たまおのページ

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いつものとこやじゅうがつ いち

2010年10月04日 | Weblog
 10月 4日

 昨日、いつもの床屋に行ってきました。その1

 お昼前(11時50分ごろ)に行ったんですが、床屋の
おねぇさんはソファに座って世間話をしていたようです。
(よく顔を見かけるおばさん、初めて見た20代後半~30代
前半ぐらいの女性、そして床屋のおねぇさんの3人)


 「おはよう。いつもながらに忙しそうだねぇ。」とアタイ

 「そうなのよ。お客が来ないから、茶飲み話に花が咲いて
口だけ忙しわよ。」

 つうことで、すぐに散髪開始でした。

 若い彼女が床屋の掃除(床に落ちた髪の毛を集めたり)して
いたので、小さな声で。
 「どうしたの、この床屋で若い人を見るのは3年ぶりだよ。」
って言ったら。
 「うちの客だった男の彼女だったのよ。どうしようもない男
だったから別れたんだけど、男は店に来なくなったのに、彼女は
ときどき遊びにきてくれるのよ。」
      なんだか面白いなぁ。なんて思いました。


 「夏はどこかにでかけたの」って聞かれたので
 「休みはそれなりにあったけれど、映画や美術館だけ。泊りで
はどこにもいかなかったなぁ。暑いし家でゴロゴロしてたよ。」
頭を刈ってもらいながら そんなようなことを話していたんです。

 話題は同窓会のことになりました。
 よっぽど楽しかったんでしょうねぇ。アタイ、聞いたのは
5回目ぐらいです。

 んで、このブログで記事にしたこともあるので、今回初めて
聞いたことだけをカキコします。

 おねぇさんは高校入学したんですが、父親が亡くなったので、
経済的に苦しくなって、中退して東京の床屋に住み込み弟子入り
したんです。

 そいで、中学のときに担任だった大塚先生、床屋のおねぇさんが
東京で苦労しているということを人づてに聞いて、おねぇさんの
同級生3人を連れて、修業している床屋へ会いにきてくれた。
(なにかの用事があって、ついでだったのかも?ですが、そいでも
ウレシイやね)

 何人かの住み込み弟子といっしょに働いていたそうですが、
その床屋の親父(主人)はいやなやつで
 「他の子の手前があるから、いくら中学校の先生が会いに
来てくれたからといって、お前だけを特別扱いにして会わせる
ことはできない。」

 何度頼んでも直接面会させてくれなかったそうですよ。
 そいで、その床屋から50mほど離れたところにいる先生と
友達に手を振って別れた。
 すごくうれしかった。そのことで人の優しさと有難さを
知った。ナニクソ!と頑張ることができた。

 そいで同窓会で、大塚先生に東京から買っていった花束を
渡したのですが、先生は ”なぜこんな大きな花束を???”
だったそうです。理由を聞いて。『忘れていました。』
だったそうですが、アタイが思うに 忘れていたフリ を
していたかも? そういう出来事って忘れないと思いますよ。

 というような話をしてくれるんですよ。
 床屋のおねぇさんは何度も(何人も)話をしているので
しょうが、アタイは初めて聞いたでしょ。目がウルウルして
きましたよ。
 こういう話ってTVドラマだけじゃないんですねぇ。
 
 長くなったので、続きは明日。
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