元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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女性らしさを考える

2007年10月31日 04時41分36秒 | 練馬区議会について
 本日の夕刻、箱根から戻り、夜は支援者の方と打ち合わせをしてから帰宅したのですが、運転の疲れかウトウトして目が覚めたらこんな時間...今度は眠れない!のでブログを書き始めました。

関東舞踊連合会では総会の後、各流派の代表の方の舞踊発表があり懇親会という日程でした。

 伝統と格式を重んじる日本舞踊の世界では、日本女性のあるべき姿、所作を常に意識しなくてはならないので、着物を着た女性たちの中に自分も身を置くことは、心身共にある種の緊張感を伴うものです。
普段は、割と雑多な世界で仕事をしている私にとっては、それこそ『大和撫子』を意識すべく場所であります。学ぶことが多いです。

写真は、私が所属する寛舞流自慢の美人お家元が、開会のご挨拶をしていらっしゃるところです。(お若い時は田端小町と呼ばれていらしたそうです!)

 最近は、若い方々が日本舞踊に興味が薄く、この世界はとかくお金がかかるということを強く認識していらしているので、お稽古や所作については厳しい方ですが、それ以外の時間では冗談もおっしゃいますし、月謝や舞台出演料なども「うちは明朗会計だから」という言葉通り弟子たちのことを考えて下さっている方です。
外見はものすごく女性らしい方ですが、身なりには常にすきがないし、言うべきことは相手がどなたであれハッキリおっしゃいますし、着物姿で車をどこまででも運転されるし(高速道路を着物姿でベンツを飛ばしている姿は圧巻でした)、大変アグレッシブな方で女性として尊敬出来る方です。


議会の中で、「男らしさ、女らしさ」という言葉自体が議論の対象になることがあります。
 野党の女性議員の中にはこの言葉自体を否定する会派もありますが、私には理解できません。

「らしさ」の意味は人それぞれで良いと思いますすが、「らしさ」自体を否定することは自分の性をも否定することになるのではないでしょうか?
何にでもイデオロギーを持ち込んで反対すれば良いという考え方には、到底賛同出来るものではありません。

私自身も、「じゃじゃ馬だ、気が強いだ、姉御だ」と言われることはしょっちゅうですが、でも私は日本女性です。自分の理想とする「女性らしさ」は、これからも意識して、努力していきます。
それに、自分の意志がしっかりしていて仕事をバリバリしている優しいけど優柔不断じゃない(私が思う男性像)「男らしい」男性はやはり素敵だと思います!


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