イスラム国人質

2015-01-21 18:34:19 | 塾あれこれ
すごいタイミングで攻撃してきますね。

昨日、たまたまラジオを聴いていたら
(カントの認識論を分かり易く話していました)
4時前でしたか
「番組の途中ですがニュースです」

一通りニュースが流れて、もとの番組のトークに
戻った瞬間、何とも言えぬ間が空きました。
さすがに驚かれたのでしょう。

安倍首相が中近東を訪問し、人道支援をブチ上げた
その直後に、噛みついてきたわけです。

(今、日本の首相はイスラエルにいるぞ)
ということもイスラム教徒にアピールしたのでしょう。

日本にとって厳しいタイミングの身代金要求。

受ける訳にはいかないことを言い募る
喧嘩をしかける側の常道です。

こんなことをすれば日本という大国を敵に回す
ことは明白です。
普通はこんなことはしません。

イスラム過激派は感覚が違うのでしょうね。

まず、敵味方をはっきりさせ、
敵であれば噛みつく。

テロリストのやり方でしょう。

敵ながらすごいことをやってきます。


日本にとっては、ワキが甘い中東訪問であった
ようにも見えますね。

今回の事件を呼びこんだ・・

以下のような事を言うと叱られそうですが
安倍首相にとって、難問ではあるが
ご自分の主張を裏づけてくれる事件になるかも。

(世界はこうだ、これが現実
 力で平和を構築しなければ)


ともあれ良い解決を望みます。
日本の外交力が試されています。
とてもとても難しそうですが。

陳舜臣さん死去

2015-01-21 14:39:23 | 塾あれこれ
お年を召されていることは承知していましたが
亡くなられるという意識はありませんでした。
完全な思い込みなんですけれどね。

小説では司馬遼太郎に比して、販売量は負けていましたが
(陳さん好きの私はたぶん文庫本なら全て目を通したハズ)
一方で評価が高まった学者的な仕事もすごかった。

特に『中国の歴史』(平凡社)は勉強になりました。

中国の歴史は長大であると実感できます。


中国系の人に多い「我が民族は偉い」という自負を
見せびらかさない穏やかな表現には好感が持てました。

中国とも再び関係改善の空気が見えてきました。

天国でも見ておられるでしょう。