katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

棟梁とリピーターさん2人の相席教室

2018-05-08 03:12:05 | モザイク教室
今日は棟梁とリピーターさん2人の3人の相席教室。まぁ、それが中々の話があって、かなり実のある時間だったのね。それがまずこの方から。着いた途端に始めたと思ったら、自宅でも進めていたらしく、タイルが足らなくなって・・・って。ここで感じる事は、まず自宅でやった・・・ここ。

もし、そこで上手く行かなかったとしたら?すぐにここが・・・って聞くと思うのね。ただ前回理解した事もあり、そこそこ満足した仕上がりだったと思うのね。だから、タイルがあるアトリエでは、すぐに続きが出来る・・・こんな風に進んだと思うのね。所が・・・なのね。

所がつまづいたようなのね。ただ、問題は何処につまづいたのか?なのね。だって順調だったはずなのだから・・・。そこで見て見ると、なるほどね・・・と判りやすい事だったのね。要するに例えば、葉っぱの中心に葉脈の線を引くとする。その時に真っすぐ引いてしまうとロボットみたいでしょ?

だって植物は生き物なのだから、直線なんて無いのだから。ただそこを直したとしよう・・・でもね、釣り竿が曲がったように描いたとしても、全てがどんな葉脈でもまかなえるか?となると、そうでも無い訳で・・・それがSでは曲がり過ぎなんだけれど、いくらか上下で引っ張ったら・・・何か曲がりが、

弱くなったような線になるでしょ?そんな事が出来ると、入り口と出口が逆を向くでしょ?そうすると偶然じゃ曲がらないのね・・・だって反対向きなのだから。でもね、さっきの真っすぐじゃないけれど、釣り竿が曲がった程度では、切り方が繊細じゃないと、いつしか真っすぐになっちゃうのね。

けれど進む事に意識が行ってしまうと、気が付くと何か変・・・って事になるのね。何しろ無意識で進む事に専念してしまうから。そしてそれを気付く時は、ひと段落・・・つまりキリの良い所で全体を見た瞬間だから、場合に寄ってはかなり進んでしまった後になる。そうなるとダメージは大きい。

そんなこんな葛藤ありきではあったけれど、もう勘弁・・・って感じでへこんではいたけれど、ようやく花を切り抜けたのね。良く頑張ったのね。本人は満足が足りない感じもあるが、いやいや結構良い感じに出来たと思うのね。ここも1つ感じる事があって、初めての大作なのだから、切り抜けられたら、

よく頑張った・・・その位で良いんじゃないのかな?けれど満足が行かない・・・ほら、もう既に欲張っている感じがあるでしょ?もっともっとってね。となると、グレードを気にしている事になる。でもね、もしそんなにグレードを気にするなら、とても時間を掛けても良いスタイルになるよね?

つまり大袈裟に言えば、1つの花が出来れば良いじゃん・・・って位、覚悟をしていれば、進まない位が丁度良い訳で。だからまとめると、進める事を重視するのなら、今のペースでは納得が行かないって言うし、仕上がりは?となると、満足感が乏しい・・・って両方共かい・・・って話。

ほら欲張っている・・・だから一番大事なのは、それは美しいですか?なのね。つまり美しいを1番にするのなら、掛かる時間は捨てる。果てしない事に慣れる。そして結果の美しさを手に入れる。そうすれば、より美しさに近づけると思うのね。ただそれは覚悟をしないと、へこたれる事になるのね。

何しろ果てしないからね。それをほぼ克服しちゃっている方がこの方。


前回、中々の大作を完成させたのね。そうなると、この作品は大きさからしても小物。果てしなさなんて比べる比じゃないのね。つまりその実績はこの程度では揺らがない。気持ちが吞まれる事が無いから、余裕もあったりする。その原因の1つは自宅でパーツ切りをする事を日課にするようになって

進み具合が良くなった事と同時に、切る事が上手くなったのね。だから何もかも上手く回っているのね。って事で、ここはここで、悩み事があるのね。それは、今まで使った材料で作れば、手慣れて来た素材なのだから、大きく失敗をする方向では無いのね。しかし・・・しかしね、ここね。

