katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

カツオノエボシ完成とピエロの壁画の下絵の続き

2024-04-20 07:03:34 | モザイク作家
今日は目地入れの後始末やら、ちょっとした工夫をした後に、仕上げのペンキ塗りにフック付けとスムーズに進んで完成となったのね。そんな時に、大家さんがやって来て、おー完成したんだ。

すると、すぐにペンキを見て・・・やっぱり気が付いたのね。普通の黒では無くて、アイアンペイントの黒を塗ったのね。違和感をすぐ判るのはペンキ屋さんなのね。ただキレイになった・・・

って思う人もいるだろうけどね。まぁ興味を持って道中も見てくれているので、そんな事も気になるんだろうね。まぁそんな訳でいよいよサンシャインの準備は終わったのね。

って事で、久しぶりにピエロの壁画。

が以前の絵だったんだけど、赤いテントが野暮ったい感じがしていたんで、

雰囲気だけテントみたいにした事で、赤いテントが軽い感じになり、ショートヘアになったみたいなのね。まぁあれこれと時間が掛かっているのは、久しぶりの大きさな事もあるって言うのが、

大きい気がするのね。作品が小さいと狭いアトリエの中でも、離れれば全てを見渡す事が出来るのね。しかも実寸でね。所が実際はこの下絵の何倍もの大きさになるのね。その時に、この下絵で

見た時は良いバランスに見えたとしても実際は・・・って、ほぼ想像に過ぎないのね。しかもタイルは艶があったりすれば、思っている以上に派手になるのね。そもそもだが、一般家庭の家に壁画

ってだけで、とんでも無く派手になるのは間違いないし、他に事例が何処にある?ってもんなのね。こっちとしてもそこそこのプレッシャーが掛かっているのね。しかも可愛く見える下絵。

何度も言っているが、可愛いって言うのは、中々理不尽なもので・・・。簡単に言えば、安く見えるものなのね。例えばこれを凄いって言葉と比較して見ると、凄い車、凄い家、凄い料理・・・

何にも見なくても高そうでしょ?見てもいないのにね。これを同じもので比較すると、可愛い車、
可愛い家、可愛い料理・・・完全に安くなったでしょ?そしてこれを服にして見ると、

大人の服とデザインも素材も同じにした子供服をオーダーした場合、可愛いぃぃと表現するものの、可愛い値段か?となると、むしろ驚くほど高く感じると思うのね。って事を踏まえると、

この可愛い下絵でそれを覆すように見せるには、バックの豪華さみたいな事が要求される気がするのね。それをバックにも可愛いモチーフを足せば足すほど、より可愛くなり、甘さだけが際立つ。

ただ完成したら十分に納得して貰える自身はあるものの、全く興味の無い人は、見た所で何とも思わないだろうし、値段を聞いたらそんなにするの?って思うのね。出来ればそこもクリアーにして

あげたい・・・とも思うが、これが例えば不死鳥なんて絵なら、神々しさなんてのも出せるが、何せピエロ・・・どうしたって可愛い方向になってしまうのね。一番の心配はそんな第三者では無く

ご家族なんだけれどね・・・これが完成すれば、知らない人が記念写真を撮るような壁画になる。何せ外なんだから。いずれにせよ、ここで悩むだけ悩んでスタートって事になる。

それがその作品のお金を貰う責任って事だろうから・・・。

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