katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

出張教室と金魚の壁画

2022-11-25 07:02:43 | モザイクタイル教室

今日は午後から出張教室なんで、それまで金魚の壁画。

何しろ大きい作品なんで、真ん中付近になると、結構伸びをしながら張るなんて事になったり、色々やり辛い所が出て来て、進みが悪くなる事があるのね。そうね、ワールドカップも始まったんで、サッカーで言うなら、自分達に都合の良い時間帯もあれば、急に悪くなる時間帯がある。

あんな感じね。自分達に都合が良い時間帯って言うのは、自分達に有利な状況や環境が揃っていたり、抜擢した選手が活躍したりする。これが作品作りなら、手前の方をやれば、やった場所が見やすかったり、ここがこうなったんだから、ここは・・・って具合に次の展開を考えやすくもなる。

抜擢したタイル・・・ここにはこれかな?って思ったタイルが、これじゃん!なんて一発でビンゴなんて言うのは、似たような感覚になる。そんな時は気分だって良いのね。ほら気なのね。こんな事が乗って来るなんて言う気持ちになったりもする。これがイケイケドンドンに繋がったりもする。

勿論、勝って手綱を締めるなんて言う事もあるから、しっかりこの貯金を守ろう・・・なんて考え方もあったりする。もっと言えば、年配だったり、ベテラン的に考えれば、そもそもが最初の都合の良い時間帯って言うのが、引っ掛かったりもするのね・・・。そんなに上手く行くかぁ?ってね。

何度と無くそんな場面があって、痛い思いの回数も多いはずなのね。そんな事も思い出す事があったりすると、こんなに上手く行くなんてのは、本当は落とし穴があるんじゃ無いのか?って思ったり、もしかしたら、相手の作戦か?なんて思うような気にもなって来る。

それが作品なら、敵はいないから、安易な気持ちとか油断があったりして、その目が甘い点数でOKを出してはいないか?だから、自分に甘く進めているから、どんどんと進んでいるだけなのに、その上、イケイケドンドンなんて気持ちになれば、明日の朝は絶望的なスタートになり兼ねない・・・

なんてよぎれば、自分を疑ったりもする。余りにも気持ち良く・・・なんて言うのは、むしろ気持ち悪いのね。ある意味、ちょっと不都合を跳ね返す感じの方が、あれこれ考えずにがむしゃらな感じになる。ただこう言う展開は、身を削る事が多いから、ヘトヘトになるんだけれど・・・。

物作りが自分自身なんて言い方になるのは、敵はいないから、常に自分の気持ち次第なのね。気。気一つで持ち方1つで、どうにでもなる。この気の部分は、モザイクには一切関係の無い事で、どんな人にでも該当する部分だったりする。ただ勘違いすると、その気を強く持つなんて考えると、場合に

寄っては頑固になったりするし、そうなると人の意見は受け入れない・・・なんて方向にもなるし、逆だといちいち人の意見に流される事にもなるし、月並みだけど、最後は自分らしく・・・となるには、いかに自分はどんな感じか?を気にしていないと、らしくない感じになったりもする。

勿論、逆も真なりなら、全く気にしないって考え方もある。ただどちらにしても、そのまま進めば、何処まで上手くなっても、そのままだったりする。だから一度は自分で思う自分とは違う考え方に、チャレンジする事で本当の自分って部分と向き合う事も、1つの勉強になったりもする。

まぁこれも良く使う、ウイルスとワクチンの話のようなもので、ウイルスからワクチンを作る訳で・・・。つまり自主的にワクチンを作れないから、他の所から入れる仕組みであって、あの考え方で言うのなら、新しい事って言うのは、常にリスクも負う事にもなる。これを受け入れない考え方は、

例えば永遠に同じ事を繰り返す考え方で、能や歌舞伎、古典落語、伝統芸能・・・・何でも良いんだけれど、ずっと受け継ぐ的な発想であって、それを新作落語、スーパー歌舞伎・・・なんて事になると、ウイルスを受け入れて、新しい形にして存続させる考え方になる。

これだから難しかったりもするのね。要するにどっち側が自分か?となった時に、自分の考えではこっち・・・ってなっても、意外と第三者から見ると、反対側に見えたりする事も多々あるのね。まぁ簡単に言えば、ストライカーだと思ったら、キーパー向きだった・・・なんて事になると、

もはや手を使うのが得意だった人って事になる・・・。それでは特技が生かされないのね。まぁそれを見つけるって言うのが、自分探し的な説明になると思うんだけどね・・・。そのアシスト的なものに、状況や環境は大きく左右されたりするもので。先生って役目はテクニックだのセンスだのって

部分も大事だけれど、状況や環境作りってのも大きな役割だったりもするのね。そんなこんなで出張なんだけれど、明日も行くので、まとめて明日に・・・。

 

 


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