katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャ-と日本観賞魚フェア

2013-04-14 05:55:17 | モザイク教室
さて今日は亀有カルチャ-の日。じゃかぐやも同行して終わってから、日本観賞魚フェアに行こうと言う事になっていて、と言う事は、すでにオ-ドリ-も一緒なのだから

3人で行く事になる。ただそこにみどりも一緒に観に行きたい・・・・って話になり、
それならカルチャ-にも同行させて一緒に・・・となり、先生が4人で5人の生徒って言う

前代未聞のお教室となった。有り得ないのね・・・あはははは。
まっ、とは言っても生徒さんには得はあっても損は無いのだから、良いでしょ?

何とも人数が俺のカルチャ-始まって依頼の賑わいに見えるでしょ?あはははは。
さてそれではいつもの3名から。



この方はここでのみのモザイク。ぺきぺきなんだけれど、華やかさを増す為に、小さな
部分をやったんだけれど、何しろ面倒な事ばかりになる。

しかしそれがグレ-ドアップに繋がっているのが判るだけに、続けて行きたいが・・・・
でも流石に・・・とめいっていたので、じゃ葉っぱでも気分転換に入れて見ますか?と

なる。いくらピンクが好きって言っても、これだけ続けば他の色を使ってみたり、
大きいパ-ツにして観る事で、根を詰め過ぎないようにするのも1つの手である。

何しろ手馴れただけの作業にしない事。作業なんてのは流れ作業なんて言葉があるように
能率効率だけを上げて、早さを増す為のような言葉に使うもので、習って上手くなりたい

人にはそうならないような姿勢が必要なのね。勿論、工芸のようなものには使うかも
知れ無いが、俺は作品製作とか、作業とは違った言葉で教えたいのね。

少なくともカルチャ-教室で作業って言葉は適さないから。
それはそうと、切る事に慣れて来ただけの事はある。どのパ-ツもしっかりしていて、

とても綺麗である。これだけしっかり切れていると、最後にバックをクラッシュで
入れると、しっかりしたパ-ツとそうで無いパ-ツの対比が決まり易い。

この時点で経験者なら完成度が見えて来るはずである。



この方は自宅でもやっている人なんだけれど、ひまわりの小さな丸を結構仕込んでいた。
もうこの方の点で作るモザイクはかなり上手い。どんな形や大きさであっても、

かなりのグレ-ドのものが作れる。しかしながら今度は線で作るモザイクの部分になった
・・・つまり花びら部分。ここは1枚の花びらを輪郭部分をキ-プしつつ、隣り合わせの

タイルをピタリと合わせて流れを作る・・・線で作って行く、そんなモザイクになった。
進級したモザイクになった・・・・当然、難しくなったから進まない。

何が難しいか?と言うと、小さな丸を沢山・・・って言うのは、きちんと決まった形を
切る・・・ここが大事なんだけれど、1つ1つのパ-ツに繋がりが無い分、少しなら

大きさや形が狂ってもセ-フに出来るがしかし、流れを作るって言うのは、出っ張ったり
引っ込んだりしてしまっては、下絵とは全く変わったものになって行く。

つまりほぼ絶対にそれで無くてはならない形を切らないとならない。
しかも自分の描いた下絵の通りに・・・変えるのも自由だが、もし下絵が気に入って

いたのなら、最悪な状況になる。つまり下絵以下の仕上がりになるのだから・・・・
でも、もし下絵が上手く描けなかったとしたら?・・・それは目安の絵だから、

切りながらの補正みたいな作り方になる。ただいずれにせよ、1枚目のパ-ツに合わせる
・・・・自分自身のね・・・・妥協するもしないも自分・・・きつい作り方になる。

そんな難しい事へ進級した事をお伝えした。だから今までの進み方を忘れて下さい。
上手く行かない・・・それが当たり前のパ-ツに入った・・・最初に戻った気分になる。

それに負けない心で乗り切って下さい・・・のお知らせをしたのね。
ここを抜けてしまえば、かなり自由にモザイクを楽しめるようになるんだけれど・・・。

点で作るモザイクに慣れてしまうと、心も慣れてしまって、そこそこ出来るって気持ちに
なるので、線で作るって新しい事になっている意識を持たないと、思うように進まない

事や、思うような結果が出ない事で嫌になってしまう・・・そんな事が多々ある。
ある意味、続けられるか?られないか?の境目でもある・・・その位の難易度となる。

ここは初心に戻って、最初は上手く行かなかったよなぁ・・・って気持ちでやってくれると、何とかなるんだけれど・・・・。点のパ-ツが余りにも上手いから心配である。

何とか乗り切って欲しいものである・・・・何しろ自宅で進む分、俺はいないし、
ここで自宅での注意点はほぼ1つ・・・心折れぬように・・・進まなくて当たり前、

何しろ美・・・そこだけなのである。点のパ-ツは上手く切れるのだから・・・・
気持ちの持ちようなのだから。それを意識して下されば・・・指導はそれのみ。

次は、体験を経てこれで3回目の方。オ-ドリ-が専属で付いている。


これが点で作るモザイク。さっきの方はこれが出来る前提での、線のモザイクに進級。
きちんと理解出来ないと、何が難しくて、何が簡単なのか?判らなくなる・・・。

ではこんなエピソ-ドを聞いて欲しいのね。この方はこれで3回目なんです・・・・と、
体験教室に来られた2人に言ってたのね。勿論、凄いぃぃって言葉を頂く事になる。

まっここまでは当然かな・・・これだけの完成度だからね。しかも、弟子のオ-ドリ-が
バックに付いている・・・ただリアルな生き物なんて作った事が無いのだけれど・・・。

ここに何があるか?良く考えて欲しい。オ-ドリ-は弟子だから上手い。
ただリアルな生き物は一度も作った事が無い。未知数なのである。しかも、1人の生徒を

これだけしっかりマンツ-マンで教えた事も無い。3時間で何人もが終わる体験なら、
あるけれどね。つまりそんな中での初めての大作の指導をしている事になる。

しかも体験教室を終えて1作目の人の3回目の授業でね。関係性で言うのなら、監督と
プレ-ヤ-の関係。つまりオ-ドリ-の作戦通りに、ここはバント・・・ここは・・・

と言われた通りに生徒さんは動かして行く・・・こうして、こうして・・・とね。
なのに、その監督はリアルな生き物を作った事が無い・・・あら?

