katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

しながわ水族館イベント・ワークショップ6回目

2023-02-06 01:02:44 | イベント

きょうも引き続き、かぐやとしながわ水族館イベント・ワークショップ6回目。もう流石に色々と慣れて来て、困る事も無く準備が出来るようになって・・・それが土曜日は片付けをしなくても次の日も使うから、そのままで良いので、日曜日の設置やら準備いらずなんだけれど、夕方は椅子や机も

片付けないとならないから、色々とやる事があったりするのね。そんな日曜の朝は、準備に慌てる事無く、すんなり・・・そんなスタート。それが先日の麻布小学校の生徒さんのお母さんが子供さんと一緒にいらしてくれて・・・今日も何か良い出だしから始まったのね。

ではいつもの一部ご紹介。

今日はダイオウグソクムシもクリオネも中々健闘してくれて・・・なんと53名のご参加となったのね。ただね、さすがにかぐやと2人じゃ無理なんで、今日も助っ人としてかぐやのせがれが来てくれたのね。しかも奴も2回目で、手慣れて来ているし、何と言ってもモザイクをやった事があるし、

幼稚園の頃からの付き合いだから、気心知れてるしね。それにかぐやと親子だしね。そんな中で、こっちも3人で良く回した事だけど、まぁしかし、みんな力作で、中々面白いデザインもあって、勉強になるのね。こう来るかぁ・・・ってのもあってね。

ただそうなるように、結構色合いも多めに作ったのね。みんなそれを良い感じに使いこなしているのね。ただ良い事と悪い事は背中合わせで、嬉しい悲鳴になったって事は、下地がもう底を付いてしまったのね。20個あるかどうか?って位なのね。当然、夜は下地の準備とペンキ塗り。

しかし、余りにも順調で有り難い話なんだけれど、何でもそうなんだけれど、例えば俺の場合なら、タイル屋の時に独立をした・・・こんな場合。昨日までは、会社に行けば、今日の仕事はあったし、明日もあさっても、いつでも仕事はあったのね。

でも独立をするって事は、今日仕事をするって事は、明日の仕事はどうなってるの?明後日の仕事は?当たり前の事なんだけれどね。あっちを立てればこっちが立たず・・・みたいな話。仕事をすれば営業は出来ないし・・・みたいなね。だって全て一人なんだから。良く使う料理の比喩もそう。

例えば、甘いか、しょっぱいかのいずれかなら、簡単な話も、甘じょっぱい・・・となると、0か100かのような話で、半分なら50ね・・・数字なら簡単でも、良い塩梅って言うのは、当然ながらほぼ無理なのね。何故なら、仕事の場合、良い塩梅って一体どんな感じになるの?って事になるから。

それが例えば、今回のような場合、先方の理想は1日30人って想定されていたのね。それは1時間区切りで6人を5回って感じに。ただ数字では合っているんだけれど、行く前から、当然ながらお客さんは水族館に来ているのだから、俺は、朝一番は有り得ない事は想定していたのね。

となると、必ずこれでは30人には届かない事になるのね。つまり何処かの回で、朝の足りない分を穴埋めしないと・・・しかも最終の時間も、お客さんの帰宅を考えると、これも考えられない・・・となると、完全にその間の時間帯でカバーする事になる。ではそもそも椅子は何個?9脚。これも数字のマジックなのね。

確かに9人座れるけれど、未就学のこの場合、親御さんも座る事になるだろうし、仮に後ろに立ったとしても、満員になるって言うのは、どう言う事か、想像は付くでしょ?そうなのね、そうなるのね。そして受付で、お金のやり取りをして、座った順に説明となると、回すって言うスタイルの、

俺たちの中での、こう言う入れ代わり立ち代わりイベントは、流しの教室って呼んでいるんだけど、流しの場合、受付が教えている人に、どの位で空く?って合図して、予約の時間を読んだり、二人組なんて事を考えて、すぐに入れずに、時間差にして2つキープしたり・・・。

