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元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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オールドノリタケのなかの女性たち @八王子市夢美術館

2012年10月04日 13時44分16秒 | 視察
 昨日に続いて、芸術の秋にあわせて芸術視察のご報告をいたします。


 本日は、八王子市夢美術館で開催されていた(2012.9.14~11.11)


 『オールドノリタケのなかの女性


 を鑑賞してまいりました。


 テーマの通り、有名な日本の洋食器・陶磁器メーカー「ノリタケ」の1925年を中心として製造された女性をモチーフにしたアール・デコやアール・ヌーヴォースタイルの食器や小物入れ、フィギア等の展覧会でした。


 これは、女性が見たら「欲しい!!」「素敵」「ヨーロッパの挿絵を見ているみたい」などなど、夢心地になること間違いありません。


 私は、練馬区立美術館で開催された鹿島茂コレクションⅡの「バルビエ展」の際に、コラボしたらきっと素敵だわなどと勝手に妄想!?しておりました。
 本当にバルビエの挿絵が形になったような作品が多数ありました。

 そして、現代に復刻版を販売しても売れるはず、などとこれまた勝手に考えてしまったほど、素敵な作品がたくさんありました。

 
 (パンフレットより)

 パンフレットを写メしたので、さえない色合いに写ってしまいましたが、本当に素敵なんですよ!

 アール・デコ、アール・ヌーヴォー、食器、陶磁器のキーワードに敏感な皆さま、ご覧になって下さいませ。


 展覧会後、同じフロアーにあるカフェで美味しいコーヒーで一息つきました。

 
 アートフラワーが印象的な落ち着けるカフェでした。


 

 『オールドノリタケのなかの女性たち』

 【八王子市夢美術館】 
 〒192-0071 八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
           TEL 042(621)6777

 (開館時間) 午前10時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
 (休館日)  月曜日
 (観覧料)  一般700円、学生[小学生以上]・65歳以上350円
 未就学児無料。土曜日小中学生無料 15名以上団体料金別

 http://www.yumebi.com 
 
 
 

記憶のドラマ 依田洋一朗展 @三鷹市美術ギャラリー

2012年10月03日 17時03分17秒 | 視察
 私は、練馬区立美術館については、議員になった直後から芸術振興の観点でいろいろと質問をしています。もちろん今回の決算委員会においても、質問に立ちました。


 練馬区立美術館のオープン当時は、当時の岩波区長の方針もあり

 ①練馬区のゆかりの芸術家
 ②日本の近代美術

 というテーマにそった展覧会が主流でした。
 しかしながら、区民の方々から、「もっと広い分野の物を見たい。」「メジャーな作品もみた」「いまいちパーっとしない」等々の率直な意見を頂戴しており、苦節10年、


 芸術なので、練馬と日本だけに限定せずに海外作品も含めて、区民の声に広く応えるべき!
 館長を民間から採用して活性化をはかるべき!


 と言い続けてやっと今は、サントリー美術館の元副館長を練馬区立美術館長に迎え、海外の作品も扱うようになり、観覧者数も増加傾向となって、メディアにも多数取り上げられています


 今後とも芸術振興には力を入れてまいりますが、やはり井の中の蛙にならないように、他自治体も見ておく必要があるので、視察してまいりました。



 今日は、三鷹市美術ギャラリーの報告を


 私が伺った時は、8月25日(土)~10月21日(日)の日程で

 『記憶のドラマ 依田洋一朗 展』

 を開催していました。
 依田洋一朗(よだ よういちろう)氏は、現在ニューヨークに暮らす1972年生まれ、現在40歳の新進気鋭の若手画家であります。
 展示されていた作品は、ニューヨークの古いが様々な歴史と記憶を持つホテル、劇場、食堂、遊園地などを題材にしたもので、展覧会の受付にはJAZZが流れていて、展覧会の雰囲気を盛り上げていました。

 
 パンフレットには、

 「建物のそのものが持つ独自の記憶、場所の力があり、往年の映画俳優たちの記憶があり、そして画家自身の記憶と現実が重ねられている。(中略)父母と異なる国を故郷として暮らす依田の失われゆくマンハッタンへの愛着が生みだしたものは、おそらく画家の新たな故郷であろう。」

 という記述がありましたが、まさしくこの言葉がそのまま絵に映ったような作品の数々でした。


 個人的には、この絵が飾れたバーでバーボンでも一杯.....という気分でギャラリーを後にしました。



 余談ですが、ギャラリーでこんな可愛い物を見つけました

 