じゃ実際オ-ドリ-は作れないのだろうか?違うのね・・・もう作れるのね。
だって教えられるのだから。後は作ろうかな・・・って気持ちだけって事。

それだけでいつでも作れる腕があるって事にもなる。では、生徒さんは?となると、
たった3回でも、そんな人が作戦参謀に離れずずっといるのだから、言われた通りに、

張っている・・・ここ。実はパ-ツの仕込みを自宅でやって来る・・・この色とこの色を
この形に切って来る事・・・って切る事のみをやって来る宿題をね。

つまり野球なら、素振りだけ徹底的にやらせて、ここでは張るのだから、結果を問う。
つまりボ-ルを打たせて・・・結果を得る・・・みたいな、切っただけの大変さを

報われる結果、それが張るって行為になり、上手いぃぃって言われたり、自分でも
いけてるぅぅと思えれば、やる気にもなる・・・の繰り替えしになる。

ただそろそろその関係性も、ここまで出来るのなら、教えるオ-ドリ-にも、習う生徒さんも、進級して貰わないとならない。何故ならここまで出来るのだから。

そこでこんな質問をしたのね・・・・。そこはどの部位?えっ・・・?ここなのね。
これだけ上手く仕上がっているのは、オ-ドリ-が宿題で切ったパ-ツを見て、

ここはこれ、ここはこれ、って言われた通りに張っているだけになってしまっている。
勿論、最初は切るだけの宿題、ここで言われた通り張るだけ・・・それで良かった。

そこを1つ上に行く。それが目的意識を上げる事。つまりどの部位か?って意識。
まずはその場で立って見る。あぁ耳のここを作っているんだな・・・ここかぁ・・・・

ってね。つまり自分でもきちんとそろそろ何を作っているのか?意識する事。
段々と信頼関係が付くと、ただタイルを順番に並べてしまうのね。言われた通りに。

けれど、それでは自分が何を?何処を?の目的意識が無さ過ぎる事になる。
そこで必ず立って確認をする事。ここをやりますよ・・・って言われても、

ここ・・では無く、立って見て、あぁ耳のここね・・・って具合にね。

だったらこれかな?って思えたら、これですか?って言って見たりする事。
勿論違っていても良い。けれど聞く時には根拠を持って・・・だから、ここがこれって

事は・・・これですか?って感じにね。思いつきではダメ。それは質問じゃないから。
1つ上に行く・・・進級のための質問をする・・・そんな練習だから。

当然、聞かれたオ-ドリ-も根拠で、ここがこれなら・・・と答えられるようにする。
こうしたやり取りが出来ると、信頼関係も増すし、勿論指導力も質問力もアップする。

こんなやり取りをより高度化させると、この作品が終わった頃には、2人共に親密な関係になるだろうね・・・きっと。勿論、グレ-ドもね。

では話を戻して、実は点で作っている時は、ちょっとした指導で結果は出るのね。
ただし、切る事に慣れてくれないと、点のモザイクにはパ-ツの数が必要になるから、

パ-ツの量産が必須。だから宿題になる。当然切った分だけ慣れる事になるから、
その分、早くもなるし上手くもなるから、結果が出やすい。

しかも切るだけのみになるから、張らない事で大きな失敗はしない事で、不安も無い。
更に張る時はオ-ドリ-がいるから安心して進める。実に結果が出やすい。

しかし進級して、線のモザイク・・・つまり流れのモザイクになると、1枚1枚を合わせ
ながら進むので、切り置きが出来ないから、1枚切っては張って、隣合わせをしながら

また切って張る・・・と1枚、1枚仕上げて行くから、ここで進まなくてもコツを掴む。
そこが大事になる。さっきのひまわりで例えるのなら、1枚の花びらをきちんとこれ・・

って合格のパ-ツを作って、それをお手本に自宅で進める・・・つまりここでは1つだけ
で良いから、自分なりの完成品を決定する・・・それが大事になる。

しかしながら、周りでこんなに進む人がいたりすると、自分の中でも点のモザイクの時と
違う意識を持っていないと、何で進まないんだろう・・・・上手く出来ない・・・・

と焦って進む事のみを意識すると、グレ-ドが下がって満足出来ないし、かと言って、
しっかり1枚を・・・・とやると、本当に1枚がやっと・・・なんて事は多々ある。

この位、点のモザイクと流れの線のモザイクには違いがある。
それを踏まえて、点のモザイクの決定版の体験教室の2人は・・・と言うと、



こうなる。結果は出て当然。そこにかぐやとみどりもいるのだから・・・。
何とも豪華なお教室だった。こんな豪華な事はそうそう無いね・・・きっと。

そんなこんなで無事教室を終えて、船堀の日本観賞魚フェアへ。


展示前にて、金魚のオ-クションをしていて、こんな感じの賑わいだった。
まっここに一緒に展示していた、かぐや、オ-ドリ-、みどりと一緒に来た事が何より。

そんな中、入れ替わりにさくらやキウイが行った・・・って連絡が来た。
昨日と同じで、前回よりも増えている・・・今日は人数では無く、展示数。

去年はここに3点だった・・・それが倍以上で、しかも3人増えている。
それがどうだと言われても困るが、事実として増えた・・・これが大事。

そんな中、堀口養魚場にいた人に声を掛けられた・・・作品飾ってありましたねって。
先日まで単なるお客に過ぎない関係が、何をしているのか?知られただけでも前進。

しかも、向こうから声を掛けて下さった事・・・・顔まで覚えて頂いた・・・・のね。
そんなこんなでかぐやが慌しく帰った・・・・。




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