『問題のあるレストラン』

2015-01-17 18:55:02 | 見る
坂元裕二さんの脚本となると見ないでは損です。

演出もいつものコンビで、良いですねえ。

また俳優陣が宜しい。
好みの女優さんがメジロ押しです。


今までならば、半分の時間で笑わせ
残りでジーンとこさせるパタンでした。

今回は「明るい」部分の割合が多かったようです。

喜劇というよりファンタジーに近い感じでした。

暗い部分というか、真面目な部分というか
そこが少なく、またファンタジーに近い描き方に
なっていたのは、取りあげたテーマが重すぎるから。

セクハラってシンドイ問題ですよね。

セクハラの罪に最高刑は死刑、というのも
感情としてはありうることです。


ただ正直を申し上げて私が会社でセクハラをしていなかったか
本人はそんな積りは毛頭ありませんが、相手がそう思って
おられることは本当に皆無であったか、自信がありません。

会社社会では男尊女卑がまかり通っていましたし。

もし、そんなことがあったりして、覚えているか?
はなはだ疑問です。
それだけワキが甘かったということです。

少なくとも「私のツモリは」と言いたい部分もあるかも。

もちろん『お前のツモリなど関係ねー』のですが。


御粗末な人間ですから山ほど欠点があります。
人種差別の気分とか・・

カーっとなったら表に出るかもしれません。

そういう自分を思うと、ノンビリ笑ってなどいられません。


だからファンタジーに仕立てあるんだね。