ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

黒帯 鶴舞店 @名古屋市中区・鶴舞

2019年12月04日 | 名古屋(中区)

車で千種区の銭湯「松の湯」へ行った後、夜の鶴舞へ。そういえばこの近くに蕎麦屋があったはずだと探したのはJR中央線の高架下にある「蕎麦割烹・黒帯」。鶴舞といっても千種駅との中間くらいの位置。店の暖簾を見ると見覚えのある書体。これは日本酒の「福光屋」の黒帯と同じように見えるが…。関係はあるのかな?(一応ドリンク・メニューにはラインナップされていたが未確認)。”割烹”なんて冠を付けているのでどんな店かと思ったが、中に入ったらごく普通の店舗。BGMはラジオ(?)だし、特に高級さとかを感じられる内装でもない。店員も今どきのラーメン屋のようなノリ。品書きを眺める。そばの種類も、酒肴の種類も多い。車だったので最初から蕎麦だけ注文。お願いしたのは「十割りそば(細打ち)」。

すぐに「十割りそば」が登場。別皿に刻みネギと山葵。つゆは徳利にたっぷりと入っている(ケチらないのがいいね)。山葵はちょっと乾き気味。つゆだけ啜ってみる。濃いめのつゆは辛汁だけれど、溜まり醤油っぽい強さもある。早速蕎麦を手繰っていく。ゴワッとした口当たりで、蕎麦自体の風味が強いとは言えないが濃いつゆとの相性は良く、旨い。これではちょっと足りないかと途中で「蕎麦とろ」なるものを追加。品書きには無く、席のところに貼ってあった品だったと思うが、これが良かった。玉子焼とすき煮と漬物が一口づつと、茶碗のご飯の上にとろろがかかったものが出てきた。これでたったの+300円。とろろには皮なのか黒い粒も見えて若干の苦味も感じるが(ミキサーの音がしたのでとろろはすり鉢でおろしてはいないと思う…)量は普通にあり、おかずと共に食べるとしっかりお腹も満たされる。これを先に頼んで(出来るかは不明)酒をいただき、締めにそば切りっていう組立を妄想した(笑)。つゆがたっぷりあるので、さらっとした蕎麦湯と刻みネギをどんどん投入し、お腹はいっぱいに。(勘定は¥1,300程)

 


 

↓ 夜の「鶴舞公園」(明治42年・1909・開園)に立ち寄る。新装なった「名古屋市公会堂」(昭和5年・1930・建造、改修)や、「噴水塔」(明治43年・1910・建造、一時解体、昭和52年復元)、「奏楽堂(復元)」などがライトアップされている。照明の色ってこんなに白っぽかったっけ?

 

 

 

↓ 鉄製アーチと門柱がクラシックな千種区松軒の「松の湯」。中は格子天井(塗装が惜しい)や、木製ロッカーが渋い。仕切られた浴槽の湯加減良く、気持ち良かった。

 

 


 

蕎麦割烹 黒帯 鶴舞店

愛知県名古屋市中区新栄2-47-50

 

( 名古屋 なごや 鶴舞 つるまい 鶴舞公園 つるまこうえん くろおび 蕎麦 そば 十割蕎麦 高架下 近代建築 銭湯 ) 

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