次に上昇を狙える銘柄探し

この戻り相場の中でも半導体、電子部品株の戻りは
余り芳しくありません。やはり在庫が増えているこ
とが重石になっているのでしょうか。京セラ、村田
製作、ＴＤＫ、アルプス電気など指数の上昇に比べ
たら微々たるほどしか戻っていません。

同じ部品株でも自動車部品とは明らかなトレンドの
違いがあります。今回の戻り相場では波に乗れない
のかそれとも一旦下押しがあったらトレンドが変わ
るのか思案のしどころです。

東京市場はいずれにしてもスピード調整は避けられ
ないでしょうが、ここまで水準が（日経平均という
指数）上がってくると押し目を拾ったとしてもある
程度の値幅が取れる銘柄は限られそうです。ますま
す流れに乗りそうな銘柄を拾えるかで投資成果の違
いが出そうです。

４日のザラ場に一時１万円を回復したことでヤレヤ
レの売り物も出そうです。４日現在の東証一部の騰
落レシオは125と過熱の目安である120以上を二日連
続で越えて来ました。テクニカル的にはいつ調整が
あっても不思議ではありません。

あとは調整後もう一段高を期待して買うのかそれと
もしばらく様子をみるのか判断の難しいところです。
１月のように重電３社が相場を引っ張った状況とは
今回の戻り相場は物色銘柄に明らかに違いがありま
す。

各銘柄の値動きや業績をもう一度チェックしてみま
しょう。５日の東京市場は独立記念日で米国市場が
休場の関係から利益確定売り優勢の展開を考えてい
ます。