kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

流れを掴むことの難しさ

2011-07-23 08:29:30 | 日記
銘柄選択のミス

日経平均は22日に10132円まで上昇して引けました。指数の
上では7月8日の10207円の高値更新もかなりの確率で達成で
きそうです。しかしです1万そこそこで拾った大手電子部
品や重電株はマイナスに沈んでいます。

日立などの重電3社それに出遅れている大手電子部品株の
水準訂正を期待した今回の投資は結果的には失敗でした。
主役は内需の小売や機械株の一角それに低位小型株でした。
その背景には円高の影響が大きかったのですが、やはり電
機中心のポートフォリオが最大の敗因です。

チャート妙味もあり底値圏と狙いを定めた株の底が抜ける
とは計算外でした。おそらく私だけでなく日経平均という
指数よりは遥かに個人投資家の懐具合は一部を除いて今回
の上昇ではよくなっていないのではと考えます。

ここは月末月初高のパターンであれば戻り売りを優先して
新規の買いは次のチャンスにかけたいと思います。たぶん
出遅れとして私が持っているような株までも上昇した時に
は売りのサインなのでしょう。チャートを見たら6月の上
昇も7月の上昇も最後に買われる銘柄を仕込んでしまった
ようです。ですから戻りがあれば即刻売ります。

現金ポジションを高めて相場の流れがどこに向かうのかも
う一度考え直します。指数がいくら上昇しても持ち株が上
がらなければ洒落になりません。四季報には出てない流れ
を掴むことが大事です。最も今回選択した銘柄は収益内容
将来性ともある銘柄ばかりだと思うのでいずれ見直し買い
があるでしょう。

ただし今回の流れには乗れませんでした。事前の予想では
8月には昨年同様円高が進む可能性があるとは考えていま
したが、7月に78円台での高止まりは予想外でした。
各社の想定レートから考えると(80円から85円)から
考えると少なからず影響はあるでしょう。値上げとか数量
増とかでカバーできる企業は少数派かもしれません。

当面輸出関連銘柄には下押し圧力がかかりそうです。NY
市場のハイテク高も円高で相殺されかねません。注意深く
株価を見ていきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする