントは「春の目覚め」でした!

2009年10月09日 | 思いのまま
写真は 9月に上京したときに息子たちから手渡されたTシャツ。
どこに行ったときのTシャツなのか 最初わからなかったけど、帰ってきてからメールでわかった。
ミュージカルの大好きな彼女と一緒に行った先で購入したらしい。
劇団四季『春の目覚め』
前から後ろにかけて左わきに 印刷がされている。これは前の画像だが、わたしは後ろの画像が気に入ったので、今はこんな風に部屋に貼りつけている。


長く見えるのは グレーのスタンドマイクのイラストだ。首の部分には★が三個。
リンク先のブログでは 感動のフィナーレの様子が垣間見られる。わたしもその場にいたかったと思わせてくれる。いいなぁ・・・

「春の目覚め」作品紹介は こちらにあります♪

そのほかにも 猫さんのフォトブックとか 猫さん時計つきストラップとか、誕生日プレゼント 遅くなったけど・・・と渡してくれた。5か月遅れだけどね(笑)
でも それでも嬉しいものだ。仕事で忙しく まぁ帰省するお金も無いってこともあるけど(笑)、1年以上会えなかったからね。元気で頑張っている様子に安心した。
娘のところに世話になりながら 息子たちにも会い、子供たちがどんどん新しい世界に入っていることを確認した。いつまでも元気でいてほしい。そう願わずにはいられない。広い都会で巡り合える出会いを大切に、人との結びつきを大切に 生きてほしいと思いながら、目の前のTシャツを毎日眺めている。

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92歳の方からいただいたものは

2009年10月08日 | 思いのまま
先日の日曜日。
久しぶりに うたごえ喫茶に出かけました。その日は遅くなりそうだったので、最初に実家に行って、晩御飯の準備をしてから 参加しました。その方が安心して ゆっくり歌えるかなと思ったのです。

さて、ガラスのドアを開けると・・・
数名の参加者が。8か月の赤ちゃんもいました!
わたしが座ると 奥のテーブルに座っていた女性が立ち上がり、
「いつも娘がお世話になって・・・」とお辞儀を始めました。わたしは全然知らない方でしたが、その方の隣に座っている方が 紅茶の会で顔見知りの方でした。だからかぁ・・・と思ったのでしたが。
でも 娘というより その方は娘さんのお姉さんといった感じにしか見えません。
お年を伺うと なんと92歳!!
えぇーっ!!という驚きの声を上げてしまいました。背筋もしゃんとして若々しいのです。びっくりしました。
そしてさらに驚いたことには 長年やってきているという詩吟。富士山を謡った詩吟を披露してくださいました。その朗々たる歌声に 目の前に富士山が浮かんできました。

わたしが 詩吟をやろうと思ったきっかけは なんですか?と尋ねると
「夫が亡くなって 二年ぐらいこもっていたけど、72歳のときにですね、こうしちゃいられないと。公民館に行って三つのサークルに入ったんですよ。その中に詩吟もありましてね。今では20年続けていますよ。館長さんのおかげです。」と。

※何かを始めるのに 遅すぎるということはない。※
まさしくこの言葉が当てはまるなと感じました。遅いということを言い訳に 始めないことが多くあります。わたしもそうです。何かを始めたいと思っても、もう年だしなあとか すぐ頭に浮かんでしまいます。
一念発起。死ぬまで始めることはできる。
92歳のおばあさん、いやおばさんは あちこちで詩吟を披露しているとか。長持唄も素敵でした。ありがとうございます。素敵な時間でした。

もうひとつ。彼女の言葉の中で 自分がこうして詩吟を歌い続けることができたのは館長さんのおかげだという言葉。だれかに感謝しながら生きるという姿が 彼女の背中が物語っているなと。だれが入ってきても立ち上がって、「娘がいつもお世話になって・・・」と挨拶するその姿には いくつになっても母が子を思う気持ちは変わらないのだとしみじみ思わせてくれます。(挨拶されたのは わたしだけじゃなくて誰でも入ってきた方全員にでした!)