 子どもたちが絵を描いた「自動販売機」です
 ワークショップでの作品とのことです。とても素晴らしい取り組みだと思います



 

ラジオ体操

2012年08月04日 07時44分49秒 | 視察
今朝は、地元の豊玉南小学校の校庭で行われるラジオ体操に、NHKのラジオ体操指導者の多胡肇先生が指導にいらっしゃる!と、町会の方にお誘いいただきましたので、頑張って起きました。


久しぶりのラジオ体操も、夏の空の下、先生の指導に従って真剣にやると、結構な汗でした。


これからも頑張って毎日…出来るかな(^_^;)

会派視察@九州

2012年07月20日 16時09分39秒 | 視察
 またまたブログが途切れてしまい、すみません身近な方々から苦情がぁ~



 7月1日に消防団のレクリエーションの続きでございます。


 翌日の、7月2~4日の日程で、福岡県北九州市、福岡県八女市、長崎県大村市に会派視察に行ってまいりました。


 <視察目的>

 ①北九州市

 『北九州エコタウン事業』「あらゆる廃棄物を他の産業分野の原料として活用し、最終的に廃棄物をゼロにすること(ゼロミッション)を目指し、資源循環型社会の構築を図る事業。」当日は、蛍光管リサイクル及び風力発電事業を視察。



 ②八女市

 『八女市多世代交流館』築30~50年の建築物を経済的・環境的に優れた新工法を用いて改修。高齢者と子どもがふれあえる多世代交流施設

 『八女市スーパースクール事業』子どもたちに、さまざまな体験や活動を通して豊かな感性を育む事業を推進するために「八女市スーパースクール運営委員会」を設置。

 『防災ラジオ全戸配布事業』本年6月FM局を開局し災害時に情報を発信するための防災ラジオを全戸に配布する事業を開始。


 ③大村市

 『竹松駐屯地見学』
 

 
 
 北九州エコタウン


 

 牛乳パックのチャイルドハウス(八女市多世代交流館)

 

 番外ですが、視察中に「四つ葉のクローバー」を発見!

ポニーランド ~視察in江戸川区~

2012年06月04日 17時21分28秒 | 視察
 

 先日、江戸川区にある


 『篠崎ポニーランド』


 に、視察に行ってまいりました。
 江戸川区にはこの『篠崎ポニーランド』と『なぎさポニーランド』の2箇所のポニーランドがあります。


 区立ですが、日常的には指定管理で「公益財団法人 えどがわ環境財団」によって管理・運営されています。


 この日は、飯田園長さんがいろいろと丁寧にご説明して下さいました。
 『篠崎ポニーランド』の内容は、以下の通りです。


 <開園の経緯> 
  篠崎小学校の生徒から「区長への手紙」による要望があり、当時の中里区長の判断を経て開園に至ったとのこと。(素敵なお話です


 <目 的>
  動物愛護と「いのちの大切さ」への啓発


 <開園日>  
  昭和50年5月5日(ちなみに、『なぎさポニーランド』の開園日も5月5日で、「子どもの日」に合わせたそうです。)


 <維持費>  
  年間 約24,000,000円(馬の餌代・おが屑・人参・装削蹄・馬場整地・清掃・その他)


 <来園者数>  
  篠崎ポニーランド  85,791人
  なぎさポニーランド 61,330人
         (平成23年度実績)


 

  『篠崎ポニーランド』
   東京都江戸川区篠崎町3-12-17
   03(3678)7520
   
   ☆10:00~11:30/13:30~15:00 ※夏季は午前のみ
   ☆休園日 月曜日(祝日の場合は翌日)/12月29日~1月3日
   ☆乗馬は小学生まで(無料)
   ☆馬車はどなたでも(無料)

   ※駐車場なし。ただし土・日・祝日のみ河川敷内臨時駐車場あり。


  『なぎさポニーランド』
   東京都江戸川区南葛西7-3(なぎさ公園内)
   03(5658)5720

   ご案内は、同上。ただし馬車はありません。

   ※有料駐車場併設


 

 子どもの乗馬風景

 
 

 厩舎


 

 厩舎から仕事場!?までのポニー専用の道があり!


 

 いわゆる馬の「糞」です。以前は、150万円ほどかけて廃棄処理していたそうですが、今は希望する農家の方に差し上げているそうです。(エコです!)


