katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイ教室とシーバス完成とアオリイカのモザイク

2021-09-11 06:55:10 | モザイクタイル教室

今日は午後からキウイ教室って事なんで、それまでシーバスのモザイクの目地入れ。割と汚していなかったんで、すんなり完成して、午後のお教室に・・・。完成写真は明日って事で。そんなこんなのキウイ教室に特に広がる話は無いのだけれど、

シーバスの完成を見るなり、凄いリアル・・・って言った後に、面白い事を言うのね。それが、ウロコは凄いけど、何とか切れると思う・・・でも顔の所が何でこうなるのか?判らないし、こんなの出来ない・・・って。ここは拾いやすいので・・

理由は簡単で、大作を作れるようになると、ある程度のパーツは見れば大体切れるものでね、例えば具体的にこのウロコは小指の爪位で、そこから段々小さくして行くんだけれど、その段々の具体的な大きさの変化は・・・って指示すれば、

かなり正確に切れる。つまりこれは、楽譜を読めるようになった・・・みたいな事で、よちよち歩きのピアノなら、ドはドの音さえ出れば正解になる。しかし上級になると、強くなのか?弱くなのか?色んなドがあると思うのね。

しかも、それはただの音の話で、もっと上になれば、その曲の時代背景や、作曲者の生い立ち、その時の心境なんて言う、もはや死人に口なしみたいな事まで想像して、歌詞の無い分を補おうとすると思うのね。これが事実なら、俺もそうすれば 

良いだけなのね。今のは聴覚の話なら、モザイクの場合、視覚だから、百聞は一見に如かず的に言えば、見せられる有利感はある。ただ良い事と悪い事は背中合わせだから、有利と言うなら不利な事があるという事。

簡単に言えば、音楽はCDのような取り直しが利くものと、ライブって生演奏がある。CDは失敗したら何度でもやり直せるし、多少の調整は出来るから、よりベストな状態を作れる。そう作れるのね。これは俺と一緒で完成と言うまで、剥がして、

やり直しは出来る。所がライブとなると、音楽はある程度ノリなんてもんがあって、お客さんもある程度、興奮状況で、もしかすると、歌や演奏が飛んだりしない限り、スルーなんて事も多々ある。それがライブ盤なんて事になると、冷静に

聴く事で、ミスタッチを聴き取りやすくなる。逆に言えば、それを見た人は回想出来たりして楽しいし、見ていなかった人は、行ったような気分になるが、何度も聴かれてしまう分、ノリで聴くのとは若干変わるもので。

しかも、そこに目指す・・・なんて人達は、ながら・・・なんて流してはいないから、近くで何をしているのか?じっくり見るし、何度も振り返り聴き直し、コピーしようとまでする。なんて事があったりする。

これは作り込みの良さと、生の良さみたいな二通りある音楽の話で、聴覚の人の話。でもモザイクの場合、スタンディングオベーション貰う作品って、一体どの位の作品?・・・これが決定的に違う所なのね。

勿論、数分で完結する視覚の美もある。例えば、書道。見せる書道は曲に合わせてやるのだから、歌の時間の中で完成をする。つまりある意味、無音で書くよりも更にパフォーマーとしてのライブをより効果的に出来る。

あるいは、似顔絵の人。こんな場合、恐らく30分以内で終わるから、これも何とかライブとして成立をする事が出来る。こんな場合も確かに視覚としてあるが、モザイクは?となると、そう簡単に拍手は貰えないのね。

仮にさっきの倍の1時間だったとしても、瞬間芸的な結果は出ないと思うのね。つまりじっくり仕込む・・・まぁ焼く料理じゃ無いのね。煮込む感じ。話を戻して、聴覚にはライブと作り込むCDの2つあるが、それはモザイクには難しく、

しかも、1つしか無いCD側でも、スタンディングオベーションを狙いに行くと、相当な事をやらないと、ドならドの音を出しているだけでは無理と言う事になる。つまりキウイの表現のウロコは切れる・・・ただ顔が・・・みたいな部分は、

