サザン政治発信?

2015-01-09 14:52:16 | 塾あれこれ
遅くなってしまいましたがサザンの紅白
政治的発信ではないかと騒がれているそうです。

物議をかもす、というやつらしい。

見てましたがさほどのメッセージではないと
感じました。
世相を風刺する程度ですね。


そもそも政治性とは何か。

衣食住、人間のかかわるあらゆることは政治的です。

もしも、♪愛してるよ、でも就職できるまで待って。
なんて歌詞があれば、イチャモンつければ政治的。

♪ボーナス増えちゃった
♪大豆は国産無農薬

何でも政治的と言えます。

ということは、文句を付けるほうが恣意的になる
事ができるのです。
気にいらないのだけ叩く。

「折角、勲章までやったのに政治批判をするか」

エライサンがカチンとくれば物議と言う名の圧力。


開けて正月、NHK恒例の寄席中継。

司会の爆問によると政治性があるものは
すべて除外された、と。

NHKの自主規制らしい。

何しろ政権肝入りの会長ですからね。
「品がある」とかないとか会長や取り巻きが決める、
そういうことが、本当は品がない!


こうして社会が縮こまってゆきます。

もの言えば唇寒し・・・

政治権力を握る側、社会の勝ち組の側
にとっては、自主規制してくれるのですから
楽です。
何もしないで波風が立たず、現状維持。


必要があれば米軍にくっついて出かけ
世間は米大手会社の言うなり。

米国の悪いところは引き受け
儲けは米国中心。

あと十年もしないうちにそうなります。

『マッサン』方言

2015-01-07 14:29:07 | 塾あれこれ
例によって朝ドラは新聞のBGMです。

以前は一度に複数のことを受け取れたものですが
今は、難しい。
一度にひとつ。

中学くらいではTVで野球中継を見ながら
学校の宿題をし、よく親に叱られたものでした。

今、受信能力は落ちていますが、朝ドラは話が単純で
ときおり耳に残るセリフだけでおよそ筋を追えます。

暫く前の回ですが耳に入ったセリフ
「はよう稲」

ベテラン女優さんが仰った。

???だったのですが1秒して「早う去ね」だったと
気づきました。
方言のアクセントを間違えていたのですね。

方言における「音」はとても重要なのに
学芸会のような気分にさせられましたね。


主演のマッサンは比較的、広島弁になっています。
難しいでしょうにねえ。

廻りの有名な俳優さんもまずまず。
とはいえ時に妙なセリフになっています。

著名な役者さんはお忙しいし、
スタッフも駄目出しをためらわれるのでしょう。
(ドラマ作りとしては二流だけど)

もっとも戦後の日本映画の巨匠作品でも
大阪弁すら奇妙でしたから、TVでここまでくれば
進歩はしていると言えますけれど。

ベテラン俳優としても折角方言に苦労しているのに
妙な発音はホントは恥でしょう。

もっとも私も戦後のことしか知らないし
小5迄は備後で育っていたりで、大きな口は叩けません。

(現在と戦前とそれほど違わない、という前提で続けます)

全国の方が見るドラマですから、方言は「印」です。
落語にでるお百姓言葉と同様のことで、必ずしも
リアルである必要はありません。

でもね、その中で少しは「らしさ」も欲しくなります。

マッサンが、広島を離れていつまでもコテコテの訛りで
あったかどうか。
特に、対外的に敬意を現さねばならないときに
「よろしゅう、おねがーしますで」は無いよね。たぶん。


方言の豊かさも欲しいですね。

『どのように』をいつもいつも「どがいに」だけでは
不自然です。
「どがいな」「どがい」「どがあな」「どがあ」

他にも
「どげな」「どげえな」「どげえ」

共通語に近く「どうような」「どうな」「どう」「どっ」

もちろん「~な」だけではなく「~に」もあります。

場合によっては感情を込めて語尾に「ら」を加え
「どげえなら」なんて使い方もあります。

尾道から広島に来て驚いたのは「どんとな」
女の子がよく使っていましたね。
「これ、どんとな組み合わせじゃろ」なんてね。

カレー雑炊

2015-01-06 18:42:52 | 食べる
今年の正月、昼がかなり減塩したので
反動で濃いものが食べたくなりました。

七草がゆの前に6日雑炊。

カレーライスにしようと思ったら冷や飯の残りが
少なめだったので、雑炊。

以前にも書きましたかね。

雑炊といってもリゾットくらいの水分にします。

ワンパタンですが、玉ねぎを炒め、カレーペースト
出汁、調味料少々、冷ご飯の順に加えます。

ビンダルウペーストを使う理由は、別に温める
レトルトカレーが辛くないからです。
辛みを好みまで加えるのですね。

レトルトは雲仙麦酒カレー
辛くないけれど旨さが抜群です。

深めの皿に、リゾット風の雑炊とレトルト
二色に盛りつけて熱々を戴きました。

減塩生活、くそくらえ。

(といっても一人分、食塩3gくらいかな)


リスク分散

2015-01-06 16:00:55 | 塾あれこれ
物価が上がっています。
2%の物価上昇が目標だなんてとんでもない。

食料品など生活に密接にかかわる部分の物価は
とてもそんな数字で収まるわけではないからです。

不動産取引もしない、高級乗用車を持つわけでもない
一般人は「2%ならば我慢できる」などとは言えない!

