元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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念願! 東京ワイナリー

2015年01月19日 20時04分11秒 | 練馬区について





ご無沙汰しております。
年末、年始の寒さで体調を崩したり、新年会のオンパレードで、書きたいことはたくさんあるのに、ブログが休止状態となってしまいしました。


久しぶりの再開ブログは、タイトル通り、

「念願の!東京ワイナリー」

です。
念願!には二つの意味が含まれております。

一つ目は、言葉通り、自分が行きたかった店。
二つ目は、練馬区の都市農業、新たな産業として、何としても欲しかったワイナリー!


でございます。


先ず、東京ワイナリーの簡単なご説明を。

東京ワイナリーは、「東京初のワイナリー」として、メデイアにおいても随分と話題になっているので、今さら私が説明するまでもないとは思いますが、越後屋美和さんという野菜の仲卸の仕事をされていた女性が、果実酒製造免許を取得されて、自らが代表として興したワイン醸造施設です。

実際にお会いして、お話をさせていただきましたが、サバサバして、歯切れの良い、本当に感じの良い女性です。



もちろん、試飲&購入もしました!
次回発売のワインの予約もいたしました、はい。



ワインの隣のおつまみ、これがまた素晴らしい!というのは、練馬産の大根を使うという心遣い。

会話の中では、越後屋さんの口から、

「練馬は、素晴らしい。質の良い野菜や果物もできるし、環境も良い。
ご近所に小泉牧場さんがあるけれど、23区で他にはこんな素敵な条件がそろうところは、なかなかない。
農家の方々と協力して、ブドウはもちろん、ブルーベリーやキウイなど、これからいろいろな商品を展開したい。」

というような、素敵なお話もたくさん聞くことができました。
ぜひ、「子どもの森」で収穫したキウイでもワインを作っていただきたいと思います。


試飲後に、醸造所の見学をさせていただきました。
こちらは、平日は野菜の仲卸の仕事をされている、越後屋さんのご主人が説明してくださいました。







正味1時間程度の滞在でしたが、有意義で幸せな時間を過ごすことができました。
越後屋さんの、ご努力と夢に乾杯


<追記>
私は、1年前、東京ワイナリーの存在がまだ無かった頃、議会の一般質問において、
「練馬産のブドウで、ワインを作り、ワイナリーを設立すれば、都市農業において、新たな展開とチャンスになるし、観光の観点からも話題になるはずだから、検討したらどうか?」
という質問をしました。

その際は、区の担当は、言葉こそ丁寧でありましたが、おそらく「また、小川が突拍子もないことを言い始めた」くらいの受け止め方であったはずです。
ところがどうでしょう!!そのちょうど一年後、一念発起した女性が一人で、ワイナリーを実現させたではないですか。
そして、その発端は、「東京の人に東京の食材を知ってもらいたい。農産物を広める活動をしたい」というシンプルでまっすぐな思いから。

私は、感動と怒りが同時に湧いてきました。なぜ、練馬区の行政はそんな当たり前のことが、行動に移せないのかと。いまだに縦割り行政は続いていると。
その話を前川区長にしてとことろ、「まさしく怒りの葡萄だな」とおっしゃいました。前川区長のユーモアに感服しながらも、私の怒りは治まらず、昨年末の一般質問で、再度、ワイナリーについての質問をぶつけました。

ワイナリーはもちろん、やれるべきこと、やるべきことについては、今後もしつこ~く食い下がります