元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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志村 豊志郎練馬区長 ご逝去

2014年02月25日 18時14分27秒 | 練馬区について
 メディアにおいても報道されていますが、練馬区長の志村 豊志郎区長が急逝されました。

 聞いた瞬間は、本当に足が震えました。


 現在練馬区は、平成26年度の予算委員会の真っ只中であり、その2,391億3千万円の予算案を組んだのは、志村区長であります。
 今回の予算案は、我が会派の要望も含めて、本当に充実したものであり、その予算の可決を見ることなく逝かれたことを、誠に残念に思います。

 昨日は、区長の葬儀日程及び議会日程の調整のための一日となり、実質の予算委員会は、本日からの再開となりました。
 また、区長の職務代理は、琴尾 隆明副区長が職務を執行されます。

 予算委員会が行われている全員協議会室の区長席の机には、白を基調とした生花が置かれ、その空席を見る事に、志村区長の存在感と大きさ、男気のあるお人柄、そして、もう二度と会うことは叶わないのだという喪失感を感じずにはいられませんでした。 
 

 先週、交わしたオーストラリア視察の思い出話、志村区長の初めての選挙の際に、ポスター写真用の衣裳選び、写真撮影からお手伝いをしたこと.....いろいろと思い出します。

 また、やはり初めての選挙の時のこと。

「名前がないからなあ(知名度がないの意)」と言う周囲に対して、演説会の際に

「名前がないないって言われてますけどね、犬にだって名前があるし、私にだって志村豊志郎って名前があるんですよ!」 と、ユーモアたっぷりにおっしゃったことを、今でも鮮明に覚えています。

 冒頭の写真は、区長3期目、小川4期目当選の際に、撮影したものであります。


 ある名言を思い出しました。

 『あなたがむなしく過ごした今日という日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日』(作家 趙昌仁)

 
 練馬区にとっては、志村区長の遺言となった平成26年度予算をしっかりと審議し、可決したいと思います。


 のある村(練馬)に、を持った男(郎)

 志村豊志郎練馬区長に敬意と感謝と、心から哀悼の意を表します。
 志村区長、ありがとうございました。