katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

昨日の不甲斐無さのカバ-の日に・・・

2014-03-30 05:46:06 | モザイク作家
何しろここの所、全く進む気配すら感じられないにも関わらず、流石に昨日のザマ。
ありゃ無いわっ。自分でも良く判っているのだが、これにも理由はあって・・・。

正直、関わった人達の話に負を感じる出来事が多く、進まない作品でも負なのに、
更に聞いても何も出来ず、逆に力の無さをも感じてしまう・・・そんな気持ちにもなった

ただ、本当に上に行くと言うのは、そう言った事も多く背負う事でもあり、これも勉強と考えて、乗り切る事を考えて・・・考えた末に、ママに電話する事にした・・・。

中々理解出来ないだろうが、親しき仲にも礼儀あり。と言う言葉がある。
一般の場合は、今日伺って良いか?って連絡が礼儀が無いと考えられるはず・・・。

これが俺の場合、休み無い毎日に・・今日が空いた・・・って感じとなる。
きちんと見ていてくれれば、それは一目瞭然。しかも、ただ下絵が良いか?悪いか?

現地でサイズを測ったりするだけ・・・ほぼ今日1日の中での数十分。いつでも合わせられる状況・・・ただ勿論もし都合が合えば・・・お願いします・・・って話となる。

当然ママも、じゃ今来て・・と言う事になり、じゃ今、伺います、ってな話になる。
すべてがご理解された上でのやり取り・・・。誠に有難い話である・・・がしかし、

こうして事が進むに当たって、そこに至るまでの気持ちって言うのは、そう簡単なものでは無い。果たしてこの下絵は通るのか?と考えれば、それ相応の準備が必要だし、

それとて必ずオッケ-が貰えるとは限らない・・・。何しろ、相手からすれば一体どんなに待っているか?・・・にもなる。こちらとしては遊んでいた訳では無いが、それでも、

それに対する事でのプレッシャ-も多く感じている・・・・しかも過去2回は結果を出してはいても、今度は数十cmでの大きさでの結果が求められている・・・。

正直、ママからの自分の作品の評価が良ければ良いほど、それに合った3作目が問われている訳で・・・だからこそ完全に敷居が高くなっていた・・・。

プロは結果がすべて・・・人としての礼儀も大事だろうが、人が良くて作品がそこそこよりも、人として多少問題があっても、作品のグレ-ドの重視・・・。

考え方1つでこうも変わって来る・・・。礼儀が時間なのか?それとも質なのか?
1点モノを作るとは?一体どんな事を意味するのか?答えは完成しないと判らない・・・

そもそも、最初から伺っていたのなら、もう少し展開も変わっていたとは思うけれど・・・。ただ流石にこれ以上は、自分でどうにもならないと感じたのだろう・・・。

だから、今日どうしても・・・行く事でしか解決出来ないと感じた・・・。
逆に言えば、それ相応の下絵になった・・・とも言えよう・・・。

いずれにせよ、気分としてはいっぱいいっぱいの中での連絡であった。
そんな中、ママは暖かく迎えてくれて・・・・しかも、測っていなかった下絵は当然、

サイズも違っていて、そこは場合に寄っては、もう1つ頼まれている作品に回しても・・
とも覚悟はしていたが、ママがここに使いましょうよ・・・何とかなりませんか?と、

言っても下さって・・・そんな中、ユ-ミンが帰宅して来て・・・

ママの御厚意で2人でお昼へ行く事になった・・・。しばらく振りに話すも、結構ブログを見てくれているらしく、色々と知っていてくれていた・・・。

何だろう・・・お陰で楽になった。下絵も通った事は大きいが、ユ-ミンと話せたのも大きい・・・今度はここですか・・・後もう1つあるんですよね・・・?

