kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

内需関連銘柄の物色は続く!?

2011-07-13 11:32:27 | 日記
NY続落、円相場が79円割れ寸前まで下落、シカゴCME
9810円という条件でスタートした東京市場ですが朝方に38
円安の9887円まで下げた後は買い戻しも入り9900円台後半
まで戻す場面がありました。もっとも自動車や電機の一角
それに精密株の軟調なまま引けました。

まあ欧州の危機再燃からNY市場安それに急激なユーロ安
と80円割れの円高では主力の輸出関連銘柄を物色する流れ
にはならす、午前の新高値銘柄を見ると内需関連銘柄の食
品や小売株がずらり並んでいることを見ても景気敏感株か
ら猛暑も手伝い業績好調な小売株などに人気が流れること
は仕方ないことでしょう。

テクニカル的な過熱感(騰落レシオが昨日現在131)なども
ありこの調整も必然的なのかもしれません。目先的にはいき
おいのあるこれらの銘柄の物色でつないで外部環境の好転を
待つ展開でしょうか。

日経平均は先週、震災後の高値を更新したことから次第に化
学株や電子部品株などの震災前の水準に達してない銘柄が
サプライチェーンの想定以上の回復から今週は水準訂正に
入るという読みは結果的に少し早すぎたのかもしれません。

何事も思い通りにはいかないのもまあ仕方ありません。しか
し株価の流れは日の当たる銘柄もあれば日陰の銘柄もありま
す。株価の勢いだけ見ると日の当たる銘柄がこの先もずっと
買われ続けるかというと確率上では案外その可能性は低いよ
うに感じます。

個別銘柄選びではあくまで業績ベースで最終的には株価の位
置も変わってくると思います。株価の位置、業績見通しなど
考えながら株価の動向をチェックしていきましょう。
コメント
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