さて、一体この方はどうしたいんだろう?どうなりたいんだろう?って単純に質問をすると、まず普通な答えは上手くなりたい・・・って言うのね。実に普通な答えなようだけれど、実は一番厄介な答えなのね。だって同じ質問を棟梁にしたら?まず同じ答えになるだろうからね。

と言う事は、棟梁は弟子のみどりと相席をするような人・・・つまり場合に寄っては、弟子になれないものか?って事になると、簡単に言えば、仕事を出来るまでの腕になりたい・・・って意味になる。そうなると、かなり厳しい事を言わないとならないし、腕だけの問題じゃない事もある。

ってもし、こんな話をしたとすると、当事者では無い棟梁が本人の前に引いちゃうだろうね。勿論、本人もね。じゃ、そこまではいらないんだね・・・って事になると、今のままを維持出来れば、手慣れるだろうし、ある意味困る事は少なくなるはずなのね。しかもたいぶ上手くもなった。

ってこんな事を前提にして、では今回どうしても使いたいものは?って言うと、1cmタイルのパールが使いたいらしいのね。もうこれだけで十分な話なんだけれどね・・・それはこんな話に繋がって行くのね。まず、この方は薄味が好きであるって事。そして上手くはなりたいが弟子なんて・・・。

今までの情報はこれだけなんだけれど、もう十分なのね。ではパールとは?どぎついパールって聞いた事ある?無いでしょ?つまりパールは薄い色でピカピカしてる・・・そんな感じ。つまりこの方の好みの方向である素材って事なのね。これが例えば、白いユリなら、白いパールでアクセント・・・。

そんな使い方も良いだろうね。単純な白よりもお洒落なのね。それは純白のドレス・・・と言いつつ、パールのような素材が入ると、ただ白いよりも、高級感も増すだろうし、華やかにもなるし、入れ方1つで単におしとやか・・・では無く、主張する白みたいな感じに見えるだろうね。

ただね、下絵には色鉛筆のピンクが塗ってあったのね。ここね。確かにピンクなのは判った。ただおしべとめしべの先端の色は?と聞くと、茶色・・・って言うのね。ここで判るのは、薄味な人が先端を茶色・・・ではと、色見本を見せると、この茶色は濃過ぎるし、その上だと薄いし・・・って。

そうなのね、つまり色鉛筆の色合いとタイルの色合いが合わない・・・。って事になる。ただじゃ色を塗るなって聞こえたら困るのね。それは目安としては良いのね。ひと目で判りやすいから。ただ、その目安の色をタイルに変換すると、絶対にピッタリ全てがある訳じゃないのね。

となると、下絵より濃いか?薄いか?のどっちを選ぶのかな?・・・・って事になるのね。それをもし薄味の人が下絵よりも薄いものを選んだら?そもそもの絵が薄かったら?もっと薄くなる事になる。じゃ思い切って濃くしたとする・・・となると、メインになるものは、それに負けない色が無いと、

そこばかりが目立ってしまうのね。つまり自分でタイルを焼かない以上、必ずこうした事が毎回起こるのね。そしてその時に必ずどちらかを選択しないとならないのね。更にどちらが正解か?はともかく、それをいかに選択して、それにあった仕上がりにするには・・・と葛藤する事になるのね。

その時にパールをメインにするには薄過ぎるし、ピンクの花にしたいのに、ピンクからでは無く、トッピングの扱いのパールありきでは、単なる普通のピンクでは、くすんだ感じに見えるだろうし、そうなるとパールに負けない素材が欲しくなる。ではそれは何?そろそろ感の良い人は判るのね。

つまり最初の質問はここに繋がるのね。つまりパールが使いたい・・・って言うのは、それにも負けない存在感のピンクとは?恐らくガラスタイルを意味するような感じがしていたのね。そうなると、当然高級だし、高級なら高額だし、それなのに楽しく・・・ではそんなにはいらないじゃないかな?

