katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ユ-ミン教室

2010-08-31 05:54:55 | モザイク教室
まずゲゲ。今日は何て言っても15年売れてから経っている・・・子供も大学生と
高校生になっていた。ある意味、それだけ生活は豊かになっている事になる。

つまり最低でも普通の生活は出来ている事になる。むしろそこそこ以上なんだろうね。

それが、アシスタントが2人辞めてしまって、けれどマネ-ジャ-である弟が補充を拒む
初めて来月の仕事が0になってしまったのだ。

みんなは売れていなかったゲゲが売れて行く・・・ここが良かったんだろうね?
でも俺はここからが本当は見たかったのね・・・

売れるってのは、個性的なら単なるきっかけさえ掴めば何とかなる。
問題はその後。個性は人と変わっているから・・・って言うのが多分にある。

しかし、それは自分が売れる事でみんなに知られ、みんなが話せばそれが珍しく無くなり、いつか飽きられる日が来る。

これを1回で消えて行くと一発屋なんて言い方をされる。ただそれもそうなる理由が
ある。例えば、スポ-ツなんかで言えば、ノ-マ-クだった時に結果を出した1年になる。

しかし、それによって敵にマ-クされるから研究される。それを乗り越えられると、
レギュラ-に定着なんて事になる。しかし、それで結果を残せないと、当然その替わり

が上がって来たりする・・・そこで入れ替えられる事になる。問題はここ。
一度良い経験を手にした者が下から来た奴に抜かれたり、入れ替えられた時に、

腐らず謙虚に日々の努力を怠らずに続けられるか?そして次のチャンスを待てるか?
ここが分かれ目となる。

これがゲゲのように漫画家だと、売れるまでの間にストックしたキャラや話を何個
持っているか?とかシンガ-ソングライタ-なら何曲持っているか?・・・とか、

いずれにせよ、売れると量産を要求されるので、それに対応出来るものが必要。

それが何と無く作ったら、売れてしまった・・・って人はストックが1つも無い。
それでは結果は付いて来ない確立が高くなる・・・・

宮崎さんが売れたのも、興行に失敗したカリオストロから13年だったかな・・・?
ナウシカの他に作品を持っていた事。これが勝因だと思うが・・・

こんな例を取っても売れる・・・にはそれなりの理由はあり、分野はともあれ
ほぼみんな同様であったりする。

ならばそれは理解出来る。むしろそれよりも売れて築いたものが壊れて行く・・・
ここをどう立て直すか?これが観たい。答え合わせしたいから。

漫画家を初めた頃は、世間は漫画ごとき・・・だった。それが生活が豊かになると
そのゆとりから世間も余裕が出て漫画も生活の中に入る事になる。

取り締まりまでされたのに、むしろ売れっ子になる。やっている事は一緒だったのに
きっかけ・・・こんな些細な事1つでね。あれだけ必死にやって来た・・・

けれどそんなもん。勿論、それがあってのきっかけ・・・なんだけれど。

そして人並みになりそれを上回り、世間があだ名で呼んでいた先生って言葉も、
当たり前に本気で先生と呼ばれるようになり、食うのがやっとなんて事は、

すっかり忘れ去る位の話となる。10年一昔なんて言葉もあるが、ゲゲは15年も
経っている。けれど・・・・同じもの、同じスタイル、それはいつかかげりが出ても

おかしくない。アシスタントが独立して先生として成立していたりする。
他には自分の漫画を見て目指すものたちが似たような雰囲気を持って、

追い掛けて来る訳だから、人気が出るとどんどんと広がりを見せる分、負の遺産も
付いて来る訳だ・・・。

しかも先生だから、ギャラも自然と高くなる。スタッフの稼ぎも比例して・・・・
そうなると、更なる悪循環になる可能性も高くなる・・・

そこへ至った時に、初心に家族が戻れるか?勿論本人は当たり前になれなくては、
残れるはずは無い。この女房のこった・・・ここは平気だろうね・・・・

苦楽は共にしているのだから・・・思い出せば良い。しかしね・・・子供達は
どうだろうか?上の娘は貧乏だったのを体験しているが、下はねぇ・・・・

耐えられるのだろうか?勿論、ゲゲでも裕福に慣れてしまっているから・・・・・
しばらくはね・・・

ゲゲはここをどうしのぐか?今週はきつい話が続きそうだ・・・

さてユ-ミン教室。見ているみんなには、これっぽっち・・・って思われても
仕方無いけれど・・・・。本人もこんなには掛かるとは思わなかったみたいで・・・

昼を食べたのは、1時半・・・。みんなそうなんだけれど、お昼ご飯の後は、
ペ-ス落ちるからね・・・。

いずれにせよ、バタバタはしたが後半はゆったり。
まっ学校にも間に合う形になったし、最後は祭りの後をまたユ-ミンと楽しみながら

終えられそうだ。また観に行けるのか・・・って思うと、それは先生katsuが
作ってくれた俺へのご褒美なんだろう・・・そんな気もする。

これ見て何て言うんだろうか?仲間や先生は・・・・?
そしてモザイクをやっている人達は・・・賛否両論・・・それが一番良い。

ユ-ミンさえ納得したのなら・・・・俺はユ-ミンの先生なのだから・・・



そして俺もかなり終盤になって来た・・・



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