以下、大雑把な数字で書きますが「正確には」などと
突っ込まないでくださいね。
細かい数字では読むのが面倒ですから。

1年で2%上がるとしたら5年で10%上がりますね。

(ほら、お願いだら不正確とか突っ込まないで。。)

ということは貨幣の価値がそれだけ下がります。

1千万円もの貯蓄があっても百万円が消えるのです。
1億の人は千万円も。

だれが得をするか。
政府、そして資産運用ができる金持。

貧乏人には打つ手はありません。


ならば価値があるうちに使っちゃうか?

我々にはとても出来る芸当ではありません。
老後や何かのときのための貯蓄なのですから。
いつどれだけのお金が必要か見当がつきません。

とても足りないとは知っていても、少しでも、と
やっとの思いで作ってきた貯金ですよねえ。

使っても国や社会が先々暮らしを保障してくれるなら
大丈夫なのですがねえ。

今の政府は逆で、年金生活者や社会的弱者から、
むしり取ろうとしています。

立派な日本国家のためには貧乏は邪魔になるのでしょう。


その貴重な(決して十分とは言えない)蓄えを
むしろうってんだから、非人間的。


「せめて防衛しなさい」と言われます。

方法は?

リスクの分散。ポートフォリオ。

具体的にどんなに分散させられるのか存じませんが
例えば、リスクを負ってでも株を買うのも一つですか。

でもどこにそんな余裕があります?

貴重な蓄えをリスクものに切り替えられますか?

素人の考えですが、細かくリスクを分散させると
いうことは、たくさんのリスクに遭遇する機会を
抱えるということになりませんかね。

余裕資金を「運用する」のにはリスクはつきものです。
そう言う場合、分散するのは有効なのでしょう。

上手く分散させたとしてリスクが小さくなっても
とんとんで収まるのでしょうか?
損はしない運用はできるかも。

けれども大きな得はないでしょう。

貧乏人が、なけなしのポートフォリオを組んで
最終的に損得なし、なんてことになるのなら
初めから銀行預金で良かった・・・?

安全ですよね。

『花燃ゆ』見ました

2015-01-05 20:02:19 | 見る
大河『花燃ゆ』見ました。
順調な滑り出しですね。

予想では、もう少し軽いものかと思っていました。
正面からの大河でしたね。
以後、そこそこ期待できるようです。


吉田松陰というひとは結果著名になったけれど
それは長州藩が政権を取った「から」大ぜいの
人物を輩出した塾の先生として有名になられた、
そういうイメージが、私には強いですね。

他藩にも沢山似た才能は存在したのでは?

しかしそのことは松陰を貶めるものとは思いません。
とてつもなく立派な人物であるとも思います。

それを、伊勢谷友介という大好きな役者が
存在感よく演じていました。
是枝監督の『ワンダフルライフ』以来
本当に良い役者さんです。
(役者と言うワクに収まらない方のようですね)

余り連ドラに出ない人が準主役をやる限りには
それなりの物が期待されます。
ともかく第一回は松陰のパートは120点!!!

