(36)「熱い!」と口に出して熱かったと分かる

2006-09-13 11:13:46 | 考える

音楽で考えるの続きです。
(さすがに時間を盗みづらくなってきましたね。
私でも忙しいときがあるんだ・・・)

音楽について言葉で考えるのではありません。
例えばピアノを奏でながら、言葉ではなく「考えて」
いることがあるはずです。

人間は言葉に多くを頼っているために言葉では表せな
いものを軽視する傾向があります。
それどころかほぼ言葉に支配されているために、感覚
や感情まで口から言葉がでてきてやっと自分のことを
わかるというくらいです。

ヤカンに触れ、「わっ」と思って手を引っ込めその後
口から「熱い!」と言います。どうも、口から出て初
めて熱かったということが分かる様ですね。

「おいしい」「悲しい」みな口に出しています。
ワンコやニャンコは言葉に頼らず純粋に頭に浮かべ
られるものを、人はそうはいかないのです。

それほど言葉に支配されているのですが、言語に支配
されない思考の一つが音楽。

そして、音楽を学ぶと言語や数学によい影響が出ると
も言われています。これも「考える」からでしょう。

将来は音楽で考えると言うことの学問的な研究も進む
に違いないですね。

絵画なども同様でしょう。

また武道のように体を動かしながら、体が「考えて」
いるということもあります。
ウオーキングで頭が働くとも言われますね。

考えることを上手にするためには、自分の環境の整備
も必要ですし体調管理も大切です。
最近はお上から生活習慣についても指導があります。

生活習慣などと思考とには強い相関関係が働くことは
間違いないでしょう。
何も最近の研究によらなくても大昔から言われてきた
ことです。
(続きは次回)
10.25



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