『国民共通番号』

2015-01-15 20:32:29 | 塾あれこれ
「国民総背番号制度」がいよいよあと1年で始まります。
やる側はメリットを並べたてますね。

確かに、きちんと運用されれば最終的には
国民のコスト負担は減りそうです。

(少なくとも私には「減らない」という理由が
 見つかりにくい)

では、本当に「善意のシステム」だけか?
まさか、日本の優秀な官僚たちが、ね。

銀行預金の封鎖などに使うのではないか、と
言われますが、どうなんでしょう。
それだけならば現システム下でも出来ないことはない。

また、政策の影響から考えて、非現実的です。
もっと経済が混乱している時の、奥の手でしょう。

私は新たな課税のために使われる、と思います。

資産課税ですね。

金持ちへの年金減額なども現実的ですが
やっても収入のタカは知れています。

消費税と同様に、国民全体に掛ける税金は
額が見込まれますね。

「マイナンバー」で資産を調べ上げ、そこに一律
初めは小さな率を税金にします。

これは消費税と同じく、必要に応じて幾らでも
掛けられますね。

しかも資産家の負担はビンボタレとは遥かに違い
軽くて済みます。


いま、これは危ないと言っても相手からは
「そんなことは一切考えていません」と言われるだけです。

逆に「どうしてそんなことが言えるのですか」と
切り返されて終わりです。
証拠なんてありませんからね。


私が若いころ佐藤内閣の沖縄返還がありました。

裏に一杯密約があるぞ、政府が言う通りだけではない、と
誰しもが思っていました。

しかし、あの調子で「そんなものはない」と
突っぱねられると、そこから先へは進めません。

現実は佐藤栄作および、役人の多くがミエミエの嘘をつき
影で笑っていたのです。


それとまったく同じ感覚がしますね。
なぜマスメディアは総背番号を問題にしないのかなあ。