 なぜこちらを視察に行ったかというと、我が練馬区には、子どもたちが遊べたり環境学習ができる「青空施設」がありません(公園は除きます)
 そういう理由から、『子どもの森』を推進していますが、この広い練馬区!一つくらいで満足してはいけません!

 今後も、視察や研究をしながら、いろいろと提案していきたいと思います。


 練馬区には、ポニーランドに使える河川敷はありませんが、「いのち」というキーワードで何か考えたいと思います。

 とにかく動物好きの私には羨ましい施設でした

 こちらには、ポニーの他にヤギやミニブタも皆さんを待っています。
 また、どの動物もとても清潔に飼育されています。

 興味のある方は、ぜひともいらして下さい
 

 


八王子からのお客様

2012年05月07日 22時50分54秒 | 視察
本日、八王子から萩生田光一前衆議院議員と福安とおる市議会議員と伊藤祥広市議会議員のお三方に、議長室を訪問いただきました。


自民党都連の先輩と後輩としてお付き合いしてもらっています。

短い時間でしたが、自民党の青年部・青年局としての今後の活動について意見交換をさせていただきました。

福島県塙町へ vol.2

2012年05月07日 00時34分40秒 | 視察
 あらら.....昨日書いた2本のブログが草稿のままになっていましたので、まとめて本日アップします。


 到着翌日は、『風呂山公園 100周年式典』に出席させていただきました。


 vol.1に書いたように、風呂山公園には赤いつつじが植樹されています。

 このつつじは、日露戦争の直後に町の青年会のメンバーが町の復興に希望を託して植樹したそうです。そして、今も「さつき愛好会」の方々が中心となり大切に育てているとのこと。



 そして今回は、友好のしるしとして練馬から「練馬の鏡」というピンク色のつつじを200本寄贈させていただきました。本当は、植樹式を行う予定でしたが、雨のため室内でのセレモニーとなったので、植樹というわけにはいかずに志村区長から菊池町長へ、私から鈴木議長につつじをお渡しするという形に変更になりました。

 


 式典の終わりには、ねり丸も登場しての記念撮影となりました。

 


 ところで、塙町では未だ農産物に対する風評被害が深刻である旨を町長からお聞きしました。練馬区において塙町の物産展を開催すると、野菜が必ず売り切れるのですが.....もちろん味噌やこんにゃくも人気です。

 被災地支援と言っても、風評被害に対しての国からの支援は全くないそうで、支援についての陳情を出しても聞き入れられないとのことでした。復興庁は何をしているのでしょうか被災地に寄り添ってないではないですか!


 塙町とは今後も友好関係をしっかりと結び、練馬区レベルで支援できることはしっかりとしてまいります。
 また、練馬区も塙町にお世話になることがあるかもしれません。お互い様の気持ちで



 ところで、塙町は今、山菜の美味しい季節です。
 鈴木議長と藤田副議長といろいろとお話しさせていただきましたが、お二人とも大変気さくな方で、雑談の中で私が山菜好きという話をしたところ、天ぷら以外の「こしあぶら」の美味しい食べ方を教えて下さいました。

 とても簡単ですので、ぜひともお試し下さい!!

 その料理方法とは、

 こしあぶらを1.5センチくらいに刻み、それをバターで炒めて軽く醤油か塩をふり、炊き立てのご飯に混ぜるというもの!!

 実際にやってみましたが、本当に美味しかったです

 実は、山菜のなかでも「こしあぶら」は東京では貴重だとお話したところ、帰り際に採りたての「こしあぶら」と「たらのめ」を下さいました。町長と正副議長の優しい人柄に感動しつつ塙町を後にしたのでした。


 
 塙町から一度練馬に戻った直後に、ご縁のあった被災地に向かいました。被災地には機会があればいつでも行きたいと思います。
 それは忘れないため。忘れてはならないためです。
 議長になって一年、震災から一年という月日とともに歩いて来たので、常に頭のどこかには何かできないか?というあせりにも似た思いが消えることはありませんでした。
 
 「絆」という言葉は日本中に定着しました。

 しかしながら、総論賛成、各論反対ではないですが、都心においては言葉と実情が伴ってない部分があります。
 それは、例えば町会加入率の低下を見ても顕著なように、近所付き合いを疎ましがる人は多いし、一人暮らし高齢者の中には民生委員のかかわりを嫌う人も結構います。若い人たちは、便利ということもあるでしょうが、商店街で買い物するよりもコンビニや大型店やネットの方が気楽だという人も多いでしょう。
 

 私たち東京に住む議員の防災対策の柱の一つは、絆のための土台作りかもしれません。