つまり先を読むって言う、目に見えない事をやり取りする事が大事になるのね。オリジナル作品を作る時の、想像力って話ね。でもじっくり考えている時間は無いのね。お客さんは急いでいるのだから・・・。俺はこんな時に思い浮かぶのは、救命病棟24時の江口さんとか、コードブルーの山Pや、

ガッキーなのね。つまりこんな場合の流しの教室って言うのは、モタモタは救命的になるのね。まずトリアージって言う分別をして、どれから・・・って事になるのね。普通の病院なら、来た人順になるけれど、そんな時間は無いのね。受付順は一緒でも、終わり方は人それぞれで、早い人もいれば、遅い人もいる。

場合に寄っては、困っている人の手助けなのか?受け入れる為のベッドを空ける為に、ラストスパートの手助けなのか?みたいな判断も必要になるし、人が来て欲しいと思っていたのに、席は無い、人手が足りない・・・子供ががっかりしていたり、泣いていたり・・・そんな場面にも出くわす。

40人を超えるって言うのはそんな事になるのね。それが50人を超えたんだから、相当な事だったのね。こんな事が嬉しい悲鳴って言う事になるのね。ただこれは良かった結果から起こった事であって、開催される前は、どんな事になるか?は判らなかったけれど、準備だけはしていたのね。

けれど、もし想定されたようにならなかったら・・・って考えれば、話半分って言う設定での190枚だったのね。もし上手く行かなかったら、それでも余っていたかも知れないのにね。それが良い方向になって、6回分持ったのね。更に言えば、どんな状況になるか?判らない状態で人を頼めない。

つまり最低限で言えば、常に俺以外に誰か?って感じで。そんな中、6回やった事で、こんな感じになるのか・・・って経験値は付いた。それを元に後7回・・・折り返しで残った下地の貯金は20枚。当然明日から下地をフル回転で作らないと・・・って事になった。これが嬉しい悲鳴の中身。

タイル屋の時も、何かあったらお願いします・・・って言い回っていると、突然あれもこれもって来たりして、それが普通の木造一軒家ならともかく、総タイル張りの3階建てがその中にあって・・・なんて事になれば、誰かに頼まなきゃって事になるんだけれど、身の回りも同じ事を考えると、

頼む人が重なったり・・・平均的に来てくれれば何とかなったりしても、お客さんの都合だから、結局断ったり、どうしても・・・の場合は、待って貰ったり・・・いずれにしても、受ければ賑やかになり、またって評判も産んだりする。けれど断れば、場合に寄っては、残念では済まされない事も

あったりもする。商売って言うのは、ただ作っている・・・ってだけじゃ済まないのね。しかも流し。流しって言うのは、スナック回りの売れない演歌歌手的な存在だったり、売れない芸人みたいな感じの人が、名の通ったしながわ水族館で芸を見て貰っている感覚になるのね。

ここで体験して貰ったり、チラシだけでも・・・作品だけでも撮ってくれたり・・・これがこの先に起こり得る展開に繋がる事が大事になるのね。勿論、体験されれば、それを持って帰って誰かに見せてくれると、ワークショップが知られるかも知れないし、チラシだけなら、オブジェや建築物だったり、

作品の画像だと、深海魚好きに拡散されると、大本山の日本中の水族館にたどり着けるかも知れないしね。何しろ深海魚のモザイクなんて、世界にも無いと思われるしね。必要とされる所は必ずあるはずだから。グレードに何の問題も無ければ、ただ知られていないだけになる。

知られるって行為は、そう簡単では無い訳で・・・。そんな6回を逃げ切った。後7回を攻撃的にやるのか?守りに入るのか?色々と考える部分はあるけれど、やる事は一緒なのね。何をやっても、辞めない限り勉強だし、成功も失敗も経験値になる。それを大きく失敗すれば引きずるし、何とか・・・

って逃げ切れれば、立て直して明日が見える。だから立て直しの効かない失敗だけは避けたいのね。

 

 


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