教育者というものが如何に存在していたか
納得することができましたね。

まず自分を律すること、それが「当然という以前」
くらいに備わった人でなくてはなりません。

次に、人というものへの絶対的信頼があること。

伊勢谷=松陰はきちんと納得させてくれます。


私みたいなチンケな塾の先生が人物論はおかしいけれど
少なくとも何人かはそういった先生を見てきました。

私ももうすこしは努力すべきでしたね。


松陰の先生、玉木文之進(奥田瑛二)は逆に
失敗のようです。
本当はどんな人物か存じませんが、松陰を育てた先生、
いくら厳しくても「公」の存在としての厳しさです。

奥田=玉木は狂人のような顔をして怒るけれど
そこで止まるのですね。
「昔存在した、厳しい人物」でしかありません。

見え隠れするのは「私」としての厳しさ。

それは当時の教育としては超低レベルになっちゃうので
いくらドラマとはいえ、失敗のようです。


脚本は無難。

ただ、無難過ぎて平凡なところもあります。
視聴者を甘く見ないように。

叱られたぞ、陳腐なホンならここで雨だが、
と思ってると本当に降ってきた、笑いました。

書庫に入り込んで叱られるところも説明不足。
リアルさが足りません。


演出も無難。
江戸時代、そうかなあ、はありましたけれど
私が知らないだけかもしれません。

例えば、混ぜご飯のムスビ。
一般的かなあ。
経済的にはきつい筈だけれど。

美術や特撮は上手です。

ただ本当は家など、もっと狭苦しい空間ではなかったか。


何はともあれ酷い出来の大河にはなりそうもないようで
(好きな俳優も多いし)
期待します。

くれぐれもおチャラけた青春ドラマにはしないでね。

多くの人は、生存を賭けて疾駆したのですから。

苦手な生徒

2015-01-04 14:04:58 | 辞め塾通信
塾の名前を冠したブログですから、もっと仕事に関する
ことも書かなければなりません。
塾を辞めるのですから、営業にも縛られませんし。

ところが書きにくい。

様ざまなことが関係しそうで、もし万一誰かに
悪くとられるかもしれない風に書いてしまっていたら、
大変です。
気づかないまま書いてしまいそうなのですね。

どうしても、表面的な内容になりがちです。

以下、ネタが少ない中から


私が苦手な生徒のタイプは?

勉強というものは、訊かれたことにマルで答えればよい
と思い込んでいる生徒でした。

長くやってると時たま出会います。
人間だれしもそういう傾向がありますが、極端な子。
ガチガチにそうなっているときがあります。

何か訊かれると、即座に返事がきます。
考えていないんだから早いの何の。

「一番。
 え、違う?
 じゃ二番だ。
 えー?三番なの、じゃ、そ・れ・で」

三択問題でも一気に済んでしまいますね。

少しは考えてもらわないといけません。
(ちょおっと待ってね、初めにこの問題で一番って
 答えたよね。どうして一番って思ったのかなあ)

もちろん明確な答えはありません。

「たぶん、雰囲気で一番がそうだと思ったから」

でも「長~く」人生をしてきてるお蔭で、そう言うと
叱られそうと知っていますから、結果・・もぐもぐ。

(一と二と答えの内容はどこが違うのかな、分かる?)
(そう、ここだね、じゃ問題文には何て聞いてある?)

ここらあたりで、もうしっかり説教されている気分でしょう。
「メンドくせ」・・・黙っておくに限ります。
どうせ何か言っても、・・文句がくるだけ。

「いいじゃん、答えは三なんだから」


大人になれば、まず答えを探すという方法論はアリ
ですが、小学生の勉強はそれでは不十分です。

まず何より、考え方を身につけることが大切ですから。

少し触れましたように、人間には訓練も必要です。
(ににんがし)はゲーム感覚でよろしい。

ただそればかりを勉強と思い込んでしまうと
取り返しがつかなくなるオソレがありますね。

中学生くらいになっても、○×志向の強い子がいて
そのワリに成績は悪くない子がいます。

「それじゃ、すぐに行き詰るから」と言っても
ピンとこないらしい。
何しろ学校の成績は悪くないのですから。

そういう子をよく見ると、やはりほぼ考えていません。
自分で答えを導かなければならない場合は
「やり方」に頼ります。

とにかく、模範的なやり方を探し、理解しなくても
答えを出せばよい、となります。

こうなれば「手遅れ」です。

もちろんそれ以降も人間として成長する部分は
あるでしょうが、人により将来が・・・

少なくとも本来は持っていたであろう可能性を
完全につぶしてしまっています。

大雑把な感想で言いますと、小4くらいで、もう
重症になってしまっている子が多いようです。

真面目な子なのか、廻りからの重圧がひどいのか
本人には罪の大半が帰せられませんが
そうなっている子に「自分で考える」ということを
分かってもらうのは大変なんですよね。

