河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

研究費の締め

2009-03-03 | 大学
アメリカから帰って真っ先に行わなくてはならないこと、それは年度末の研究費の締めである。
学内の予算執行は1月いっぱいで終わっているのであるが、補助金に関わる予算はぎりぎりまで待ってもらえる。
そうしないと、残すと大学も困るからだ。
それでも物品を購入したりするとなると1ヶ月は余裕をみておかないと事故が起こるので、今日がぎりぎり最終日となる。
関係者で集まって、研究所に関わる補助金の予算執行状況を詳細にチェックして、余すことなく使い切る算段を行った。
1円でも余ると補助金の返金の手続きが必要で、そのためには全ての予算執行状況を詳細に報告しなくてはならず、大変なことになるのだ。
同じく、私個人がもらっている科研費の締めも本日行い、残金は0となった。

研究は授業などのない3月が最も時間が取れるのだが、3月には予算が残っていないというのが現実である。
この矛盾は単年度決算の研究費を使う限り逃れることができない。
お金を余したら、翌年に持ち越せる制度がありがたいのだが、限られた場合しか許されない。

来年もこのブログを読み返して、また同じことを繰り返すと思う。


作業が一段落した頃、先日国家試験を受けたばかりのゼミ生が研究室にやってきた。
今年の国家試験は素直でやさしかったそうだ。
自己採点ではおそらく本学は100%合格の見込みである。
やれやれ。
コメント
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