92歳の方からいただいたものは「謙虚で そして 感謝する気持ちがあり、何かをコツコツと継続することが大事なんだということ」
彼女を見習えたら きっとわたしも素敵な○○代になれると思います。

一歩踏み出せば

2009年09月28日 | 思いのまま
人は一歩踏み出すことで 何かを得るんだなと 昨日は感じた。

昨日 午後6時から ロイヤルホテルで「ワンディシェフの店4周年記念パーティ」が開催された。最初は60枚のチケット販売だったのだが、希望者が多く ホテル側でも100名ぐらいまでなら 受け入れ大丈夫とのことで 最終的には107名の参加になった。
これはワンディシェフの店のお客様だけでなく アトラクションで踊るフラメンコの彼女の友人やお客様も多かったようだった。
最初の約1時間は 食事タイム。その後 アトラクションに移っていった。
テーブルは自由席ということだったので、早く行ったわたしは 知り合いの分をしっかり確保しておいた(笑)

うたごえスタッフ&常連さんが集まったテーブルになった。久しぶりに楽しいトークと食事。いつも家で食べてばかりだが、こうして他の方たちとおしゃべりしながら食べるのは とても気持ちが良かった。
司会をKIMIKOさんが務めた。彼女の歯切れのよい、明るい声が会場を魅了した。

アトラクションに移ると、日舞から始まった。豪華な衣装に身を包み M子さんが舞う。フラメンコだけではなく 日舞も踊るんだぁ・・・ため息が出る。
次はシャンソン。ゴスペルメンバーでもあるTさんだった。長い語りがちょっと聞き疲れがしたが(ごめん) 舞台に立つことを自らがとても楽しんでいる様子が伝わってきた。
次に 真っ赤な衣装を身につけ M子さんとKさんが登場。これぞフラメンコ!といった踊りを披露した。足先 手の先まで ピシッと決める。格好いい!
わたしより年上だなんて 信じられない・・・あの細い体を維持していくためにどんな努力しているんだろうか。

次は KIMIKOさんの演歌。会場が湧いた。さすがだ。
で・・・次に 突然大人の中に子供向けの読み聞かせが入った。
すみません、わたしです。
ピンチヒッターで 歌を歌う予定の方の代わりに 本を読んでくれと頼まれ、ここ数日 悩みながら練習した。大人の前で 子供向けの本を読んでいいのか?という不安。そしてシャンソンやフラメンコを目の当たりにして さらに不安が高まった。
でも仕方ない。やってみるしかない。
壇上にお二人の方に立ってもらい、両側から本を開いてもらった。
わたしは司会の位置にあるマイクを使う。目配せしながら ページをめくっていただいた。マイクを通して聞こえる自分の声 なんだか自分じゃないような気がした。選んだ本は『おじいちゃんの ごくらくごくらく』という本だ。
孫とおじいちゃんの交流を描いた大好きな本。ご年配の方が多いようだったので、親近感がわくのではないか?と思って選択した。

自分でも落ち着いて読めた。会場がシーンとなっていたので 聞いてくれているんだなと感じた。終わったあとで、仲間から「良かったよ」と言われ かなりホッとした(笑)
絵本でも大丈夫だったんだ・・・やっぱり一歩踏み出してみなければわからないことってあるんだな。

その後、フラメンコが1曲入り、今度はうたごえが4曲。うたごえメンバーは壇上に上がり、メンバーのだんなさまがオカリナで伴奏をつけてくれた。会場のお客様も一緒になって歌ってくれた。この一体感がたまらない。
そして最後のM子さんとKさんのジャズダンス。アンコールも同じジャズダンスだったが、とても軽快でわたしも体を動かしたくなるくらいだった。
ふたりが輝いてみえた。
最後の最後は うたごえで締めくくった。
手のひらを太陽に 手話で。隣の方を最後に手をつなぐというこの歌が わたしは好きだ。元気が手の中に入ってくる気がするからだ。