何だろうね・・・・人によっては、子供と話して・・・それで?って言う人もいるだろうが、中々こんな当たり前のような事が、作り手の気持ちを左右したりする。

例えば、ママに頼まれたのだから、ママが喜べば良い。何とも普通過ぎて当たり前。
それが子供のユ-ミンが知っている・・・もっと言えば、楽しみにしていてくれる。

そもそも何すんの?って言われても良いのにね。興味が無いって人なら、そんな事は多々ある。そう言う点でも、ただ宿題の労作展で教えた・・・ってだけでなく、

これからもお付き合いがあるんだろうな・・・・と思わせてくれる。そんな気分が、作り手として、とても有難く、やる気にも火が付く・・・・。

例えば、スポ-ツの声援。4番やエ-スのコ-ルの後の大声援は期待を背負う。そんな感じになる。それが2軍から上がったような選手は、誰?なんてざわついたりもする。

それが選手にも伝わり、やってやる・・・って気持ちになる事もあるだろうが、相手の選手に威圧感は与えない。むしろ、味方にも信頼感は薄い奴が出て来た感じにも思える。

ほら、こうした試合の前から、場の雰囲気って言うのは、何でもあるものなのね。
何も背負わず、気負わずなら、何も苦労はしないし、その程度って話である。

すべての一流選手は、そのプレッシャ-をバネに、励みに、悔しさと戦っていたりする。
勝ち取れば、また更なる期待をされる事になり、また、また、と挑んで行く。

それを大した期待もされないまま、何と無く仕上げる、こなすだけの事なら、そんなに難しい事では無い。いかにそこに甘んじないか?ここが大事になる。

俺の考える、親しき仲にも礼儀あり・・・とは?こんな事も踏まえて考える。
期待に応える・・・それも頼まれた礼儀である・・・・と。

そんな気持ちの葛藤の中で、ママの御厚意でのユ-ミンとの時間。心ある人と話すって言うのは、やらなきゃ・・・って気持ちを奮い立たせる。そんな事にも繋がる。

とは言え、別に話の内容は大した事は無い・・・けれど、心ある人と話をした・・・。
それが孤独感、空虚感からの脱出でもある。

さて、そんな帰りの景色は、行きに見た景色と同じで、さくらが咲いていたりするが、
葬式の時に、同じ道を通らない・・・・って言う気分になり、行きと道を変えた・・・。

そしてアトリエに戻り、サイズを直して描いたのが1枚目の画像。
そんな中、実家から電話があり、しばらく振りなので行ったのだが、残念な結果となった

たわいも無い話だが、見ていたテレビが子供とプロの歌手がカラオケで対決していた・・
これが親父には凄い事のように見えていたらしい・・・。

こんな事がね・・・。そもそも良い学校に入りたければ、塾に行き、人と違う時間を過ごしたりして、更に自宅でも・・・と、これでもかって勉強をする。

スポ-ツだってそう。もはや元プロに習ったり、俺の子供の頃とは全く違ったりする。
それがいつしか幼い頃からカラオケに行き、人前で歌うのは学校のみ・・・なんて事は、

無くなった。しかも、個人の趣味の域であっても、そこそこは上手くなる。モザイクとて一緒。なのに先生に習っていれば、上手くて当然。何ら不思議じゃない。

しかも歌の上手い、スポ-ツが上手い、頭が良い・・・そんなものはいくらでもいる。
大事なのは、子供って言うのは大人になる。まず子供である・・・小さいのに・・・と、

幼いポイントの中での評価。歌なら声変わりした後も一緒なのか?となると、それで終わって行く事が多々ある。そもそも上手いって言うだけでは、そこの分野で残れない。

そもそも小学生だからであって、19歳だったら?可愛さが無くなり半減しないかな?

そうね、その人の声がその人である存在感・・・そんなものがある人は、ゴスペルの中央でソロなんかを取る人で、楽譜通り歌える上手い人は、バックコ-ラス・・・。

その位の違いがある。そんな話をして、更に今の子は、歌は当然で、そこにダンスを要求される事も普通だったりもする。何しろ学校の授業にも取り入れられるのだから。

例えば、俺の子供の頃、ピアノや書道、珠算、水泳・・・こんな程度が習い事。
それが今、多種多用になり、テレビを観れば何処にお金が流れるか?も一目瞭然。

当時鉄板と言われた野球、バレ-、プロレス、ボクシング・・・・今や、アイススケ-ト、サッカ-・・・と変わりつつある。

ほらね、これ1つで判るのは、すでに一流は子供の頃から、ずっと習い続ける・・・・。
ただ習うじゃなくて、きちんと習う・・・絞って習う。

ダンスにしても、歌うにしても、勉強にしても、サッカ-にしても、今の子達の中には、
昔のエリ-トのように、きちんとした先生に、きちんと習っている・・・そんな人が多い