そこがその作り手の個性が一番出てしまう部分だと言う事。つまりさっきの時代背景やらなんやら・・・の部分。だから、相当なマニアックに掘り下げなきゃならないし、人とより違うなんて事を望まないと、必要が無いのね。

ウロコやヒレは大抵決まった形になりやすいから、色しか個性は出しずらい。けれど顔は?となると、それは点の作成では無く、線の作成になり、どう言う形で、どんな大きさで、どんな構成をするか?が問われるのね。

だからここはソロみたいなもん。例えばコードを弾くとか、メロディは決まった規定演技となるが、ソロはその人次第。顔の大きさも決まっているのだから、その中で、どう盛り込めるか?そこが腕の見せ所になる。ただ、そこを俺の腕を・・

と自分の腕見せの場とした方が良いのか?その歌詞の持つ状況、情景に合わせた音色や、世界観を崩さないように・・・なんて言うのは、さっきの話に繋がって来る。まぁ勿論、どっちが良いのか?は偉い人が決めんだろうけど・・・。

そうなると、俺の場合、図鑑のようにこの魚はこんな形・・・って知らない人に判りやすく・・・って場合、みんな素直に死んだように横向き。所が臨場感溢れるライブ感を出そうとすると、ジャンプしたり、捕食シーンだったり、迫力を

求めたりする。更にデフォルメして目を大きくして、キャラクター感を出したり、本来の色とは違うピンクの象なんてのもある。ただね、こうして追及するのは、俺はプロの仕事を目指しているからであって、キウイはどうしたいの?なのね。

もし趣味ぃ・・・って言うのなら、そこまでしなくて良いよ・・・になるし、でも、ここまで作れる人に質問されれば、答えないのも変だし、もっと言えば、例えば車の整備士には、故障を見つけられれば何級、直せれば何級みたいなランク

付けがあるのね。つまり仮に趣味だから、そこまでしなくても、そこの話を知っているだけでも、もしかすると進級なのかもね。恐らく、この話が合っているなら、知識の1つになるはずだし、今は必要無くても、必要になったらいつでも知っていれば使えるからね・・・。

そんな後、シーバスは完成したし、後は金具を付けるだけ・・・となると、いよいよ営業になる。何処行く?・・・かぐやと相談になるのだけれど、やはり地元江戸川区が良かろう・・・となると、数件あるのだけれど、チェーン店は難しいかな?とか、

色々と考えた末に、ここって店を決めて・・・出来たばかりのシーバスを持って営業。こんな事は何度かあるが、そもそも作品に自信があったとしても、それと比較をしたら、営業するkatsuなんて、こいつ本当に大人か?って話。

見劣りするにも程がある・・・と思っている。だから作品を連れて行くのであって・・・一応、かぐやにこんな感じで良いかな?・・・と確認しつつ、土日は恐らく忙しいだろうし、でも調べると、土曜日に釣りに行く人もいるから、金曜の

晩も忙しそうなのね・・・ただそんな事ばかり言ってては始まらないし・・・そんなこんなで出発。そんなこんなで、最初は手ぶらで様子を見ると、店員さんが数人いて、お客さんも数人いらしたが、少し待って余裕がありそうな店員さんに

声を掛けると、偉い人と話せて・・・その旨を伝えると、あぁ良いですよって。えっ?まだモノ見てないのに・・・そこで、今持っているんで、見て貰ってからで良いです・・・って持って行くと、レジ前にいた人達が、おぉぉって。

中々良い反応をしてくれたのね。それで決定になったんだけれど、チラシやら名刺は流石に持って行って無かったのと、そもそもが完成の撮影をしていないのね。まさか1つ目にこんなに早く決まるとも思っていなかったのもあって・・・。

明日持って来ます・・・となったのね。まぁホッとしたのね。ただ、普通営業ってそこに置かせて貰うだけでも、中々簡単なもんじゃ無いだろうし・・・しかも、一軒目・・・何とも文字にしにくい話なのね。ただ有難いの一言。

そんな訳で、保留になっていたアオリイカを・・・

一軒目で決まった事で今、一打数の一安打・・・これなら、次の打席は三振でも、五割。かなり冒険出来る。さて次は何処行こうかな・・・。

 


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