心地よい満足感が体中にみなぎっていた。終わったという安ど感とともに・・・
企画したKIMIKOさん どんなにか大変だったことだろう。でも彼女はそんな苦労はおくびにも出さない。常に笑顔を見せて、会場を沸かせてくれる。素晴らしい人だと今回も感じた。
そして その方に押されて 一歩前に踏み出した わたしがそこにいた。

不思議だ

2009年09月15日 | 思いのまま
仕事でめちゃめちゃ散らかっている机も 色鉛筆風に写すと全然違ったものに見える。
ダメ出しがかかって 修正に修正を重ね、さらにもう一つも関連があるので修正。
乱雑状態極まっている。これが片付くのは明後日ぐらいか?

日曜は頑張ろうと思って 起きたけど、全然はかどらなかった。自分に失望感を抱いた。月曜日は 朝からなんとなく力がみなぎって(笑)、ほぼ出来たと思った。そして今日。不備な点が見つかる。あれこれ修正した。さらに変更された点も連絡アリ またまた修正。
今日はお昼すぎまで 修正に明け暮れていた。
でも なんだかホッとしている。いつもこの時期になるとあるやらなければならないことなんだけどね。前もって準備していれば もっと楽にこなせるはずなのにね。

自分と付き合って もう○○年。性格もすっかりわかっているはずなのに、だめなところもわかっているはずなのに、やっぱり繰り返す。反省が多すぎる。
で・・・開き直る(笑)
そういう自分だからこそ 今まで生きてこれたんじゃないかって。
自分はだめだだめだって言ってばかりいると、そういう渦の中に入り込んでしまう。だから極力 笑の中に納めておく。少しあきれるくらいの気持ちで自分と向き合う。それが 立っていれる自分とのスタンスだ。

平々凡々な毎日であるが、小さな発見も多々ある。一日の中で一つでも新しい発見があれば嬉しくなる。そして自分が必要とされていると実感できたときもまた嬉しいものだ。仕事でもそうでないときでも。
富や名声といったものではなく、誰かに「あなたがいてくれて良かった」と言われることの喜びの方が なぜか惹きつけられる。わたしが誰かのために出来ることはあるだろうか?

今日は支離滅裂な感じでもある。
先日 温泉で不思議なことがあった。
湯殿に腰掛けていると、初めて来た様子の幼い女の子がママと一緒に入ってきた。一番奥に腰掛けていたわたしのところに その女の子(二歳か三歳ぐらい?)がママから離れてトコトコやってきたのだ。わたしはちょっとびっくりして その子に湯桶を渡し「お母さんに渡してね」と言った。
その子が持っていくと、お母さんも初めてだったらしく 湯桶を下に置いたまま お湯をそのまま出して洗顔していた。お風呂の中にも入らず、しばらくそこで子供の体を洗ったり 髪を洗ったり。
最後に その子とママが一緒にお風呂の中に入った。お風呂は浅いところと深いところがある。小さい子なので ママは浅いところに一緒に入っていた。だが、その子はわたしの方にそのまま立ちあがってお風呂の中を歩いてきた!もちろん深いところがあるなんて知らない。わたしは驚いたが、深いところに入っても大丈夫な背丈だった。そしてその子はまっすぐわたしの腰掛けている場所までお湯の中を歩いてくると 何も持っていない両手の平をわたしの目の前に差し出した。
どういう意味なのだろうと思ったが、とっさにわたしは両手でお湯をすくって その子の手のひらに落としてあげた。
そして ふたりでにこっと笑った。

なんの意味があったのか。その子はなぜわたしを選んだのか。いまだにわからない。その日のことが今も目に焼き付いている。あの子は 何を言いたかったのだろう・・・
そういう不思議なことが 結構この世の中にはあるのかもしれない。もしかしてその子は 何かが見えるのか?なんてね♪