katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

アオリイカのモザイクと今後の作品の下絵

2021-08-26 07:23:51 | モザイク作家

と、その前に昨日のウォンバットの方の説明に、画像が無かったんで、ちょっとした解説の続き。

結論から言うとこれになったんだけれど、例えばこのレトロなタイルにはもう一色、緑があって・・・

入れたとすると、こうなるのね。淡いタッチの中で、ひと際パンチの利いた色なのね。抜いた人の気持ちも判るのね。これを違うタイルのギヤマンって、タイルの上にガラスの被膜があるような、ちょっと変わったタイルがあって・・・

もっと沢山の色があるんだけれど、手持ちは少ないから一例として、さっきの事を踏まえると、緑を入れないだろうな・・となると、

今度はあっさりする。まぁ簡単な話で、ウォンバットのシックな色合いに近い緑が入ると、ウォンバットの邪魔をするように見える人は、抜きたくなる。じゃ抜けばOKか?と言うと、残りが一色になると、今度は寂しく見える・・・

そんな事を踏まえた結果が、完成形にたどり着いた人の理由の1つだったと思うのね。それを調味料どれくらい入れる?って話の時に、濃い味付けって言うのを好むような人なら、緑はアリになるだろうし、パンチが欲しい人なんだろうね。

もっと言えば、ギヤマンの黄緑のみなんて言うのを選んだのなら、徹底的にウォンバットを目立たせるみたいになるだろうし、何しろ今までは、写真を見てそっくりに真似ていた規定演技を、ここからは自分で考える事になる自由演技。

そのまま簡単に進めないのが自由演技なのね・・・どうする?って考えて自分で決めないとならないのね。しかも規定演技が上手く行けば行くほど、自分にプレッシャーが掛かるし・・・。大作をやりたい人や、やっている人への参考として。

さてそんな今日は、こんなの出来たらどうなんだろう・・・?って下絵を昨日ちょっとだけ描いていたのね。その時にウォンバットの方から、切り絵の話が出て・・・もし切り絵のような下地が出来たらどうなんだろうか?・・・って。

そんな風に思って、気になったんで、ちゃんと描いて見たのね。昨日は顔だけしか無かったんだけど・・・。何しろ全部描くと1mを超えちゃうんでね。それがこれ。

スズキ。釣り人はシーバスって呼ぶんだけれどね。恐らく陸っぱりで釣れる一番の大型魚なんじゃ無いのかな?本来いつもなら輪郭線のみで作るだろうが、これは黒い部分は木で残す事になるのね。つまりこの中にタイルを入れる・・・

体験の下地の本格巨大版みたいな感じね。まぁ言うなれば、モザイク魚拓って感じなのね。これなら、釣り人全部に見て貰えそうだし、カジキマグロでも作れるから、結構面白い仕上がりになると思うのね・・・見た事無いだろうしね。

ただ普通にモザイクなら、そもそもがルーキーの時に、立体でマグロや伊勢海老作っているしね。簡単な話で、規定演技のような普通にモザイクって言うのは、先人が色々やり尽くしちゃっているのね。だから、いかにオリジナルを作るか?

が、作家の生命線で、真似をするってモザイクは、商業ベースの人達も現在もやっているしね。俺はそっちだけって訳にも行かないしね。作家でありたいんでね・・・。いずれにせよ、これで完成形か?って言うと、もう少し是正はいるけど、

割と面白くなりそうな気配はあるのね・・・そんな後は、埼玉のコープみらいのオオトリのサンプル画像の撮り直しの話・・・。実は先方から、もう少し南国風味出ませんか?って話があって、かぐやと100均で買って来るものを決めて、

是正して撮り直し。いくらかマシにはなったかな?何しろ年度末から春先に向かっての時期に、オオハシって南国風の鳥の提案なんだから、攻めた話なんで、やれるべき事はね・・・やっとくべきなのね。

と言う訳で、夕方からアオリイカのモザイク。ようやく先が見えて来たって感じなのね。


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