こちらの写真のキーホルダーを身につけていらっしゃる方に出会ったことはありますか?
「わけあってこちら側で止まっています。」
そのわけとは...
先ず、「こちら側」とは、東京のエスカレーターの右側のこと。
そして「わけ」とは、脳卒中で左側の手足にまひがある、怪我してしまったなど、左手足が不自由な方々です。
とはいえ、東京のエスカレーターについて言えば、止まる人は左、急ぐ人は右側を移動するということが定番であり、特に通勤・通学のラッシュ時はこの定番は鉄板となります。
そういった中で、「私は、右に止まる理由があるんです!」と口に出せずにいきなり止まっていると、批判の対象になりかねません。
そこで先ずは、
・写真のマークを身につけていらっしゃる方が、エスカレーターの右側で止まっていたら理解を示す。
・多数のエスカレーターレーンのある駅および建築物については、そのうちの1本のエスカレーターの手すりの色を変えて「ストップライトキャンペーン」などを行う。
等の啓発を行い、じわじわと広げていく必要があります。
そして現在この活動を広めていらっしゃるのは、東京都理学療法士協会の先生方でいらっしゃいます。
理学療法士の先生方は、病気、けが、障害、介護など運動機能が低下した状態にある人々に対し、リハビリ(運動、温熱、電気、水、光線)などを通して運動機能の維持・改善をめざした治療をされる方であります。
私の祖母、父も大変助けていただきました。
私も微力ですが、ご協力させていただきたいと思います。