katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピーターさん教室

2022-07-17 07:29:47 | モザイクタイル教室

今日は午前午後とリピーターさん教室。まずは犬の方から。最初に軽く質問が来て・・・何か進みが悪くなったって。考えられる事は、難しいパーツな場合。でも、同じパーツの繰り返しなんでそれは無いのね。では次、モザイクでは無い悩み。

つまり心技体の心の部分。ここが弱っている場合、根気なんて目に見えないものが、痛んでいて気持ち・・・気が乗らないとか、気が滅入るとか、こうなると、そりゃ進まなくなる。ただそれも無いと思うのね。じゃ何か?って言うと、パーツの

精度。今までよりも精度が上がっていて、時間を掛けているのね。例えば音で説明すると、この葉っぱみたいな形を切るとすると、タイルを斜めにして、角を落として、またその角を落としてを繰り返すから、パチ、パチ、パチ、パチ、パチと、

パチの音を5回位させて、またその角を今度はカリみたいな音で直す。つまりパチの部分を全てカリで直すのだから、10回はカットした感じになる。では最初の頃のパーツはどうか?恐らく5,6回程度だと思うのね。つまり倍の手間が掛かっている。

だからパーツが揃って行くのね。これが精度が上がる原因として、良い事と悪い事は背中合わせなのだから、悪い事は、何故上手くなったのなら、スピードが増さないのか?自分は進歩して無いんじゃないか?って誤解をする事なのね。

確かに上手くなると、早くなる気がするのね。ここでもやはり、気。この気が厄介なのね。単なる思い込みなのだから。例えば、ダイエットね。太っている人が20キロ落としたとする。えー凄いって気がするでしょ?確かに努力も感じるけど。

でもね、じゃ45キロの人が20キロ痩せられる?それは病気です。つまり大きく伸びしろのある場合の変化の量は、とてつもない数字に表れやすいのね。でも、伸びしろとして、かなり限界値に近くなると、そんなに変わらなくなるのね。

つまりこの方の今のパーツは45キロ付近になっている・・・って事なのね。だから最初のパーツとの比較は、余り意味が無いのね。つまり今のパーツがやっと比較対象になるパーツだから、ここからは左程、終わりまで差は感じないはず。

例えば、常連さんみたいな人が、1作の中で急に上手いパーツに化けるか?って言うと、ほぼ何も変わらないのね。しかし、初めての大作みたいな場合、その中でパーツが上手くなっていくのね。慣れとか反復する事でね。

だから、急激に変化するのね。それと並行に目が肥えるのね。腕がいくら良くなっても、感じる目が育たないと、こんな感じぃぃって進めば、美しさよりも早さを重視するから、大体こんな感じのパーツぅぅって表現になるのね。

所が、逆にここ曲がってるとか、尖がってるみたいに、気が付くと直したくなる・・・って事になると、美しさ重視だから、早さよりもそっちを選んだ事になるのだけれど、ここで自覚ってものが必要で・・・。こんな理由が進まないと感じる原因なのね。

これさえ判ってしまえば、ちゃんと比べるべき事を比べられるから、比較対象をする場合に、むやみに比べ無くなるのね。もう慌てずに、来た分だけ終わって行く・・・って思えば、質も落とさずに進められると思うんだけど。

いずれにしても、何も問題は無いと思うのね。そんな午後からは、闘牛士の背中のリピーターさん。

中々複雑な模様で、厳しいパーツの連続なんだけれど、凄いのは、午前中に他の習い事をして来ているのね・・・。とてもハードなんだけれど、涼しい顔でやっているのね。もはや趣味とは言え、時間的にはプロっぽい時間の使い方なのね。

そもそも6時間以上座りっ放し・・・って言うのは、仮に勉強なら知識を付ける為に、反復している時間。同じ座っていても、これは技術を磨く時間であって意味が違うのね。例えば勉強の場合、字は汚くても、覚えればOK。

しかし、技術として美を重視となると、美しさが大事であって、早さでは無いのね。前者は記憶の為に、最後まで書き切る事が大事だから、字は汚くてもOKになり、美は美しさ重視だから、終わらなくても次回・・・全く意味が違うのね。

つまり美を2回、分野は違えどやっているって事は、それだけの美に向き合う時間に耐えられるって事になる。しかも質を落とさずに・・・サッカーなら2ゲームフルに出場みたいな感じね。そこは技術とは違う評価になるのね・・・。

心技体と言うのなら、体の安定感が抜群に思えるのね。へたらないのだから。ただ残念な事に、色んな事をしたい人なんで、先生サイドから言えば、どの先生もきっと、ウチに専念してくんないかな?と思っているんじゃ無いのかな?

まぁいずれにしても、この方も午前のリピーターさんのように、大崩れしそうな事が全く感じられないし、安定していて言う事は特に無いのね。二人ともお見事なのね。そんな後はクラゲの切り抜き。

これでひとまず全部終わったのね。そんな中、告知。

左は仁科さんの依頼のレンガゴテの作品が展示されるイベント、右は泉銀さんの紹介のイベントで、新浦安のショッピングモールでのイベントなのね。チラシを頂いたんで・・・。

 


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