今週の日経平均は300円の下落でした。米国の債務問題の
決着が予想外に長引き円相場も投機筋の円買いに77円半ば
の水準まで進みました。債務上限問題は期限である8月日
までに何らかの決着が付くのではないかというのが大方の
見方ですがなお予断を許しません。
日本も決算発表のピークを迎え一部の業績好調銘柄と不振
銘柄で株価の反応はかなりシビアなものとなっています。
地合いが良くないことと2月高値銘柄も多く期日売りが重
なりネガティブな決算発表をした銘柄には大幅に値を崩す
ものが続出しています。
何といっても80円割れが定着しつつある為替相場には警戒
が必要です。四半期決算でもやはり輸出企業にとって円高
は大きな業績下振れ要因であることは間違いなく4~6月
期に比べて一段と円高が進んでいる現状で一気に警戒感が
広がりました。このところ続いていた月末、月初高は今回
に限っては完全に裏目に出ました。
しかし長い目で見れば資源のない日本は輸出立国の看板を
下ろす訳にはいかず企業は海外生産の拡大や生産の委託そ
れに海外からの原材料輸入といった対策を一層進めて円高
のマイナス要因の低減を図るしか方法はなさそうです。
来週から8月相場に入る訳ですがこのまま調整局面が続く
ことも考えながらしばらくは安全第一の投資方針で臨むし
かなさそうです。為替が80円台に戻すには時間が必要なら
東京市場の上値も重くなることも予想されます。
NY市場は5日続落、円相場は76円台に突入です。週明
けの東京市場は全般下落して始まるでしょう。その後は
突っ込み警戒感から下げ渋りの展開でしょうか。すべては
米国財政削減の結果次第です。
決着が予想外に長引き円相場も投機筋の円買いに77円半ば
の水準まで進みました。債務上限問題は期限である8月日
までに何らかの決着が付くのではないかというのが大方の
見方ですがなお予断を許しません。
日本も決算発表のピークを迎え一部の業績好調銘柄と不振
銘柄で株価の反応はかなりシビアなものとなっています。
地合いが良くないことと2月高値銘柄も多く期日売りが重
なりネガティブな決算発表をした銘柄には大幅に値を崩す
ものが続出しています。
何といっても80円割れが定着しつつある為替相場には警戒
が必要です。四半期決算でもやはり輸出企業にとって円高
は大きな業績下振れ要因であることは間違いなく4~6月
期に比べて一段と円高が進んでいる現状で一気に警戒感が
広がりました。このところ続いていた月末、月初高は今回
に限っては完全に裏目に出ました。
しかし長い目で見れば資源のない日本は輸出立国の看板を
下ろす訳にはいかず企業は海外生産の拡大や生産の委託そ
れに海外からの原材料輸入といった対策を一層進めて円高
のマイナス要因の低減を図るしか方法はなさそうです。
来週から8月相場に入る訳ですがこのまま調整局面が続く
ことも考えながらしばらくは安全第一の投資方針で臨むし
かなさそうです。為替が80円台に戻すには時間が必要なら
東京市場の上値も重くなることも予想されます。
NY市場は5日続落、円相場は76円台に突入です。週明
けの東京市場は全般下落して始まるでしょう。その後は
突っ込み警戒感から下げ渋りの展開でしょうか。すべては
米国財政削減の結果次第です。