でも使うとなると、また1年生となるし、不慣れになる。しかもガラスタイルを切るって事は怪我は付き物だったりする。ほら、ハードルが上がっちゃう・・勝手にね。それが上手くなりたい・・・の秘密なのね。しかも、ガラスタイルに手を出したら、後の残りは大理石くらいしか無いと思うのね。

この時点でどんだけ上手くなりたいのか?・・・かなりなのね。ただ本人は自覚無くね。だから、始める前にまずは覚悟。そう言う私は上手くなりたいを優先して、また新しい素材でチャレンジして、棟梁みたいになってみたい・・・って位具体的にするのね。そう身近な上手い人って具合でもね。

そうなると、その差は当たり前なんだけれど、何処が?と具体的に自分と心との違いを知る事だったりして・・・その中で自分でも出来そうな部分を真似して盗んだりして・・・そうすれば、上手くなる方向にはなる。それをそんなには・・・と引いてしまうと、一体どの位上手くなりたいんだろうか?

それは、受験なら高校に行きたい・・・って言ってるように思えるのね。先生なら何処の?と目指す高校名を聞きたいよね?それにはどうしたら良いか?って方向の話は出来るが、行き先の判らぬ上手くなる・・・って話では、具体的に学校名が判れば教える方は教えやすいが、何処でも良いでは、

冒険をするような提案は出来るだけ避けたくなるし、安心安全なら1cmタイル、エミリア、コロとかになり、使った事のある素材なんだけれど・・・・
そんな話の中、こうしてガラスタイルを使う事になったのね。ほらまた1つ階段を上ってしまったのね。知らぬ知らぬって感じでね。

そんな最後は棟梁。


棟梁も棟梁であったんだけれど、長くなったからはしょるけれど、結局みんな上手くなりたい・・・って言葉は一緒でも、具体的にはっきりすればするほど、じゃこんなのは?みたいに相談相手になれるし、対応出来ても、そんなには・・・と引いてしまえば、じゃそこまでは必要無いんじゃないの?

になるから、きっとガラスタイルは辞めといた方が良いよ・・・となる。そこまでじゃないんだから・・・ってね。でもより高みって言えば、それなら色々と覚悟しないと・・・になる。ただそれは今は他人事だったりしても、いつしか自分にも関係ある話かも知れないし、棟梁にしてはかつての

自分の話だし、今の棟梁の失敗はいつかの自分に参考になる話かも知れない・・・それもこれも望まないのなら、別に何1つ関係無い話だし、もしかすると全部関係がある話かも知れない。それは全て自分次第って事なのね。まぁ、いずれにせよ随分と高みの相席となって、これは良い勉強会になった

のね。この相席、段々と形になって来たのね。何しろお互い刺激になれば良い環境だけれど、お互いの差なんかにばかり気が取られると、後向きになったりして、何か気が重くなったりして・・・って相席って言うのは、気分1つでいくらでも変わるのね。勿論、1人なら先生を独り占めになるけど、

逆にバツの悪い雰囲気になった時には逃げ道は無くなってしまうだろうし、何しろその人にあった時間になればそれに越した事は無いが・・・。上手く回っている相席は得る事ばかりだから、何倍にも得られるし、何倍も楽しいはずなのね。だって結果が出るから。

そんな後は、ニクオンの下地。それがまたお教室のご予約を頂いて・・・すると、丸々下地を作れる日が中々取れなくなって・・・日程が厳しくなって来た矢先にかぐやがニクオンのブースを調べてくれると、ワークショップが10個位あって・・・相当な激戦が予想されて・・・。

そうなるとそれが更にプレッシャーになり、本当に200個もいるのか?・・・って話になり、かぐやと2人若干、後向きになり数を減らそうか?って弱気になりつつのホームセンターに下地を彫りに・・・。さて、どうするかな?・・・。そんな感じになったりしている。

やる前から後ろ向きではね・・・気持ちの立て直しと、もう一度見直し確認が必要なのかもね・・・ただ初めての出店。いくら考えても所詮、想像。後はそれも踏まえて、どうするか?・・・を決めないと。ただ、今流行りの大谷選手のエピソードでは、子供の頃から目標を立てる時には、少し上の

数字を立てていたらしいのね。そんな話を聞けば、こんな話は何か小さい話だな・・・と感じてしまうし、だからと言って、じゃ俺も・・・って乗せられるか?って言うと、中々ね・・・ただ、かぐやとの話で一番大事なのは足りなくて後悔はしたく無い・・って事になると、どうなのかな?って。

いずれにせよ、今はいくらか後向きになったのは、間違いは無いのね。




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