河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

予算のごたごた

2009-03-19 | 大学
研究所の予算を2週間前に決着をつけたつもりだったのだが、その後いろいろあってまた再調整を余儀なくされている。
思わぬ支出の必要が出てきたせいだ。
最後の最後まで苦しめられる。

そんな中、今日、今年の日本整形外科基礎学会に演題を応募した。
ちょっと基礎の勉強もやってみたいし、以前データだけまとめてまだ投稿できていない培養神経細胞に電気刺激を行った実験のまとめをこれをきっかけにやってみようと考えたのだ。

「電気刺激はPC12m3細胞において神経突起形成をp38MAPキナーゼ経路で誘導する
Electrical stimulation induces neurite outgrowth in PC12m3 cells via the p38 mitogen-activated protein kinase pathway」

日本整形外科基礎学会には岡山済生会病院からも演題を応募した。

「膝前十字靱帯再建術後早期のリハビリテーションの工夫
The improvement of the rehabilitation in early stage after the anterior cruciate ligament reconstruction」

医局に出す昨年度の業績集も忘れていたので、今日メールで送った。

当面あと急いでまとめなくてはならないのはリハ学会専門医資格更新のための活動報告書の作成だ。
以前はこんなものは必要なかったのに、いつの間にか制度が変わっており、臨床症例の報告や倫理の勉強の履歴などを報告することになっていた。

毎年毎年これでもかと言うほど雑務が増えていく。

しかしそれにまけて研究活動がおろそかになってしまったら何のために大学にいるのか分からなくなる。

気持ちを引き締めてまた頑張る。



しばらくして今年の日本運動器リハビリテーション学会のホームページを見ていたら、複数あるシンポジウムの中の一つのテーマが「二関節筋」になっていることに気付いた。
抄録の受付が月末まで延長になっていたのでついでに申し込んでみることにした。
800字の抄録なのですぐ書ける。
発表テーマは下記のようにした。

「CKCにおける大腿直筋のサイレント現象とハムストリングの膝伸展作用」

シンポジウムで採択してくれるかどうか分からないが、なかなかおもしろいテーマではないだろうか。
コメント
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