ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

笑わず @岐阜県美濃市

2019年12月09日 | 岐阜県(中濃)

初秋の天候不順でなかなか乗れなかったもう片方のバイクのご機嫌伺いに岐阜県美濃市の紅葉で有名な「大矢田神社」まで(ただし訪問は紅葉前)。その途中で寄ったのが「笑わず」という変わった名前の店。こちら燻製料理を出す店だとの事。店の近くの幹線道路まで来たものの、店は道路から外れているので看板が見える訳でなく、周囲は田んぼや畑が広がっているので場所が分かり難い。少しウロウロしてやっと木立に隠れた店を発見。ココ知らないとフラッと寄る訳にはいかないだろうなァ。これもインターネットの効用。バイクを停め、ウッディーな店の中へ。店内は天井高く、薪ストーブなんかもあって広くて洒落ている。窓の外にはスモーカー(燻製器)も見える。主人が1人でやっていらっしゃるようだ。長テーブル席に腰掛けメニューを眺める。日替りとパスタのランチがあったが、折角なのでと「スモークチキンセット」をお願いした。

中は少々雑多だが、秋の日差しが入る明るく気持ちのいい空間で出来上がりを待つ。しばらくして運ばれた「スモークチキンセット」は、生野菜サラダ(+マヨネーズ)が添えられた骨付きのレッグと平皿のライスと昆布の佃煮(笑)とお椀の味噌汁という和洋折衷。レッグはさほど大きくなく、「食べ易いようカットされてますが、手で食べたほうが美味しいですよ。」との主人の助言に従い、手と箸とナイフとフォークを駆使していただく。チキンレッグは強い味付けはされておらず素材の味と燻製香重視。自分でも時々燻製を作るのだがソミュール液に漬けるやり方なのか、塩するだけなのかどっちかな。香り良く、身もしっかりとジューシーさが残っていて旨い。軟骨部分までしっかりと齧りとっていただいた。自分の固定観念もあるだろうが、これとご飯と味噌汁が合うのかというと正直あまりよく分からない(笑)。かといってワインやビールを頼むことも出来ないし…。次は運転手を連れてきて魚の燻製料理なんかも食べてみたい。気さくな主人とバイクの話なんかしてから勘定してもらった。(勘定は¥1,540)

 


 

↓ 紅葉シーズン前なのでひっそりとした「大矢田神社」。本殿は江戸時代初期の1672年(寛文12年)、拝殿は1671年(寛文11年)の再建で重要文化財に指定されている。廃仏毀釈によって楼門だけ残されたので、それだけ仏教式の建物なのだとか。拝殿に続く長い階段でゼーゼー…。

 

 

 


 

 

SMOKE HOUSE 笑わず

岐阜県美濃市極楽寺736-2

 

( 美濃 みの スモークハウス笑わず わらわず 燻製 燻製料理 ランチ パスタ スモークレストラン おやだ神社 紅葉 国登録重要文化財 )

コメント
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