当然優れたパフォ-マ-が多くてもビックリする事でも無い。そんな話をしても、意味が判らなかったんだろうね・・・残念だが。

そこで視点も変えて見た。そこで判り易いタイル屋の話をしたのね。逃げ道を無くす為にもね。言い訳もきかないしね・・・。あのさ、そもそも依存だから待っているだけ。

大工さんから仕事来ないかな?ってね。それが勉強をした設計士は先生と呼ばれ、きちんとお金を掛けて努力で勝ち取ったもの。一体俺達何をして来た?ゴミだろっがっ。

簡単な話で、職人ってのは経験値の繰り返しで、張り方、切り方、焼き方、・・・と、
その技術を習得して来た者達。昔はそれで良かった。

そもそも、作詞家、作曲家、歌手って分野がきちんと分れて職業として成立していたからね。所がいつしかすべて自分でやる人が出て来た。シンガ-ソングライタ-。

では今どうだろう?本当に作詞だけ、作曲だけで成立出来ているだろうか?歌のみって・・・。要するにどの分野であっても、成立する事は少なくなった。

しかも、更に多種多目。みんな見るだけのものと思っていたものが、やるものに変わった
・・・なのに少子化。応援する側と演者のバランスすら崩れている・・・。

こんな事を踏まえると、もはやその分野の生き残りすら怪しくなっている・・・。
そんな中、伝統工芸の人達の中には、腕はあるが、デザインをやった事が無い・・・。

こんなバランスを美大生と組み、デザインを補い、生き残りを掛けている人達もいる。
こう考えれば簡単なのは、そう言う斬新さを提案されて真似るのでは無く、

自分で考えないと小さい単位で生きるには打破出来ないと言う事。こんな話をすると、
一流でも無いのに、一流の生き方ばかりの話をする・・・って、怒り出す親父。

全く低脳である。あえては言わずに来たが、ではあの番組は一体どんな番組だったか?
そして親父はどんな気持ちで見ていたか?・・・・もはや語るのも馬鹿馬鹿しい。

それは最後のセリフに集約出来る・・・。やっぱりプロが勝ったかっ・・・って。
子供がプロに勝つのを楽しんでいた事・・・・。これが元プロ野球選手が子供に負ける。

こんな話なら、面白おかしく見られるが、本田選手がガチで子供に負けるのを楽しんでいる・・・そんな事と同じで、他人ならまだしも、それが自分の親かぁと思うと残念。

そもそも大御所なら、ここには出なくて良いだろうし、それを好んで見るだろうか?
親父にしては馴染み無い歌手が子供に負ける事を楽しみにしていた・・・そう言う事。

本人がそれを承知なら良いが、まさかそれを意味する事を意識せず、そうしていたのなら?尚の事残念でならない・・・。

ただ結果として、失敗の少なかった子供よりも、失敗は多かったが勝ったプロ・・・。
何が違っていたのか?は、プロを目指しているものなら、誰にでも判る事であったが。

そもそも心理としては、自分のやって来た事を否定されたような気がしたのだろう。
ただ、そうでは無く、今まではそれでも良かったが、今だったら・・・?

そう言う訳には行かなかっただろうし、それに気が付く事も無かっただろう・・・ただ夢中で、ただ毎日が過ぎて行くだけで。

けれど、目指すものがはっきりしている今、何を観てもすべてがそう見える。

それともう1つ。その頃はデザインさせてくれないし、お金も出さない・・・って言い訳をしていた事も、何とも情け無かった。そもそも提案が先で、何が出来るの?って話。

まずは何が出来るか?ってものを見せて、提案であって、その機会が無い、させて貰えない・・・浅はか過ぎてガッカリである。完全なる依存。

生きる為にみんな必死なら、みんなと同じで生きられるはずが無い・・・・。
しかも、人と同じ事をするな・・・と教えて来た親父が、一番人と同じである・・・。

何を寝ぼけた話をするのか?と思いつつ、呼ばれた飯のお礼だけして、無駄な時間だったが、親子である以上、顔を見せた・・・と思えば、腹を立てると言うよりも、

あぁ、今日は条件が親父に悪かったっけな・・・と思いつつの帰宅。
俺は昼間吹っ切れての帰宅、親父は人が亡くなったって日だったっけな・・・・。

まともに話をしたら、一方は後向きなのだから、仕方無いか・・・。
ただ昨日、話をしても、そんなにぶれるとは思えないが・・・・俺は。

いずれにせよ、俺は今日の1日で何かが変って来ると思うのだけれど。


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