目の高さ、人と猫

2015-01-03 10:28:11 | 塾あれこれ
本の広告に『猫が人を育てる』とかいった風なものが
あったと記憶しています。
最近です。

たぶん「人間は猫を飼いならしたと思っているであろうが
実は反対で、猫が人を躾けているのだ」という内容で
あろうと思いますね。

本の題名としては惹きつけます。

ま、「実は正反対なので」という発想はよく見かけます。

レトリックとしては面白いし、人間の発想がいかに
言葉に縛られ、かつ自己中であるかが明らか。

二つのものの関係は、Aだ、いや反対だ、と言える
ものです。

どちらも正しいけれど、一方的であるに過ぎません。
「名前をつける」ように恣意的なことなのです。

人と猫と、仲の良い組み合わせがあれば、どちらがどちらを
飼いならしている、とも言えますし、飼いならすという関係は
ありえない、とも言えます。

本当はそんなことで(目新しさ)を覚えること自体が
陳腐なことかもしれません。


それにしても猫と人の関係は不思議ですね。
ペットとして人が癒されるということを除けば
すでに「人間の役にたつ」面は消えています。

戦後しばらくのわが国では天井裏をネズミが走り
対策に苦労したものですが、ゴキブリより先に
遠のいていってしまいました。

役目を終えた「家畜」は消えるはずなのに。

消え去るどころか、家族としての存在感は増すばかり。
主従関係ではないところが猫の最大の魅力です。


猫にしてみると、人間は巨大な肉体を持ちます。

目の位置は人間のヒザくらいですから、彼らが人を
見上げる時は、人が何階建ものビルを見上げるのと
同様の感じです。

敵対すると、危険極まりないものでしょう。

そこが、犬が見る人間との関係との大きな違いです。

猫は頭が悪いから人間を怖がらないのでしょうか?
いや、自分の生命維持のためには、危険なものから
離れてしまうのが、安全です。
すべての動物に共通のことですね。

ジンベエザメと小判鮫の関係でしょうか?

そこまで一方的な関係ではなく、友達とハウスシェア
するような関係ですよね。
独立性が強い。

それにしても、ビルディングと暮らさなくても
よいでしょうにね。


猫同士はあまり声を出し合いません。
喧嘩をするときくらいですね。

ところが人間に向けては良く鳴きます。

人間が喋るのを真似ているのでしょう。

「こいつら、鳴いてやらねえと意思が通じない。
 感性が鈍いやつらだねえ。

 ほら、メシだって。にゃ~。早くしろよ」

さぶう

2015-01-02 10:16:57 | 太陽光通信
『初春の寒さに四肢もちぢこまり 指折るごとく病院を待つ』

地球温暖化で寒暖差が大きくなり、エネルギーを
更に使うような世の中です。
悪循環の典型ですね。


2014の我家の電力

太陽光発電 3243.3kwh(93.3%)
自宅消費   2821.8kwh(94.6%)
売り電力   2349.1kwh(93.4%)
買い電力   1927.6kwh(95.1%)

括弧内は昨2013年に比べた割合です。

去年は夏の天候不順で発電量が少なかったようです。

暑くなかったのでその分、消費量も減りました。

この冬の寒波がなければもう少し削減できたのに。
(12月は一日平均消費が10.4kwhに近くなっています)

結局、売り買いを考えない太陽光発電の「自給率」は
114.9%となり
昨年の116%より微減となりました。

それでも、電気だけでいえば地球環境に負荷は
かけていません。

それがどした、って言われれば返す言葉もないけれど
町の緑化で個人一人一人がゴミを落とさないのと同様に
温暖化ガス排出を一人一人のレベルで削減することも
大切と思います。

アメリカ人や中国人のような無神経な生活は
送りたくありません。
無知、傲岸。

日本人もサボってはいけませんよね。


『セコハンの狭小小屋に設備載せ 笑ひを誘ふ3kwh』

紅白・・いまいち

2015-01-01 16:23:29 | 塾あれこれ
昨夜の紅白、イマイチでした。

もともと他に見るものが無いヒマつぶしですが
昨夜は引き込まれるものが少なかったですね。

若向きに舵を切ってるのでしょう、
つまり、年寄りはついていけない。

もっとも以前のように演歌ばかりが並ぶのも
今から思えば退屈です。
音楽が新しく、かつ若向きになるのも当然。

コブクロとかドリカムなどが出なかったのも
単調さに拍車をかけたかもしれません。

中学の学芸会程度、と言っちゃ失礼かな。

でもあれだけワンパタンですと。


舞台技術は年々上がってきているようです。
中継技術はそれに付いていけてませんね。

総合的な演出がバタバタしすぎでした。
他会場の中継が増えたのだから楽じゃないのかなあ。

稚拙きわまる司会は仕方がないのでしょう。
それにしてもあの程度の人間で生きられるような甘い
世界だったのか、と驚きました。


一か所だけ泣けました。

天童がたかじんの曲を歌ったところです。

たかじんは私と同年の生まれですから
余計に沁みたのかもしれません。

「ああ、死ぬってこういうことか」

仏教の(無常)が思われました。

いつ死んでもという年齢にはなってきましたが
早すぎたねえ、と思わざるをえません。

私の残り時間は、さて・・

おめでとうございます

2015-01-01 14:45:08 | 塾あれこれ
新年お目出とうございます。

申し訳ないことながら、当方は昨春にがっくり
体調を落として以来、人生で初のお正月を
迎える気分です。

若い子ころも無茶はしなかったハズですが
自分の持ってるものからすると、無理をしてた
のかもしれません。
他人から見るとお笑いになられそうですが。

頭はもう少しは持ちそうな気はしますが
例えば、目がしょぼしょぼしてきました。
画面に向かうのがひどくおっくうですね。


ええ、正月早々に冴えない話ですみません。

今後も暫くは更新し続けます。

今年もよろしくお願いします。